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考えない練習  小池龍之介

Posted by 彩月氷香 on 18.2011 小池龍之介   2 comments   0 trackback
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小学館
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あ、また!って言わないでくださいね。
私、とっても小池さんの考え方が好きなんです。

本書のテーマは、冒頭の一文に表れていて。それは、こんな具合。

「私たちが失敗する原因はすべて、余計な考えごと、
とりわけネガティブな考えごとです。」

珍しい考えではないですよね。
ここから、いかにポジティブに生きることが大切かを力説し、
その実践のためのテクニックを手取り足取り指南しつつ、
成功者の例を列挙・・・というのが、よくある自己啓発本のパターン。

でもね。ネガティブからポジティブの変換って。
そんなに簡単にできるものだろうか?
成功哲学の本をあまたと読んできた私は疑問です。

それができないから、皆、苦しんでるんじゃないの?

小池さんはポジティブになろう!とは言いません。
頭でなく、五感を使って生きる暮らしをすることで、
ネガティブな思考グセを弱めていこう、とおっしゃる。

そう。ネガティブからポジティブへ一気に転換出来る人って、
滅多にいないと思うんです・・・私。

小池さんは、その大きな溝を埋める小さな歩みの積み重ねを、
本書の中で丁寧に語ってくれています。

以下は特に私が、ほほ~っと思った箇所の、ほぼ丸写し。
ちなみに読みやすいように、段落はいじりましたし、
本文とまったく同じではありません(ああ、小池さん、ごめんなさい)。


煩悩リセット稽古帖  小池 龍之介

Posted by 彩月氷香 on 13.2011 小池龍之介   0 comments   0 trackback
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ディスカヴァー・トゥエンティワン
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「貧乏入門」で著者の考え方に、深く賛同した私。
さっそく、もう一冊借りてきました。

これは・・・煩悩の正体を暴き、その退治法を実践的に記したもの、です。
著者の描く、なんとも味わい深いヘタウマな四コマ漫画に癒されますが、
煩悩を分析する筆致は、かなり厳しいもので・・・イタタ!

というのも、煩悩って、その実態に気付くだけで、自然に消滅するので。
目をそむけず、直視することには大きな意味があるのです。

本書には「三秒でできる仏道入門」という章がありまして。これが面白い。
そのうち二つだけ紹介しますので、ぜひお試しください。

イライラしているとき、そんな自分に気付いたら

「イライラしてるな~ イライラしてるみたいな~ めっちゃイライラ~」と、
客観的に自分を観察して、心の中で淡々と唱え続けてみる。

応用編はいくらでもあり。例えばヤケ食いしそうになったら、
「食べたいのか~。そっか~。そんなに食べたいんだ~」と。

一見ちょっとアホっぽいですが、これで冷静になれちゃうんですよね。

心の動きがポップアップしてきたときは

え~具体的に言うと、怒りのあまりバタンとドアを閉めそうになったり、
「チクショウ!!」と怒鳴って壁を蹴飛ばしそうになったとき・・・・

即座に「1、2、3」と数える。
でね、やろうと思ったこと(壁を蹴るだの、ドアをバタンだの)は、やってOK。
ただ~し! 数えてからね、「1、2、3」と。
すると、自然に、ドアもゆっくり閉めちゃってるし。壁も蹴らないで済む。

これって、カッとしたら深呼吸をしましょうってのと同じね。
でも深呼吸って咄嗟にできない。「1、2、3」て数えるほうが簡単です。

あと一つ。数ある煩悩の調教法の中から、とっておきを。
自らに確固たる、揺らぎなきルールを課す

自己にルールを課せば、心がふらふら場当たり的に彷徨うことが減る。
そして、心の安定性が高まる。
その安定性がブレることのない平常心を心にインストールしてくれ、
心のコントロールのための土台を与えてくれる。

言葉が格好良過ぎかな?要は、自分の決めたことを守ることが、
自分の心の平和と自信を生み、グラグラしない土台になる、ってこと。
気分でふらふらと動く方が、実は煩悩に振り回されて不自由なんだよね。

この調子だと、全て書き写す勢いなので、この辺で。
生きるのが苦しいと感じてる人に、読んで欲しい本です。

(2011.6.30)
禅の教えで有名な「いま、ここ」の考え方の説明も好き。
ほんとは、これが一番大事かも・・・でも上手く伝えられない(汗)
言葉にすると簡単だけど、とても奥が深い教えなので。


貧乏入門  小池龍之介

Posted by 彩月氷香 on 02.2011 小池龍之介   2 comments   0 trackback
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ディスカヴァー・トゥエンティワン
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節約生活の実践記録、的なものを勝手に想像してましたら。
まったく、違うものでした。裏切られた!いい意味で。

物を持つことを「心のノイズ」と捉える著者は、若き住職。
なんか、おっしゃることが賢い(言葉は易しいけど)と思ったら、東大卒!

学歴にひれ伏しそうになる悪い私のクセは、おいときまして。
物欲に溺れた、ごくごく普通な青年時代を持つがゆえの説得力。

そう、消費は心をとってもとっても疲弊させるのです。

欲望とプライドに振り回され、より強い刺激を求め続ける生き方。
私は、そんなことな~い!と反論したいところですが・・・。
いや、まだまだ十分、どっぽりハマり込んでます。

「迷う」こと自体が刺激的でやみつきになる、という洞察。鋭い!

正しいお金の使い方の指南書として、これ以上のものは無いのでは?
ただ、ここまでに至れるには・・・ううう、道のりは遠いです。
巷でいうシンプルだの、清貧などより、遥かに次元が高い。

彼は、お金を使うなとは言いません。ケチは害、とすら言い切る。
「お金にもの言わせる生活」から「お金にものを言わせない生活」へ。

その結果は、一見、「貧乏暮らし」に似たものが出来上がるが、
本当の貧乏とは違い、そこには「幸福感」がある。
そして、貧乏臭さが、一片とて漂わない。美しい。

(2011.6.18)
著者の仏教は、何か違う。禅に近いですね。
宗派を超えた仏教を、と。面白い活動をされています。
カフェとお寺を融合させたり、「家出空間」というウェブを立ち上げたり。
こちらが、そのウェブサイト→http://iede.cc/

  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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