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ジョーカー・ゲーム  柳 広司

Posted by 彩月氷香 on 21.2015 柳 広司   0 comments   0 trackback
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角川文庫
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陸軍中野学校がモデルで。
この学校の生みの親の秋草俊陸軍少尉をモデルにしているそう。
ただし、本書に出てくる結城中佐は作られたキャラクター。

映画化されましたよね、最近(見てませんけれど)。
うーんとね。何だろう、期待していたほど面白くなかった。

柳 広司さん、好きなんですけれどねぇ。
スパイっていうのも、私の好物要素ですし・・・

良くも悪くもシンプルで淡々としていて。
もともと、作風もそうだったけ?と思いながらも、
少々物足りなく感じてしまいました。

ていうか、著者の作品の中では出来が悪いですよね。
もしくは、今まで見落していたけれど、
この人の悪い癖が散見されるとでもいいましょうか。

悪い癖って何だよ、とか突っ込まないで下さい。
この感想を書いているのが読後から数ヶ月経っていて、
具体的に説明は出来ません・・・ただの印象です。

ひとことでザックリ言うと、看過できない不自然さ?
うーん。違うかも・・・
いや。ホント、なんだか申し訳ないです・・・
(曖昧な記憶でもって、作品を貶す私って。ううぅ)

それでも著者の作風を好きなことには変わりはないです。
続篇を読みたいかというと微妙ですが。

このシリーズ以外のを、読んでみようかな。

(2015.2.4)
この世界観が好きな人には魅力ある作品だと思います。
なんか、ただピンと来なかったのですよねぇ。

パルテノン    柳 広司

Posted by 彩月氷香 on 08.2014 柳 広司   0 comments   0 trackback
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実業之日本社文庫
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古代ギリシャを舞台にした歴史ミステリー。

柳さんらしい感じなのだけれど。
初期の作品ということもあってか、やや固さはある。
それでも面白いし、好きなんだけど。

うん。そうなんだ。柳氏の小説はホント、好きだ。
歴史が好きっていうわけではないのに、不思議だな。

簡単に言っちゃうと・・・話がよく出来てるの。
そして「ストーリーテラー」と称される人にありがちな、
鼻につく「あざとさ」がないところがいい。

(2014.3.19)
宮部みゆきさんの解説も楽しいです。

贋作『坊っちゃん』殺人事件  柳 広司

Posted by 彩月氷香 on 27.2012 柳 広司   0 comments   0 trackback
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集英社文庫
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漱石の「坊っちゃん」のその後の物語。
しかも、何故か殺人事件が勃発。

とりあえず、感心します。
なんというか、さすが柳 広司だな。
原作を活かしながら、マイワールドを繰り広げる。

なかなか、面白いです。
えーとですね、しかしですね。
まぁ・・・つい、だからどうしたと言いたくなるような。

ナンだろう私、「坊っちゃん」自体があまり好きでなくて。
読んだのが小学生だったのが間違いなのかもしれないけど。
面倒くさいな、という印象が強いんですね。

だけど、漱石先生さすがというべきか。
よくよく内容や台詞が記憶に残ってるんです。

なので、本書での原作の設定や台詞の調理具合に唸ります。
ほほぉ〜っ。なるほど、そう読めばそう読める?

しかし、それでも感じるわけです。
うー面倒くさい小説だなぁ・・・と。

そもそも坊っちゃんって、かなり面倒な人じゃありません?

(2012.12.2)
「坊っちゃん」が痛快だというのが私にはわからなくて。
痛々しいの間違いじゃないかと思うのですよ・・・
いや、いえ、坊っちゃんが嫌いというのとは違います。
なんだろうなぁ・・・哀しいんです。淋しいんです。
で。その哀しさ、淋しさは本書を読んでも感じます。
でも、なんか「坊っちゃん」を読み返してみたくなりました。

はじまりの島  柳 広司

Posted by 彩月氷香 on 10.2011 柳 広司   0 comments   0 trackback
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創元推理文庫
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若き博物学者ダーウィンが乗り込んだ、ビーグル号。
その船がガラパゴス諸島に立ち寄った際に遭遇した、連続殺人事件。

・・・って。トンデモ本ですか~?読み始めて、この設定に焦った私。

気がつけば、翻訳ミステリを読んでいるような程よく重厚な味わいに、
大満足で浸りつつ、一気に読了しちゃってました。

いいです!これ!この作家さん!これは久々に本気で当たり!
自分が好きなミステリのスタイルを再確認させてくれました。
本格ミステリは、こうじゃなくちゃね。隅々まで読み応えがあります。
そう、私が求めているのは。推理抜きでも読めるくらいの完成度。

物語も文章もしっかりしてるし。主題が人間の深いところを突いている。
うん。異文化がぶつかる時に起こる悲劇も見事に描けてます。

これは、アマゾンの書評で見つけた表現なのですが、
「往年の海外ミステリー(の翻訳)を読んでいる感覚」っていうのがピタリ!

(2011.3.5)
海外ミステリでも、なかなか、これ!ってのには出会えないんです。
翻訳ミステリを読んでる気分になれる国産ミステリ、って素敵過ぎる。


  

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Author:彩月氷香

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