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人生はふんどし1枚で変えられる  中川ケイジ

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ディスカヴァー・トゥエンティワン
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なんで、ふんどしやねん!?

あ。皆さまの心の声を代弁してみました。
職場の物入れを整理整頓していたら、出て来て。
軽い好奇心で読んでみました。

なぜ職場に?という疑問もおありかと思いますが。
売り場でふんどしを一種類だけ扱っているのですよね。
その関連で、以前の上司が買って来たんじゃないかな。

(はい、とある小売業に従事しております)

「これを読め!」と従業員に渡したけれど。
誰も読まずに引き出しの奥にしまい込まれたと推察。

(ちなみに。ふんどしは半年に一枚くらいしか売れません)

これが。なかなか予想外に感動的。
著者の人生の挫折っぷりが思ったより本格的。
そこから立ち直っていく過程も思ったよりドラマチック。

起業するって。
なんかすっごく格好いいじゃないですか。
でも。申し訳ありませんが。著者はそーゆーんと違う。
いえ。だからこそ。なんか違う方向にカッコいい。

何より。奥さん、あなたエライよー。
ダンナが「ふんどしの会社を起こす!」と言い出して。
「いいよ!」と明るく言える妻はなかなかいない!

うん。予想を遥かに超えて、いい話だ。
成功談というところまで行ってないのがまた、良い。

(2017.6.6)
著者のビジネスが上手くいくことを心から応援したくなります。
ええ。ふんどし履いたら人生が変わる、という話ではありません。

天職は寝て待て  山口 周

4334036775
光文社新書
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「いい偶然」を引き寄せることが大事。

従来型の「天職への戦略」は。
「ありたい姿」ー「現実の姿」の引き算。

その差を解消するための行動の計画が
「戦略確定」となる・・・と。

それは違うんじゃないか、と著者は言う。
で。冒頭の太字の台詞がでてくるわけです。

じゃあ、どうすればいい偶然を引き寄せられるのか?
「日々の習慣」が重要だそうです。

まず、就職活動に関するノウハウ本は読まない。
読むとしても、ノウハウ本を読んだ人が出す陳腐な回答から
いかに差別化するかという視点で読む。

そして。天職探しは、
自分が世界に何を求めるのかではなく、
世界が自分に何を求めているかの問いに答えを出すことだ、と。

往々にして人は「自分が好きなこと」と
「自分が憧れていること」を混同している。

その為、何がやりたいかの問いに間違った答えを出してしまう。

あ。わかります・・・
職業じゃないけれど。大学の科目を選ぶ時の私がそう。
憧れて英文科に行きましたが、国文科に行くべきでした。

以下、本文よりメモしたところ(そのままの文章ではない)。

キャリアを考える上では、
「何をするべきか」と考えるのはダメ、
「何が譲れないのか」を考える。

「逃げの転職」をしようとしているのであれば、
一刻も早く逃げ出したいため、拙速に転職先を選んでしまう傾向がある。
「半年待てないか?」
じっと待ってみるのも有効な戦略の一つ。

自由に生きるためには技術が必要であり、
それを身につけるための訓練という側面から、
不自由な時間を甘んじて受け入れざるを得ない。

最後にフロベールの小説からの引用がありました。

どんなに汚くてかっこ悪いものでも、あなた自身のこれまでの人生はかけがえのないものでしょう。そして、また、これからの人生を愛してあげて欲しい。そうして慈しんであげれば、それはやがてかけがえのない、輝きを持つ何かをあなたに与えてくれますよ。

行き詰まって自己嫌悪に陥っている時、
「どうせ私なんて」病にかかっている時、
この言葉を読むと励まされますね。

(2017.6.5)
副題に「新しい転職・就活・キャリア論」とあります。
私はこの本を読んだのが理由とばかり言えませんが、
「逃げの転職」をしそうになっている自分に気づき、
なんとか踏みとどまりました。
まぁ。それが吉なのか凶なのかわかりませんが。

すぐやる!   菅原洋平

4905073464

文響社
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変えるのは、「脳に入る情報」

「行動力」を高める“科学的な"方法・・・と副題にあります。

行動力がないという自信は非常にあります。
やることを後回しにし、切羽詰まらないとやらない・・・

しかし、著者はそういうタイプの人間はいない、と断言。

自分を否定する前に、自分の無意識の「脳への指令」を見直す。

脳が「正しい指令」を出すようになり、「行動」が変わる。

自分の時間を充実させられるようになる。


やるかやらないかのせめぎ合いが脳を疲れされるので、
そういう状況を作らないようにしましょう、と。

たとえば。
ついつい、見たくもないテレビを見てしまう人は。
そもそも、リモコンを見なければいい。

リモコンを決まった場所へ必ず片づけ。
テレビを見ようと思ったら、そこへリモコンを取りに行く。
するとテレビを見ることが意識的な行動になる。

結果、踏みとどまることも出来るようになる。

あとは。出したものは元の場所に必ず片付ける。
いつもと違う場所にあると脳が無駄なエネルギーを消費。

バッグの口をきちんと閉めるという些細なことも怠らない。
「行動に区切りを付ける」習慣をつけることが大事。

内言語(頭の中の言葉)も変える。

「できるはず」は、アウト。
「ここまではできる」と到達点を具体的に。
現実に出来ていないことを脳に要求しないように。

早く寝ようと思ったら、入浴を早くする。
やろうとする行動の「基準行動」を見つけてそこを改善。

たとえば、「寝る」の基準行動は、「入浴」「食事」など。

持ち物から省エネポイントを探す。
使い方、しまい方の工夫と、固定。

失敗談で盛り上がらない。そういう会話に参加しない。
実行出来たことを言葉にする。脳に言い聞かせる。
なぜなら、言葉にすると定着してしまうから。

ざーっと書き出してみましたが、まぁ納得です。
具体例が載っているのがいいですよね。

帰宅後に勉強するという習慣がつかない人は。
帰宅したらノートを机に広げ、日付けを書く。
たとえその後、勉強しなくてもいいのでこれだけ続ける。

ええ。習慣ってね。地道に育てるしかないわけです。
習慣を変えるのは環境の変化がない限り難しいんです。

だから、脳をだます。
ほんのちょっとずつ、変えていく。

自分の脳は、自分で望むように作れる、と著者の言。
簡単に言えば、「思い込み」ですよね。

出来ると思い込んでることは、結構出来るんです。
そのことを確認したり自慢したりすると、さらに強くなる。
「良い思い込み」を増やせばいい、ってことかもしれません。

できないと思ってると、ずーっと出来ない。

ただ、「できるはず」というのは間違った思い込み。
「できるはず」と自分に言い聞かせると失敗する、確かに。

本書の内容を自分が応用するとしたら。

帰宅したら、ブログの管理画面を開く。
書かなくてもいいから、開く!ってとこですかね。
それを続けたら、毎日記事が書けるかもしれません(笑)

いや。笑い事じゃなくて。一時期それが成功してました。

毎日、ひとつ記事を書こうと決めると出来ないんだけど。
ただ画面を開くことだけ守っていると、いつの間にか書けてる。
タイトルを入力するだけだったりもしますが・・・
それでも、画面開かなかったらゼロですからね。

さっそく、今日から管理画面を開くことを習慣にします。

(2017.4.3)
色々、「行動力」を高めるコツが紹介されていますが。
著者が強調しているのは、睡眠の重要性。
睡眠不足は絶対にダメ、としつこく書いておられます。

リストマニアになろう!   ポーラ・リッツォ

4864104921

飛鳥新社
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書き出せば、楽になる?

リストを作ることの効用は。
頭の中に溜め込んで混沌としていることを、
書き出し、整理することで思考が軽くなること。

そういう局面もあると言えば、ある。
しかし、私はリストを作っていると途方に暮れる。

たとえば、どんなリストを作るかということ。
これは著者の提唱するものから書き出してみると。

・やるべきこと
・行きたい場所
・読みたい本
・お気に入りのレストラン
・予定しているイベント
・時間を節約する方法
・ストレスを減らす方法
・旅行プラン

えー。これらのリストを作るとすると問題は。
あるものは「あり過ぎる」
またあるものは「無さ過ぎる」
それ以外のものは「そもそも、わからない」

リストを作る過程で絶望に襲われます。

基本的に私は「欲張り」で。
やりたいことはたくさんあります。
行きたい場所も数知れず。

一方で、多過ぎて無理とわかるので。
実現しないことが当然とも感じる。
そのことが特に哀しいわけでもない。

もしも縁があれば。
できるかもしれないし、行けるかもしれない。
それでいいじゃないか、という感覚が根底にある。

リストの作り方の定番と言えば、これ。
1 ひたすら書き出す
2 整理
3 優先順位を書き出す

優先順位・・・これがまた、わかりません。
いえ、わかりたくないのかもしれない。

成り行き任せに生きていたいようなところがある。
なんだかね、リストを作るのって窮屈だな、と。

理想の自分を手に入れる「書きだす」習慣
というのが本書の副題ですが、読んだだけで疲れる。

あ、そっか。今、私は疲れているんだな。

リストを作って。
それをこなして行くのは、もはやゲーム。
そこに「詩」や「物語」はないように思うのです。

確かにね。ぴしっと見事なリストを作って。
それに即して行動していけば、効率はよくなる。

でも、著者が言うように。
・心からやりたいことに使える時間をより多く確保できる
・時間ができて、もっと素敵なプレゼントができる
・日々の生活の一瞬ごとが快適で美しくなる

・・・とは、なかなか。行かないように思います。

いえ。いえ。それはリストの作り方の問題で。
リスト自体を欲張り過ぎなければ良いかもしれない。
リスト内容を実現しようと頑張ることよりも。
リストを作る過程で「考える」点が重要なのでしょう。

そうか。私はその「考える」気力が、今、ないのだ。 

(2017.2.5)
そもそも、リストを作ることは好きな方です。
リストを作ることに息苦しさを感じるのは近年の傾向。
結局、リストを遂行するのは自分ですよね。
その自分に対する不信感が強まっているのかもしれません。
遊び感覚でリストを作れば、気分転換になっていいのかも。
どうも、頭の柔軟性が不足気味という自覚があります。

考える力をつけるための「読む」技術  妹尾堅一郎

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ダイヤモンド社
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「誤読」の危険・・・きっと私も「誤読」してる。

「情報の解読と解釈」と副題にあります。
私、文章の理解力はあるつもりでいるのですが。
データを読むことが出来ない人間でして・・・

本書で一番大事な(と私が思った)ところを引用しますね。

往々にして我々は、自分の解釈を解読のように思い込んでしまう。あたかも客観的に正しく解読したかのように思っていても、それはその人独自の解釈であり、他の人は全く違って解釈をしていたりすることがある。両者の違いを意識することは、非常に重要である。

では、解読と解釈の違いとは? 整理してみましょう。

「解読」
データを読むにあたって、そのデータが作られた際に用いられたコードを探して、そのコードに従ってデータを読むこと

「解釈」
あるデータを読むにあたり、自らの解釈基準自体を作り出し、それに添ってデータを意味付けしていくこと

あ。あ。あ。めっちゃ思い当たりますね。
「解読」面をしている「解釈」が横行している姿が見える!
そして、根が素直(ホンマか!)な私は騙される(笑)

気配としては察することがあるんですね。
専門家が尤もらしく発言すると「解読」風ですが。
それって「解釈」ですよね・・・と。

しかし、書物の形をとり、データがてんこ盛りだと。
うっかりと、著者の「解釈」であることを見逃すことも。

そのことを実例を盛り込んで説明してくれているのが本書。

グサッと突き刺さってひと言がありまして。
「無垢な人間には統計は読めない」

あ・・・。いえ、私は無垢とは程遠いと思いますが・・・
数字に弱過ぎて、数字を見た瞬間「無垢」になります。
え。「無知」の間違いですか? はい。認めます。

抽象的な話になってしまいましたので、実例を一つ。
数字の読み方についての記述は面白かったですが、
私の弱い頭でわかりやすく説明するのは不可なので見送り。

簡単な文章でも、意味が違ってくるというのを挙げてみます。

例えば、新聞のA紙、B紙、C紙での記述の違い。

A紙・・・生産量は200万トンであった。
B紙・・・生産量が200万トンを突破。
C紙・・・生産量が200万トンを達成。

数字だけみれば、同じことを言っていますが。
意味合いが違いますよね?
200万トンという数字の位置づけが違う。

前後の文章を読まないと正確なことは言えませんが。
Aだと、200万トンっていうのは大したことない印象。
Bだと、勢いを感じます。伸びてる会社?
Cだと、なんとか頑張りました、という感じ。

なるほどなぁ。こういう点を「読む」んだなぁ。

グラフの読み方も面白かったですね。
というよりも、ちょっと怖くなりました。

図や表は簡略化されているもので、つまり加工されたデータ。
情報を取捨選択して、書き手の意志で作られている。

同じ数値をどのような表にするかという例を見て。
うわー。同じはずなのに真逆の印象!と吃驚。

私・・・やっぱり「無垢」な読者かもしれません。

(2017.2.12)
なぜ「トンデモ本」が生まれるかがわかった気が・・・
本書の中のこの一節が上手く説明してくれています。
あるルールに則って作られたものの一部が、たまたま表向きに一緒になっているがゆえに、他のルールを想定してしまうのである。これが危ない。
  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
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時々、写真や雑記も。

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