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かわいい音楽すてきな暮らし n°2

2018.04.13 音楽   comments 0
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NovelCellPoem,INC
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可愛さが別次元。

良くも悪くも平凡ではありません。
自由なんですね。でも、ほんとに可愛い。

かなり甘めのテイストなので。
私はもうちょっと、さっぱりしてる方が好きですが。

なんだろう、格好つけてない可愛さで。
でも、野方図でもなく、まとまりもあって。

ほっこりします。

紹介されるCDもセンスがいいですよ。
やはり、ありきたりじゃない。

可愛さを目指すなら。
このくらいのレベルに達しないとね!

(2017.11.20)
可愛いものも、こうして見ると私は好きなのだな。
もう少し可愛さは控えめがいいけれど。
なんだか、この本の可愛さは気持ちがいいな。

『クラシックは斜めに聴け!』  鈴木淳史

2018.03.17 音楽   comments 0
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青弓社
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タイトルにつられて(?)斜めに読みました。

鈴木氏の毒舌の大ファンな私ですが。
本書はじっくり読もうと言う気持ちになれず。
適当に、飛ばし読み気味の斜め読みで読了。

なんだろう・・・本の構成のせいかしら。
妙に読み辛かったんですよね。

鈴木氏が推すディスクがマニアックなのは毎度のことながら。
Amazonで検索しても出て来ない盤が目白押しとは凄い。

表示されるCDも品薄過ぎて法外な高値になっていたり。
誰一人としてレビューを書き込んでいなかったり。
さすがに、買うのは不安になるCDたちです。

私はクラシック好きとも言えない程度にしかクラシックを聴かず。
好みも著しく偏っている・・・という段階の初心者。
いえ。初心者のまま、何十年と音楽の時間が止まっているのです。

それでも。好きな曲や演奏や、演奏家や指揮者はぽつぽつある。
これは遠い過去に「勉強」のつもりで聴き込んだ遺産。

文学もそうですが。
音楽も、かつて「名作に一通り触れよう」という、
自己啓発キャンペーンが繰り広げられておりまして。

中古CDを買い、図書館でCD借り、名盤紹介の本を読み、
そうそう、コンサートにも年に数回行っていました。

クラシックを聴かなく(聴けなく)なった時期があり。
その10年以上の空白ゆえに。
クラシックオタクには、なりそびれました。

数年前からは、聴けるようになりましたが。
手持ちの愛聴盤を時々、プレイヤーに載せる程度。
あ。NHKのクラシック音楽館もたまに見ます。

今更ながらに。
聞き漏らしている名曲や名演を聴こうと思い始めたのは。
孤独で長い人生になりそうな気がしてきたからで。

そんな人生の友として、読書だけでは心もとなく。
音楽もやっぱり、必要だよね・・・と。

ええ。根っからの音楽好きとは言えないのです。
音楽がなくても、たぶん、充分、生きていける。

それでも。逃げ場所というか、鎧というか。
読書が私の庭だとしたら。音楽鑑賞はなんでしょうね。
たまに出かける憩いの場所ですね。

いや。週一か、月二くらい通う趣味の習い事かな。
ま、行かなくてもいいし。困らないし。
というよりもむしろ、余分な出費なんだけれど。
そういう暇つぶしが必要なのが人生だ、と。

ああ。こりゃ、真の音楽好きさんには叱られそう。

でも。その程度の「必要」ではあっても。
やはり音楽は「不要」ではないのです。

クラシック病の鈴木氏の思考についてけるわけもない。
あ、思考っていうより、嗜好かな。

それでも。あまりにも「ザ・王道」の名演ばかりでもねぇ・・・
変化球や反則技も面白いんじゃないかと思って。

濫読派の私としては。
音楽も選り好みせずに色々聴いてみたい気持ちがあります。
というわけで、とりあえず、沢山メモを取りました。

(2017.11.13)

ベスト・オブ・ジャズ・ピアノ  小川隆夫

2017.11.13 音楽   comments 0
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平凡社
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思い入れたっぷりではない点が光る。

これだけは聴いておきたい50人・・・と副題にあります。
その通り、50人が代表作とともに平易に紹介されます。

私はどちらかというと。
偏りまくった我が道を突っ走る意見とか、
「超・偏愛」的なこだわり満載のへんてこな思い入れとか、
そういう批評が好きなんですけれど・・・

こういうのもいいなと思えるフラットな批評です。
平淡な文章の中に、ちゃんと愛情は見えるのです。

ジャズ好きになったんだけど、ナニ聴いたらいいんだろう?
ピアノがいいなって思うけど、あり過ぎてわからない・・・

そんな初心者から。
一通り、名盤中の名盤とか、贔屓のピアニストは聴いたけど。
そこからどうジャズの世界を広げたらいいかわからない中級者まで。

ジャズの世界に迷う人の良き道標となってくれる本だと思います。

(2017.6.20)
この本を参考に幾つか聴いてみました。
好きか嫌いかで言うと、好きなのも嫌いなのもある。
でも、本書の紹介文が冷静なので。こちらも冷静になれる。
著者の客観性が、読者にもいい作用を及ぼしてくれる感じ。
本書を片手に、さらに好きなジャズピアニストを発掘したい。

中川ワニジャズブック  中川ワニ

2016.07.23 音楽   comments 0
中川ワニジャズブック
中川ワニジャズブック中川ワニ

あうん堂本舗

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絶版なんですね・・・
Amazonで高値になっちゃってます(涙)
この本、欲しいのになぁ。

私はお気に入りの喫茶店で読んだのです。
中川ワニさんのお気に入りのジャズを紹介した内容。

レイアウトが美しくて。
佇まいが凛として、もの静かな本。

ああ。欲しいなぁ・・・ 

(2016.4.29)

もし大作曲家と友だちになれたら…  スティーブン・イッサーリス

2016.02.11 音楽   comments 0
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音楽之友社
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「バッハの、どこがそんなにりっぱだったかって?そりゃかれの音楽だよ。まったくの天才だったし、いまもそれは変わらない。からが書いた音符はことごとく、完ぺきに正しい音なんだ。この世でいちばん悲しい音楽、この世でいちばん楽しい音楽、この世でいちばん美しい、ワクワクするような音楽のうちのいくつかは、バッハがつくったんだよ・・・」

 たとえば、《ピアノ協奏曲第二十三番》K四八八をきいてみよう。(このKはケッヘルという人の頭文字をとったもの。ケッヘル氏は、何年もかけて、六百以上ものモーツァルトの楽譜を見つけ、作曲された順を推測しながら通し番号をつけるという、たいへんな仕事をおこなった、あっぱれな人だ)。この曲は、三つの楽章の雰囲気がまるっきりちがうのに、ひとつの幸せな物語になっている。第一楽章はとても優雅で、まるで、なにひとつ問題のない、完璧な世界に連れて来られたような気分にさせる。第三楽章は、人びとが笑ったり踊ったりしている様子が目に見えるようだ。だが、この曲のかなめは、ゆったりとしたテンポの第二楽章。この楽章は、とっても悲しくて、まるで底なしの川をのぞきこんでいるような気分になってくる。その美しさはまさしく魔法のようだ。

 もしベートーベンと友だちになれたら、きみは一生つきあえる親友と出会ったことになるぞ。生涯、きみをぜったいに失望させない友だちを。

 ごくおおざっぱにいうなら、バッハの音楽には神の目から見た世界が示されている。モーツァルトの音楽は大自然の一部のようなものであり、ベートーベンは全人類に向けて語る。では、シューマンはどうだろう?シューマンの音楽は、ロベルト・シューマン個人の感じ方や気持ちを伝えてくれるが、それでいて、ぼくたちみんなに語りかけてくる。かれの感情はあまりにも強く、あまりにも真にせまってくるので、ぼくたちはかれの中に自分自身を見つけ出すのだ。

 気に入らない曲は全部自分で破り捨ててしまったので、今日に伝わるブラームスの作品には、ほんとうに出来の悪いものや価値の低いものは、ない。《ハンガリー舞曲》のほとんどと、そのほかの短い曲は、軽くて楽しいけど、だからといって価値が低いとはいえない。「楽しむこと」って大切だからね!

とにかく、ブラームスをきくのに、まちがえる心配はない。前にもいったけど、たいくつな曲は、まずひとつもありません。だから、長い曲も短いのも、好きなだけたくさん、いろいろきいてごらん。そして、「うわー、すてき!」っていう気持ちに、どんどんなってよ!

たくさん、引用しましたが。
ほんとうに。隅々まで楽しい文章です。
読んだ後、ちょっと興奮気味にこんなツイートをしていました。

スティーブン・イッサーリス『もし大作曲家と友達になれたら・・・」読了。とっても楽しかった。子ども向けに易しい言葉で書かれているのだけれど。小難しい評論なんかより、よほど作曲家それぞれの個性や特性や長所や短所を捉えていて。うー鋭い!上手い!そして微笑ましい。音楽への愛が溢れてる。

作曲家の生い立ちやエピソードがユーモアたっぷりの楽しい筆致で(時になかなか辛辣に)描かれ。「これをきいてみよう!」という曲紹介の章は特に、読んでいると無性にワクワクしてくる。取上げられた曲を今すぐ聴きたくなる! 続篇とか書いてくれないかしら。もっと沢山の作曲家のを読んでみたい。

うん。ほんと。こういう生き生きした、読む人の心を踊らせるような曲紹介っていいなぁ。優しさと愛情たっぷり、でも盲目じゃない。「入り口へ連れて行ってあげるから、そこからドンドン自分で奥に進んで、探検してね!絶対楽しいよ!」っていう調子で。よーし、行ってみよう!って気持ちになる。

クラシック音楽を聴いている人にも聴いてない人にもお勧め。
平易な言葉で、こんなに豊かな表現ができるんだなぁ・・・と。
そのことだけでも、なんだかワクワク・うっとりしてしまいます。

(2015.9.14)
  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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