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本取り虫  群 ようこ

4480032045
ちくま文庫
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わぁー。内容覚えてない!
ただ、本書に貼った付箋がざっと30枚。
っていうことは、面白かったのだ。うん。

この頃の群さん、いいですね。
私、近頃の作品はちょっとダメでした。

取上げられている本は既読のものが多いです。
もしかすると、本の趣味が似てるのかも。

本好きで、手芸好きで、三島由紀夫好き。
女らしさに欠ける(群さんごめんなさい!)のも同じ。

でも、私には群さんの社交性はありません。
群さんみたいな面白い母親はおりません。
父は売れない絵描きではありません。

でも、私も弟がいるしなー。
嫁にいけてないしなー。

世代は違うけど、なんだかんだ共通点多いのね。

現役の文学少女にも、
かつての文学少女にも、楽しい本だと思う。
あ、手芸女子もね。

(2016.5.26)
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財布のつぶやき  群 ようこ

4041717213
角川文庫
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うーん。なんか共感しづらいのである。いや。しないな。絶対にしない。だって。このヒト、なんだかんだ言ったって、お金持ちだもの。だから、こんなにムダづかいができるんだよー。

いえいえ。贅沢というものは私は好きなので。他人様の贅沢三昧も実は楽しく読めたりするお得な性分だったりするのだけれど。群さんの場合は憧れも呼び覚まさないので。ふーん。そうなんだ、で終わる。

まぁでも。やはり、「面白く」書くことが上手な方であるので、ついつい読まされる。面白くなくはない。だけど、微妙に読後感がすっきりしない。他人事なのに、「それでいいのか!?」とツッコミたくなってきてしまうのである。

ああしかし。彼女より遥かに稼げていない私。ほんとに老後を考え出すと、笑い事ではない。笑いに変えられるくらいの精神力だかユーモアだか、財力だかが切実に欲しい。

(2015.12.28)

いいわけ劇場   群 ようこ

4062750112
講談社文庫
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身近にいそうな・・・自分の中にもいそうな。
何かに依存してしまう弱いヒト。

いや、もはやここまで行き着けば。
弱さというよりも、一種の強みかもしれない。

様々な依存症の人々が本書には登場しますが。
その言い訳っぷりの堂々としていること!

ハタからみて滑稽なほど、何かにハマったり、溺れたり、
冷静になれば自分でもバカとしか思えないほど、
常識を踏み外していたり・・・それでも。

そうでもしなきゃ、生きていけない。
だれもが生産性とか創造性とか社会性を発揮して、
輝かしい表街道を歩めるワケじゃないのだ。

まぁ・・・大抵の人はここまでになる前に。
ハッと目が覚めたりするんじゃないかと思いますが。

食べる、買う、打つ、可愛がる、
妄想する、演じる、拾う・・・
どれも少しずつは(いや所々がっつりと)思い当たります。

哀しいけれど。おかしい。
おかしいけれど、哀しい。
胸が痛いけれど、ホッとする。

(2015.2.1)

トラちゃん 群ようこ

4087494810
集英社文庫
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タイトルから、猫の話だと思い込んでいた私。
第一話が「金魚のよしこちゃん」だったので、意表をつかれた。
き、金魚? よ、よしこちゃん?

しかしだな、この巨大化してコイみたいに変貌した、
よしこちゃん(群さんの弟さんにしか、なつかない)、
笑わせてくれますよ~、そして、最後には、ホロリ。

さらに、さらに。

「手のり文鳥のチビの話」
「十姉妹のビンタちゃんの話」
「インコのピーちゃんの話」

と、続き、私は群ようこワールドにどっぷりはまって、
大笑いしながら、読み続けたのでありますが・・・。

「トラちゃんは?トラちゃんはどこ?」と
内心、繰り返し繰り返し、つぶやいていた。

速読おやじ様に「とても愛らしく、それでいて自立している」猫、
と紹介されていたので、私は、とっても楽しみにしていたのだ!

で、キタ~~!
「初代トラちゃんの話」「二代目トラちゃんの話」
「いたずら子ネコたちの話」

わ~ん。トラちゃ~ん。会いたかったよぉ~。
これは、もう。笑いに感動が加わって。
すっかり私はトラちゃんのファンに。

私より遥かに「自立してる」トラちゃん!
その天晴れな子育て、しっかりしたママネコぶり。
・・・なんて賢くて愛すべき猫ちゃん!
プライドの高さにも、痺れます。凛としてる。

私も、トラちゃんが欲しい。トラちゃんを飼いたい!
(ムリだから。猫、飼えないし)

ひとしきり猫ワールドで遊んだ後は、
モルモットとハツカネズミがお出迎え。
こ、これも、おかしすぎる・・・。

て、いうかですね、全編、群さんのお母さんが最高なの。
名脇役というか、いや、影の主役だな、ステキです。
それが、最後の2編で、キャラ炸裂!わははは・・・。

あーん。こんなお母さんが私も欲しいよ~。
(おのれは、駄々っ子か!)

あ~。楽しかった。
短い時間だけど、自分も動物を飼ってる気分になれた。
気持ちが、ぱぁ~っと明るくなる本です。
(泣ける部分も、あります)

さりげない日常を生き生き描くことにかけては、
群ようこさん、天才的。さすがです。

そして、最後の最後に、表紙のタイトルの横に、
「猫とネズミと金魚と小鳥と犬のお話」と書いてあることに気付く。
・・・相変わらずだなぁ、私。

(2010.10)
「すぐ読めて満足感あり」のお題に寄せられた一冊。
動物、そんなに好きじゃない、という人にも、
自信を持っておすすめできる本だと思います。
試験中、いい気晴らしになりました~。
速読おやじ様、ありがとうございました。



  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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ちいさな絵日記。

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  • 群 ようこ
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2016年09月13日 (火)
本取り虫  群 ようこ
2010年10月21日 (木)
トラちゃん 群ようこ

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