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2019年4月に観た映画

2019.05.22 映画   comments 0
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mybookshop.jpg 4/5
マイ・ブックショップ
★★★★
監督 イザベル・コイシェ
2017年 スペイン
112分

エミリー・モーティマー
ビル・ナイ
パトリシア・クラークソン



地味だけど。哀しいというか悔しいけど。
主人公を幸せにしてあげて!と叫びたいけど。
何しろ、素敵な英国の田舎町の風景。
フローレンスの開いた書店はまさに私の理想。
行きたい!可愛い!おしゃれ!落ち着く!
主人公は若くもない未亡人で美人でもないですが。
洋服やもの選びのセンスが抜群。
本棚までもが色彩が調和していて見事。
彼女の愛弟子(?)の少女も超・おしゃれ。
話の暗さを救ってくれる愛らしい色彩に満ちています。
ヒロインの唯一無二の味方である親友のことが。
私は素敵だと思いましたし、そのぶん辛いお話でした。

yukiguni23209.jpg 4/12
YUKIGUNI
★★★★

監督 渡辺智史
2018年 日本
87分

井山計一


京都シネマにて。

私の一番好きなカクテルが「雪国」なんですよねー。
と言いつつ、もう6、7年前だな、最後に飲んだの。
バーなんて行かない生活になっちゃったので。

そのカクテルを生み出したバーテンダーのドキュメンタリーです。
90歳を超えてなお、現役。かっこいい。
なんかでも、単純にいい話、でもなかった。
幸せな人だなぁって思うけれど。
本人もそうと自覚しておられるのだけれど。

娘さんも息子さんも。
店のことが第一だった父と母に複雑な思いがあって。
ほのぼのとはしないんだな・・・

井上氏は伝説のバーテンダーとなりましたが。
奥様の晩年は幸せではなくて。
いや、そうと決められるものでもないのですが。
本人も周囲も苦しんだ、その爪痕が見えてしまう。
身内を亡くしたばかりの私にはそれが苦しかった。

何だろう。
それでも。氏の笑顔と話術に魅せられて。
店に通うお客様の気持ちはよくわかるし。
こういうお店が近くにあったらいいなぁと思うし。

格好いいよね。バーテンダーって。
格好いい人に会える場所、であってほしいよねバーは。
当然ですが、格好いい=イケメンということではありません。

日常は格好いいものではないから。だからこそ。

2019年3月に観た映画

2019.04.08 映画   comments 0
greenbook.jpg 3/22
グリーンブック
★★★★

監督 ピーター・ファレリー
2018年 アメリカ
130分

ビゴ・モーテンセン
マハーシャラ・アリ
リンダ・カーデリニ


シンプル・イズ・ザ・ベスト。
下手に小細工なしで、素直な映画ですね。
何もかもが程々で、バランスが取れていて。
実に気持ちよく観ることができます。

俳優さんもいいです。
助演男優賞のマハーシャラ・アリはもちろん、ビゴ・モーテンセンも。
私の記憶の中ではモーテンセンはイケメン俳優なのに。
え。ナニ、このオッチャン?と本作ではびっくり。
役の為に20kgも太ったと聞いて納得。

きれいにまとめ過ぎちゃった?と思うくらい。
うん、なんというか「加減」の良い映画ですね。
少し物足りないという言い方もできる。

でも。心が弱り果てていた母と私に。
とても優しい憩いの時間を与えてくれた良い作品でした。

ちなみに、ほぼ実話だそうです。

2019年2月に観た映画

2019.03.29 映画   comments 0
女王陛下 2/26
女王陛下のお気に入り
★★★★

監督 ヨルゴス・ランティモス
2018年 アイルランド・イギリス・アメリカ合作
120分

オリビア・コールマン
エマ・ストーン
レイチェル・ワイズ


楽しかったなー。
アカデミー主演女優賞のオリヴィア・コールマン、さすがです。
エマ・ストーンも、レイチェル・ワイズも良かった。
女優さんたちの演技、見応えありました。

そして。衣装が美しい。
画面がことごとく美しい。
一場面一場面、切り取って絵になる。

話はね。結構、下衆な内容ですよ。
とにかく、お上品ではない。
その割には意外と映画そのものは下品ではない。

あな恐ろしや、という女の闘いではあるのですが。
不思議と後味は悪くないのね。
勝っても負けても幸せではないわけですけれど。

絶対に、好かれないタイプの三人の女。
強かで、あざとくて、執念深くて、自己中で。
淋しくて、可哀想で、自業自得で、あっぱれで。

救われないのだけれど。
しぶとく生きていく女たち。

クセがあるし。芸術的でもない。感動作でもない。
万人にお勧めできる作品ではありません。

好きな人は好き、な感じ。
コクもキレもある俗っぽさとでも言えばいいのか。
私は自分でも意外なくらい気に入りました。

2018年12月に観た映画

2019.01.08 映画   comments 0
foxeiga1.jpg 12/3
ボヘミアン・ラプソディ
★★★★

監督 ブライアン・シンガー
2018年 アメリカ
135分

ラミ・マレック
ルーシー・ボーイントン
グウィリム・リー


大ヒットしましたね。
ヒットの兆しが見えてきた頃に観に行きました。
全然、期待はしていなくて。正直観たいという気持ちもあまりなく。
でも。親友が良かったというので行ってみたのです。

うん。俳優がいい。脚本もいい。音楽もいい。
オーソドックスというか、ベタというか。
とても素直で素朴とも言える印象を受ける映画です。

クイーンなんて知らないよ、と思っていたら。
あれ、この曲? え、この曲も? へーぇ。
というくらい、どの曲も知っていて懐かしかった。

ファンでもなく、フレディーはヘンなおじさんのイメージだったけど。
この人、めちゃめちゃ才能があったんだな。メンバー達も。
曲作りしているシーンがワクワクしました。

音楽に魅力がなければ成り立たない映画でしたね。
格好良くて、哀しくて、少し滑稽で、美しい。
ただ、こんなの映画じゃない、とまでは言わなくても。
ドキュメンタリーとミュージックビデオの融合、
と取れてしまわなくもない内容ではあります。

だけど。フレディー・マーキュリーの人生自体が。
音楽なしではあり得ないものだったわけだから。
その音楽を極めて巧妙にたっぷりと織り込んだ構成は、
彼の魅力と才能と苦悩を描くのに適していたと思います。

クイーンを知らなかった世代も感動できるような、
気の利いた演出で彼らの音楽を聴かせるこの映画は、
フレディーへの追悼にふさわしかった気もします。

私も勢いでサウンドトラックCDを買いそうになりました。

France2cinema1.jpg 12/7
おかえり、ブルゴーニュへ
★★★★

監督 セドリック・クラピッシュ
2017年 フランス
113分

ピオ・マルマイ
アナ・ジラルド
フランソワ・シビル


ブルゴーニュのね、ワイン造りをしている一家の物語。
放蕩息子が10年ぶりに帰郷するところから始まる。
一言でいうと。ものすごいありがちなストーリー。

でも、家族の、というか兄弟だな、の描き方が良くて。
とても気持ちよく見られる映画で、私は好きでした。
長男と、長女と、次男。素敵な兄弟なんです。
長女が特にいいな。次男のいかにも次男ぽいところも。

ワイン造りについても勉強になりますね。
無類のワイン好きってわけではありませんが。
この映画を観ていると、妙にワインが飲みたくなる。

フランス人の気質とかが垣間見えるのも楽しい。
正直、長男の回想シーンが少々気障で鬱陶しかったかも。
そこもなんとなく、フランスっぽかった。嫌じゃない。

ドラマチックではなく。とことん、普通の家族なんです。
悩み方も、対処の仕方も、本当に普通。
愛されて育った、どちらかというと恵まれた子供達。

ま、ブルゴーニュの醸造家に生まれるというのは普通ではないけど。
変な意味での気負いはなくて、良い子達なんですよね。
素直に共感しやすい。

主題は骨肉の争いとかに化けてもおかしくなかったから。
それが、美しくも現実的な家族の話になっていたのが良かった。

こういう地味な佳作は、疲れた時にぴったり。
何しろ葡萄畑の景色もとびきり美しくて癒されます。

あまり映画を観なかった一年でしたが。
最後の月にそれでも、観に行けて良かった。
どちらも好きになれる映画でした。
来年は、もっと観たい!
(もう今年ですが)

2018年9月に観た映画

2018.10.01 映画   comments 0
ccnakimushii.jpg 9/20
泣き虫しょったんの奇跡
★★★★

監督 豊田利晃
2018年 日本
127分

松田龍平
野田洋次郎
永山絢斗


観てもいいか。くらいな気持ちで行きました。
とりあえず、それなりの俳優さんが出演してるみたいだし。
と、思ったら。びっくりするくらいの顔ぶれでした。

上には3人しか載せてませんが。他には。

染谷将太、妻夫木聡、上白石萌音、板尾創路、藤原竜也、松たか子、美保純、イッセー尾形、小林薫、國村隼・・・(これで全部でもない)。

贅沢ですねぇ。
藤原竜也はただの通行人だし。
妻夫木聡もたったワンシーンだけだし。
ほんとに、皆、少しずつしか登場しないのです。

板尾創路、イッセー尾形、小林薫、國村隼。
このあたりの中堅どころも主役級じゃないですか。

俳優の無駄遣い感は・・・まぁ。その割にはないかな。
地味にいい話(実話)で。
演技が下手な人が出てないのは良かった。

才能はあるけど。天才とかではなくて。
その才能も発揮し切れなくて。一度挫折して。
改めて、奮起する・・・というのはね。
そりゃ、ずいぶんと心には響きました。

そんなに泣き虫でもないですよね。
もっと泣く人、世の中にいっぱいいるし。
とにかく、主人公の子供時代の情景が懐かしい。
いちおうもう少し若いんですが。自分と年代近い。

最後の走馬灯シーンはいらないかな・・・
あと、粘土人間みたいにドロドロになるシーンも。
そうゆう小細工って好きじゃない。しかもベタだし。

なんかね。
「頑張り切れない」というのがすごくわかった。
さぼってるんじゃないんだよ。
でもね。必死になり切れてない自分を自覚してる辛さ。

好きなことをやってるのに。
めちゃめちゃ追い詰められているのに。

「頑張れない」のが凡人かな。
天才だから頑張らなくてもいいってことはなくて。
天才って、もの凄く異常に頑張れちゃう人で。
しかも、本人が「頑張ってる」と思ってなかったりする。

凡人のなかでも。才気がある人は。
自分が凡人とは思えないから、辛いよね。
凡人のつもりはなくて、周囲も才能あるって言ってくれて。
でも、本人はちょっと自分の才能を疑っていて。

人並みよりは「かなり出来る」んだよね。
頑張らないわけでもないんだよね。
だけど。中途半端で。それが自覚できてしまう。

精一杯、頑張った末の挫折でないことが。
ほんとに。残酷だなぁと思う。
自業自得かもしれないんだけど。でも、すごく共感する。

だから。よかったなぁ。しょったん。
彼を応援する人がたくさんいたの、わかるなぁ。

私、松たか子がなぜか苦手で。
今回もそれは変らなかったんだけど。
それでも彼女が演じた先生が最高だったわ。

あんな先生に出会えたら、幸せだと思う。

実際は星つけるとしたら、3.5くらいかなぁ。
だけど。良い気分になれたので。ちょっとオマケ。

  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
*ブログタイトルの由来

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