FC2ブログ
Loading…
 

心の整骨  015 person

2020.02.05 person   comments 0
 ソルダが上るのをみるのは、なんと目の保養になることか!彼は岩にしがみつくのではなく、かすめてゆくのだ。指先や足先でほとんど触れもしないほどだ。彼の動作にはためらうところや、ぎこちのないところはまったくなく、まるで進んでいないみたいだ。完璧なスタイル!

            レビュファ『星と嵐』

心の整骨  014 person

2019.05.01 person   comments 0
 語るときの声は穏やかで、キンキンとした声などの形容は当たっていない。尻あがりの語調に少し訛りを感じるのは、私が東京人のせいで、容姿も言葉遣いも作品同様に都会的である。洗練されていて、野暮なところは微塵も感じられなかった。

            中村 淳「青い絵具の匂い」


心の整骨  013 person

2019.04.01 person   comments 0
たいていの女優はお気に入りの言葉を持っている。ローレルの場合は“薄暮”(グローイング)だった。口に出して言うときの響きに具わる憂愁と寄る辺なさが心地よく、同時に“輝き”(グローイング)と似た響きもあって、光の破片(かけら)が闇を研磨してくれるような気がするからだ。

        ケイト・モートン『秘密』        
      
「心の整骨」って何のこと?と疑問な方はこちらをどうぞ。
「心の整骨  まえがき」 

心の整骨  012 person

2013.04.10 person   comments 0
彼女の存在は、私にとって微光というのでしょうか、ささやかでそれゆえとても尊い光のようでした。眩しい光ではなく、ひとすじの微光がよいと私はいつもおもっています。今日は彼女のためにも一生懸命お話ししなければなりません。

                辺見 庸「たんば色の覚書」

      

心の整骨  011 person

2013.02.12 person   comments 0
ジンゴロ先生は、たしかに、あまり白黒をつけない。梅さんと話していても感じられることだが、ふたりとも総じて寛容だ。ただし、どこかで絶対に譲れない部分を持っていて、グレーゾーンはそのうえで用意されている応接のためのごく私的な領域だという気がする。白黒を決めるときは、きちんと決める。
                  堀江敏幸「なずな」

  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
*ブログタイトルの由来

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています。

表示中の記事

  • person
2020年02月05日 (水)
心の整骨  015 person
2019年05月01日 (水)
心の整骨  014 person
2019年04月01日 (月)
心の整骨  013 person
2013年04月10日 (水)
心の整骨  012 person
2013年02月12日 (火)
心の整骨  011 person
次 >>

カテゴリ

カテゴリー 月別アーカイブ

 

***