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愛のゆくえ  リチャード・ブローディガン

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ハヤカワepi文庫
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世にも不思議な、図書館に住む男。
現代風に言えば、「ひきこもり」と称せそうな、
ほぼ外へは出ない暮らし。

そこへ、現れた一人の魅力的な若い女性が、
彼を外の世界へと連れ出すことになる。

互いが互いを救ったかにも一見感じられつつ。
私は、「居心地の良い孤独」を失った主人公が、
実は幸せではないのでは、と思った。

愛は美しくても。
魂の中の何かを犠牲にする。
これは、個人的見解なので、大きな声では言わないが。
「孤独」の力を私は強く信じている。

堕胎というテーマが、いったい、どこに吹っ飛んだかという、
あっけらかんとした・・・詩的な叙情。
意識するものとしないものを、人間は選べるという贅沢。

現代的なお伽話のような、楽しいリズムとゆらぎと、
小さな残酷と、美しい言葉の旋律・・・


  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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