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『「引き出し1つ」から始まる! 人生を救う 片づけ』井田典子


すべては「枠を決める」ことから

ザクっと、気になったところをまとめます。

制限があるからこそ、自由が楽しめます。
本はこの棚に並べられるだけ
食品ストックはストッカー1段に入るだけ

「だわへし」

「だ」出す
「わ」分ける
「へ」減らす
「し」しまう

3/4の暮らしを意識

・3日分の買い物で4日過ごす
・1日の食事の量を3/4にしてみる
・4日のうち1日は車に乗らない

ごまマヨネーズ
(作っておくと便利)

マヨネーズ大4、
すりごま大2
砂糖小2、
しょうゆ小2
酢小2

年末家事のリスト化
(著者の例を参考に)

カーテン洗濯
クリスマス飾り付け
家計簿のまとめ
不用品の処理
書類の整理・処分
年賀状
食器棚の整理
不要なシャツを雑巾にカット
冷蔵庫の整理
庖丁を研ぐ
新年用タオルや下着の新調
おせちの買い物
窓拭き


片付けの考え方としては。
基本中の基本、「全部出して、しまう」方式ですね。

著者は服は季節を問わず1アイテム5点と決めているそう。
つまり、スカート、パンツ、Tシャツ、ブラウス、コートなど、
すべてが各5点。これはほどほどで良いかも。

あ。著者も冷凍推進派ですか!
ワタシは何度もいいますが、冷凍は嫌いです。

人生は救わないと思いますよ。
まっとうな片付け術ではありますが。
目新しいところは特にありません。

(2018.12.15)
この本以外でも見た記憶がありますが。
「枠を決める」のは私が一番やりたいこと。
これができたらすごく楽になりそうです。


『仕事がはかどる 文具術』

2019.05.24 モノ   comments 0

マネたいものはあまりなかった。

と言いつつ、やってみてもいいかなというのを書き出してみた。

・無印の修正ペンでモレスキンの表紙を彩る
・ファイルの背表紙にはマステに書いたタイトルを貼る
 (剥がせるので、再利用出来る)
・大事なメモをマステで手帳にチョイ貼り
・マステを付箋代わりに
・マステの簡易定規

120頁の「1分でできる空き封筒で手作りリユース文具」はいいね。
空き封筒って、活用したいと思って捨てられなかったりするから。

ていうか。このコーナーの宇田川一美さんの本、過去に読んでた。

封とうで可愛い小物を作りました。  宇田川一美

(2018.10.7)
100人以上の人の文具術が載ってます。
でも正直「術」ってほどのものでは……
たまに、参考になるところもあります。


『福々うつわの本』稲葉カヨ

怒濤のポジティブ(正直、食傷するかも)。

1ページに一つの小皿。
そして、エッセイというか、メッセージ。

すべては福!という超ポジティブさ。
ポジティブすぎて、ちょっと怖いよ。
ねぇ。無理してません?

自分で自分に言い聞かせてる?
それとも心の底から、こういう気持ちで生きてる?

この本、帰郷した弟が持っていて。
「書いてある言葉がいい」って。

うーん。
自分にエールを送り過ぎじゃなかろうか。
こんなに前向きであろうとするのは不自然ではないのか。

ふと。私は。
悩んでる人がなんだかんだ言って好きだという気がしてくる。

いや。
カヨさんも悩んでいて。
そんな自分を励ますように、こんな風につぶやいてるのかも。

それでもなぁ。陶芸家ならば。
言葉ではなく。自分の作品に語らせたらいいのに。

へたうま風の絵付けは。
いかにも「オモロいもん好き」の弟が好きそう。
私は正直、あまり好きじゃない。

でも。味はあるよね。
なんとなく、へにゃっと力が抜ける。
これが著者の言う「福々」だろうか。

作る人が楽しんでいるというのは伝わってくる。
実物の方が、もしかしたら魅力的かもしれないな。

好き嫌いは別として。
作品に「声」はあると感じられる。

文章の方も。
一気に読むと、ポジティブの胸焼けが起きるけど。
ひとつかふたつ、拾い読むには悪くない。

一ページにひとつの絵皿の写真。
それに短い文章が添えられている。
すっきりした構成には好感が持てます。

一つ、引用してみましょう。

このページの小皿は鏡餅の絵。
お餅は重なった上のが赤、下が白で、紅白のめでたさ。
みかんも葉っぱも大振り。
添えられた文章は以下のとおり。

「もちはもちや 気持ちは自分や」

「餅は餅屋」・・・何事も専門家に頼むのが良いという意見。

自分の気持ちの専門家は自分です。
自分の気持ちは自分次第。人のせいではありません。
笑うも怒るも泣くも楽しむも自分の自由。
いつも世界を創っているのは自分。
自分で自分のご機嫌とろう!
(人のせいにして気分がよければそうしよう♪)

ね。ポジティブでしょう。
でも、「自分の気持ちの専門家は自分」って言葉はいいな。
もっと大きく言えば、「私の専門家は私」かな。

実は自分自身のことが一番分かってないとかも言うけれど。
いや、そうじゃなくて。自分のことは自分がよくわかってなきゃ。

自分で自分のご機嫌取りをするのは大切だと思う。
著者はそれが上手な人なのかもしれません。

私の場合。
時々、どよーんと落ち込むことも。
自分にとっての必要行事だったりするかもしれない。

悩んでる私も、時々は好きなんだ。
いつもポジティブな自分とか、自分とは思えない。

ポジティブ過ぎる人に呆れちゃう自分は私らしくて。
それはそれでいいんだと思う。

・・・あれ?
著者のポジティブが伝染しましたか?

(2018.12.30)
Amazonに在庫なし。
雑貨屋さんとかで扱ってる本みたいです。
本屋さんには置いてないのかも。

2019年4月に観た映画

2019.05.22 映画   comments 0
*映画タイトルをクリックすると、映画.comの作品ページに飛びます。

mybookshop.jpg 4/5
マイ・ブックショップ
★★★★
監督 イザベル・コイシェ
2017年 スペイン
112分

エミリー・モーティマー
ビル・ナイ
パトリシア・クラークソン



地味だけど。哀しいというか悔しいけど。
主人公を幸せにしてあげて!と叫びたいけど。
何しろ、素敵な英国の田舎町の風景。
フローレンスの開いた書店はまさに私の理想。
行きたい!可愛い!おしゃれ!落ち着く!
主人公は若くもない未亡人で美人でもないですが。
洋服やもの選びのセンスが抜群。
本棚までもが色彩が調和していて見事。
彼女の愛弟子(?)の少女も超・おしゃれ。
話の暗さを救ってくれる愛らしい色彩に満ちています。
ヒロインの唯一無二の味方である親友のことが。
私は素敵だと思いましたし、そのぶん辛いお話でした。

yukiguni23209.jpg 4/12
YUKIGUNI
★★★★

監督 渡辺智史
2018年 日本
87分

井山計一


京都シネマにて。

私の一番好きなカクテルが「雪国」なんですよねー。
と言いつつ、もう6、7年前だな、最後に飲んだの。
バーなんて行かない生活になっちゃったので。

そのカクテルを生み出したバーテンダーのドキュメンタリーです。
90歳を超えてなお、現役。かっこいい。
なんかでも、単純にいい話、でもなかった。
幸せな人だなぁって思うけれど。
本人もそうと自覚しておられるのだけれど。

娘さんも息子さんも。
店のことが第一だった父と母に複雑な思いがあって。
ほのぼのとはしないんだな・・・

井上氏は伝説のバーテンダーとなりましたが。
奥様の晩年は幸せではなくて。
いや、そうと決められるものでもないのですが。
本人も周囲も苦しんだ、その爪痕が見えてしまう。
身内を亡くしたばかりの私にはそれが苦しかった。

何だろう。
それでも。氏の笑顔と話術に魅せられて。
店に通うお客様の気持ちはよくわかるし。
こういうお店が近くにあったらいいなぁと思うし。

格好いいよね。バーテンダーって。
格好いい人に会える場所、であってほしいよねバーは。
当然ですが、格好いい=イケメンということではありません。

日常は格好いいものではないから。だからこそ。

『リバティ好きの小さな幸せ リバティプリントで日々の暮らしと旅の手作り』 玉村利恵子

2019.05.21 手芸   comments 0

いつか、行きたいお店、トランテアン。

ていうか、近いんだけどね。割と。
京都の西の方だから。
私は大阪の北の方だから。

なんか。中途半端な場所なので通過しちゃう。
住宅街なんだよね。知り合いもいないし。
用事が他に、何も無い。

でも。「いつか」を「今」に買えなきゃね。
私の溜めに溜めた「いつか」貯金、消費しなきゃ。

うん。「いつか」も悪くないの。
未来のお楽しみということで。
ま。心のゆとりというか「貯金」だな。
お金じゃないから……「貯心」かな。

で。また。「いつか」が溜まっちゃうけど。
本書に載ってるピンクッション(p6)可愛い。
p38の刺繍のマルシェバックを作りたい。
p49のかぎ針ケースも作りたい。

正直。リバティじゃなくてもいい。
リバティは好きと言えば好きだけど。
多用しすぎると騒がしいと思うのね。

パッチワークではなく。
布は単品づかいの方が実は好き。

あ。今更だけど。
著者は「トランテアン」というお店の店主。
京都にある、リバティ布を中心にした小さな店です。

(2018.10.22)
お店のURL貼っておきますね。
オンラインショップもされてて、キットも色々売ってます。

リバティプリントショップ トランテアン

『嫌なこと全部やめたらすごかった』小田桐あさぎ


好きなことしかしないで生きる!

え。無理でしょ。
嫌なことでも「やらなきゃならない」でしょ。

だって。
「嫌なことをやめる」=「苦手なことに他人に丸投げ」ですよ。

でも。
著者はそれをやれ、と言う。
そうすれば幸せになれる、凡人を卒業できる、と。

とりあえず、嫌なら会社やめなよ、家事やめなよ、と。
それが無理なら有給とるか、食器洗いだけでも夫に頼む。

あ。過激な提言の後に現実的フォローも入るんですね。

えーと。ご本人は。
家事も子育ても外注して。やりたい範囲でしかしない。
仕事も本当にしたいことだけ月に8日程度。
それで、人並み以上に稼いで幸せです、と。

彼女をマネたら全員がそうなるわけでもないだろうし。
それが幸せだとそもそも私だったら感じないけれど。

以下の考え方が著者の根本にあって。
彼女にとっての幸せを追求した結果だということには共感します。

「自分だけの幸せな人生」に必要なのは、自分に足りないところを補う努力でも、人に合わせての改善でもない。
自分を認めて受け入れてくれる他者の存在でも、お金でもない。
「自分を知り、自分だけの魅力で、人生を幸せに生きる勇気」
ただ、これだけ。

自分の生き方が世間から叩かれるとわかっている。
でも。意外なほど支持された。
同じように生きたい女性もいるだろう、応援したいと。
彼女はそう言う。

彼女の男性観とかは、好きじゃないですけどね。
まぁある意味、当たってるところもあると思う。
ていうか、彼女に都合の良い男性を引き寄せたんだね。
そういう男性もちゃんと世の中存在するってこと。

あ。どんな男性かは本書を読んでください。
(もしも、興味があるようでしたら)

だから。自分の生きたいように。やりたいように。
ひたすら「自分流」を貫いて生きるのが正解なのかもしれない。

「こうあるべき」
「これはやるべき」
「これが正常」

ま。そんなこと気にしても。
それで誰かが褒めてくれるわけでもなく。
褒められたところで人生の足しににもならない。

他人の価値観に沿って生きていては。
自分の中に降り積もるのは不満ばかり。

たとえ会社に勤めていても。
やりたくないことをやめられると彼女は言い。

確かにね。
実例として思い当たる。

100人中、99人がせっせと言われた通りやる。
たった1人、それを守らない人間がいる。
でも。不思議とそれが通用する。

そして。皮肉なことに。
人並みのことはいくつも放棄しているその人が。
一番愛されて、実績もあげ、出世する。

そう。嫌いな仕事は全て捨て。
好きなことだけに集中できるタイプは得するの。

わかっていても。
普通の人はできない。「普通」であろうとするから。
自分の気持ちを通すためにルールに逆らう勇気はない。

私も辞めたいと言いながら。仕事を辞めれてない。
でも。以前よりかなりマシな部署には移れました。

私が彼女式に自分の好きな仕事だけする、としたら。
きっと。接客以外はしません。
それは確実に無理なのですけれど。

それでも。
気が狂うほどの付帯業務の山に押し潰されて以来。
なるべく上手に避けるようになりました。

でも。そのうち。
避けきれずに押し寄せてくるのはわかってる。

人手不足の現代。
嫌いなことを避けるとか、ほぼ不可能ですよ。

得意分野をアピールしても。
その分野での実績を示しても。

結果が大事ですらなくて。
業務がなんとか回るってことが大事なんですよ。

そういう場所に勤めてるのがそもそも間違いってこと。
あと。ま。立場の問題もあるし。

ただ。それでも。
著者のおかげで。少し、気持ちが強くなった。

仕事に限らず。
嫌なことはなるべく手放していこう、って。
そしてその分空いたスペースを好きなことで埋めよう、って。

嫌なことを当然の勤め、と思い過ぎなのかもしれないよ。
そんなに真面目に「これは最低限やるべき」と思い詰めなくても。
やらないならやらないで、道はある。

好きなことをやる時間をなるべく多く持つ。
結局、幸せってそういうものかもしれない。

我慢するのを美徳とするなっていうのは賛成。

我慢と努力は違うっていうのは本当にそう。
努力はね、楽しみながら自分を成長させることなんだ、って。
そうだったね。忘れかけていた気がする。

たぶん。そうは言っても。そうは行かないんだよ、と。
多くの人が言い。私自身もこれからもそう言うだろうけれど。

彼女の以下の言葉で締めくくりましょう。

しなきゃいけないことなんてこの世にはないんですよね。呼吸とか睡眠くらいじゃないでしょうか。本当にしなきゃならないことって。人生は短いんだから嫌なことをしてる時間なんてありません。


(2018.12.14)
「いつか」なんてないんです。
明日できないことが1年後できるなんて幻想です。
こう、著者は断言していて。
あ・・・耳が痛い。
私の「いつか」の山はかなりの標高に育っているので。
2019年は、その山を崩す一年にしたいです。

『ひといちばい敏感な子』エレイン・N・アーロン


「生きづらさ」を抱え続けてきた人へ。

要は、HSPについて書かれた本です。
HSPって、最近言われ始めたのですけれど。
簡単に言えば、この本のタイトルの通りです。

「ひといちばい敏感」

これによって、どのくらい生き辛くなるかということ。
あー。わかる。わかるわかるわかる。わかり過ぎる。

HSPについての説明は、知りたい人はこちらを。

https://www.10000nen.com/media/3512/

HSPの診断テストもこちらにあります

https://hsptest.jp/

やらなくてもわかってましたけど。
私のHSP度は、満点(?)に近いほど高かったです。

そもそも。
私がHSPのことを知り、自分がそうではないかと思ったきっかけは。
職場の同僚におそらく発達障害であろう人がいて。
その人との軋轢で精神を病んで、休職することになったのが発端。

辛い日々の中で。
その人を理解すること、
もしくは自分の被害を減ずる対応を学ぶために、
発達障害についてあれこれと調べました。

彼女がそうであろうことは。
私一人の見解ではなくて。
身近に関わった人の一致した意見でした。

ただ、発達障害のせい、としてしまうと。
発達障害の人全般に失礼だとも思える、
彼女のみの特性ではという問題も多々ありました。

サイコパスか、精神分裂、虚言癖か。

ノルウェイの森のレイコさんを追い詰めた少女の恐ろしさ。
あれに、かなり似ているんです。ほんとに。

引用してみましょう。

「その子は病的な嘘つきだったのよ。あれはもう完全な病気よね。なんでもかんでも話を作っちゃうわけ。そして話しているあいだは自分でもそれを本当だと思いこんじゃうわけ。そしてその話のつじつまをあわせるために周辺の物事をどんどん作り変えていっちゃうの。

でも普通ならあれ、変だな、おかしいな、と思うところでも、その子は頭の回転がおそろしく速いから、人の先にまわってどんどん手をくわえていくし、だから相手は全然気づかないのよ。それが嘘であることにね」

「彼女は自分を守るためには平気で他人を傷つける嘘をつくし、利用できるものは何でも利用しようとするの。
そして相手によって嘘をついたりつかなかったりするの。」

「病気なのよ」

「病んでいるのよ。それもね、腐ったリンゴがまわりのものをみんな駄目にしていくような、そういう病み方なのよ。そしてその彼女の病気はもう誰にもなおせないの。死ぬまでそういう風に病んだままなのね。だから考えようによっては可哀そうな子なのよ。」

ああ。ほんとに! 似過ぎている!


とにかく、病的な嘘つきで。
一日中、嘘ばかりついているのですが。
本人がどうやら、その嘘を心の底から信じていて。
ゆえに彼女の中ではそれは絶対的な真実で。

ただ。
嘘つきの部分を覗いて考えると。
ちょっと、幼少時の私ももしかすると、
彼女と似たようなところがあったかもと思えたりもしました。

これは、上に引用した少女のような質のものと違う面です。
自分の世界にこもり勝ちという傾向の特性の部分。
あと周囲に馴染まない、空気を読めないとされがちなところ。
妙に何かの点で意固地になるようなところ。

私が「普通ではない子」とされてきたのは確かなので。
その普通でなさというのは、「発達障害」だったかも?と。
ちょこっと、近い部分もあるような気がしてきたのですね。

そもそも。彼女がまき散らす害は相当なもので。
ひとことで言うと、共に働く人間は発狂しそうになります。
比喩ではなく。ほんとうに。
彼女に耐えられず仕事を辞めてしまった人もいます。

身近に発達障害の人がいる人がかかる病気もあるそうで。
私はそれではないかと疑ったりもしました。
(カサンドラ症候群)

毎日、彼女が夢に登場し。
食欲はなく。
そもそも眠れず。
彼女の顔を見るだけで震えが走り。
職場へ向かう電車に乗っただけで吐き気。

で。ありながら。
私に対して一番、関わってくるのです、あちらから。

そして。ひたすら嘘をつき。
仕事ではありえないミスを積み重ね、
その尻拭いはすべて、こちらに回ってくる。
決して、自分の非を認めることはありません。

毎日驚愕レベルの事件・事故を起こしているのに。
誰よりも自分が仕事ができて頭がいいと信じている。

どう考えても。私自身はそうではない。
そうなのだけれど、何かちょっと、ひっかかる。
微妙に、相手方から「同族のよしみ」的な接近を感じる。

彼女が発達障害だと皆が口を揃えて言うのは。
嘘つきだからではなく。
常にユラユラ揺れていて、同じ話を延々と繰り返し、
まず相手の気持ちがまったくわかっていないのが明らかで、
つい先程のことを覚えていないことがしょっちゅうで、
何があっても自分が正しいという信念が強固で、
まぁ・・・もうキリがありませんが、
ありとあらゆる症例が当てはまったからです。

誰も。そうは言わないのだけれど。
なぜか。彼女に悩まされ、苦しんでいるうちに。
実は私も発達障害なんじゃないかと思えて来たのです。

そんな時に。HSPのことを知りました。
あ。これか。とすぐに納得が行きました。
実際、HSPは発達障害と間違われることが多いそうです。

いちばんの違いは共感能力が強いところで。
神経の過敏さというところでも、タイプが違うと思う。
でも。私はまさにHSP的な神経の細かさでした。
子供の時は、特に。何もかもに怯えていましたから。

今も基本的に。変っていません。
ただ、あるパターンを習得すると少しは「慣れる」。
我慢や、やり過ごしが可能にはなる。

この本はHSPというか、HSCという、
過敏過ぎる子の話なのであって。
その生きるのにどちらかというと不利な特性(病気ではない)を、
プラスのスキルと捉えて成長していくための提言なのですよね。

読みながら。
ああ。私は自分には合わないやり方で育てられたなと思いました。
けれど。両親は育てにくい子をそれでも頑張って育てたな、と。

知ってても。知らなくても。
どっちみち、私は私だった、と。今は思います。

母がこの本を読んでいたりしたら。
私も母も、だいぶ気持ちが楽だったでしょうけれど。

HSPであることがいいとも、悪いとも言えない。
私はとにかく、幼少時と思春期、異様に生き辛かったけれど。
そして、その理由の一端が判明したとは感じたけれど。

敏感であるがゆえに、得た恩恵もたくさんあった。
というよりも、その苦しみもひっくるめて私自身だった。

発達障害の子と働くことで。
精神を病むにまで至ったのも。
私の特性が悪い方に作用したのでしょう。

世の中の人には何でもないような些細なことに。
いつもいつも、傷ついているような気がして。
そんな自分を持て余し、呆れ、責めている人がもしいたら。

その敏感さは。責められるべきものではありませんよ、と。
そう教えてくれるというだけでも、本書は値打ちがある。

私は自分を苦しめた彼女以上に。
その彼女とうまくやっていけなかった自分を責めていました。

あ。HSPは「ハイリー センシティブ パーソン」の略。
この本が取り上げているのはHSC。
つまり「ハイリー センシティブ チャイルド」

ただ敏感だってだけのことにわざわざ名前をつけるなよ、って。
そう感じるひともあるでしょうけれど。

その敏感さの加減がどれほど普通とかけ離れているか、
それゆえに誤解されるか、もしくは理解されないか、ということを
身をもって知りながら成長した当事者はそうは思わないでしょう。

そして。これは病気ではない。
たぶん。人間の進化という意味で。
こういう特質の人もいることが大切だったんじゃないか、と。
著者は言っているわけです。

人類全員が過敏でも困るんだけどね。
でも。こういう人がいてくれなきゃな場面もあるのよ。

(2018.11.8)
5〜6人に一人がHSPだとも言われていて。
決して珍しくもないらしいです。
思い当たるフシのある人は読んでみると心が楽になるかもしれません。
私の書き方が不適切で。もしかすると。
発達障害でなくHSPで良かった、と言ってるように聞えるのではと心配です。
レイコを悩ませた少女がじゃあ「発達障害」なのか。
そこのところも掘り下げないで下さい。そうと言いたいわけではありません。
ただ。この少女にはきっとモデルがいるのだろうという迫真性を感じる。
それは若かりし頃に読んだ時にはわからなかったことでした。
私を死ぬほど悩ませた女性も、彼女なりの生き辛さを抱えているでしょう。
ちなみに私は「適応障害」と診断され、3ヶ月間休職しました。

  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
*ブログタイトルの由来

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