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すべてがFになる  森 博嗣

2010.07.21 森 博嗣   comments 2
4062639246
講談社文庫
Amazon

「綾辻行人、法月綸太郎、我孫子武丸、有栖川有栖が絶賛!!」
というコピーからして、だいたい内容の傾向は予想できるというもの。

何というか・・・人工的。
本格ミステリには違いなく、トリックの鮮やかさには驚嘆させられるが、
現実離れしすぎの感は否めない。

著者が工学部助教授というだけあって、ハッタリでない知性が窺われる。
デジタル化する現代社会を、徹底的に肯定する登場人物も新鮮。

絶対に解けっこない!というパズルも魅力的だが、
個人的には主人公萌絵の嫉妬の対象が、いちばん面白かった。
(ネタバレするので詳しく語れません)

殺人者の冷酷さ、ドライさ、それを容認できる犀川先生の道徳観、
・・・は少々恐ろしいほどだが、その周囲に哀しさは漂っている。
不思議と、哲学的な味わいもある。

ヒロインの萌絵は好きになれないが、犀川先生のキャラクターはいい。
それだけでも続編を読んでみようという気になる。

(2000.4.6)
その後シリーズも何作か、それ以外の森博嗣作品も読んでるはず。
近年、ご無沙汰過ぎて、思い出せませんが。
また読んでみたい気もしますが、ミステリ路線が続いているので、
私の読書も、そろそろ方向転換しようかと思案中・・・。
なので、森博嗣氏と再会するのは、当分先になりそうです。


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