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『音の影』岩城宏之

2020.04.22 音楽   comments 0
文春文庫
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クラシック好きでなくても楽しめる

確か。近所のブックオフの閉店セールで買った本。
100円の棚にあったのだけれど。
2割引→3割引→半額→80%オフと下がって行き。

ええ。20円で買ったと思います。
なんて安いんだ・・・投げ売りだな。

正直、そんなに安いなら買っとこうという感じで。
別に期待もしていなかった本なのです。

文庫本はね。移動用にコツコツ買い溜めていて。
割と読みやすそうな本を選んでいたりします。

あと、あまり分厚くないのもポイントね!
ただでさえ多い荷物の重量を増やしたくないので。

さて。読み始めてみると。
なんだこれ。面白すぎる。

著者が指揮者なのはもちろん存じ上げておりますが。
私の興味の範疇になかったらしく、印象は特になくて。
テレビとかも出てらしたんでしょうが記憶にもなく。
著者の指揮した曲を聴いたことも一度もないです。

ごめんなさい!

聴いてないですが。たぶん好みではない気もします。
まぁそれはそれで、どうでもいいんです。(え!)

いや。なんでしょうね。この人、独特の味がありますね。
ちょいとイヤな奴だと思いますけど。
それでいて、嫌味がないですね。
自信過剰なんだけれど、しつこくないからスマート。

こういう語り口、好きですよ。
まず、題材に恵まれていると言いますか。
登場するクラシック界のメンツが豪華なんですよね。

それでタラタラ自慢話をするのかと言うと。
まぁそうでもなくて。
視点や切り取り方にセンスがあって。
さらに独特なユーモアが満ち満ちている。

こんな感じだったら、他の著作も期待できますね。
結構書いてらっしゃるみたいなので、ぜひ読みたいです。

(2019. 11.17 読了)
ものっすごい落ち込んでる時、明るい気持ちになれました。
音楽を聴きたい気持ちも湧いてきて元気が出ました。
どうでもいいような話とかも多いんだけど、楽しめました。
気持ちのコリをほぐしてくれる作語り口がいい。


『かわいい音楽すてきな暮らし n°2』

2018.04.13 音楽   comments 0
4434121804
NovelCellPoem,INC
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可愛さが別次元。

良くも悪くも平凡ではありません。
自由なんですね。でも、ほんとに可愛い。

かなり甘めのテイストなので。
私はもうちょっと、さっぱりしてる方が好きですが。

なんだろう、格好つけてない可愛さで。
でも、野方図でもなく、まとまりもあって。

ほっこりします。

紹介されるCDもセンスがいいですよ。
やはり、ありきたりじゃない。

可愛さを目指すなら。
このくらいのレベルに達しないとね!

(2017.11.20)
可愛いものも、こうして見ると私は好きなのだな。
もう少し可愛さは控えめがいいけれど。
なんだか、この本の可愛さは気持ちがいいな。

『クラシックは斜めに聴け!』鈴木淳史

2018.03.17 音楽   comments 0
4787273957
青弓社
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タイトルにつられて(?)斜めに読みました。

鈴木氏の毒舌の大ファンな私ですが。
本書はじっくり読もうと言う気持ちになれず。
適当に、飛ばし読み気味の斜め読みで読了。

なんだろう・・・本の構成のせいかしら。
妙に読み辛かったんですよね。

鈴木氏が推すディスクがマニアックなのは毎度のことながら。
Amazonで検索しても出て来ない盤が目白押しとは凄い。

表示されるCDも品薄過ぎて法外な高値になっていたり。
誰一人としてレビューを書き込んでいなかったり。
さすがに、買うのは不安になるCDたちです。

私はクラシック好きとも言えない程度にしかクラシックを聴かず。
好みも著しく偏っている・・・という段階の初心者。
いえ。初心者のまま、何十年と音楽の時間が止まっているのです。

それでも。好きな曲や演奏や、演奏家や指揮者はぽつぽつある。
これは遠い過去に「勉強」のつもりで聴き込んだ遺産。

文学もそうですが。
音楽も、かつて「名作に一通り触れよう」という、
自己啓発キャンペーンが繰り広げられておりまして。

中古CDを買い、図書館でCD借り、名盤紹介の本を読み、
そうそう、コンサートにも年に数回行っていました。

クラシックを聴かなく(聴けなく)なった時期があり。
その10年以上の空白ゆえに。
クラシックオタクには、なりそびれました。

数年前からは、聴けるようになりましたが。
手持ちの愛聴盤を時々、プレイヤーに載せる程度。
あ。NHKのクラシック音楽館もたまに見ます。

今更ながらに。
聞き漏らしている名曲や名演を聴こうと思い始めたのは。
孤独で長い人生になりそうな気がしてきたからで。

そんな人生の友として、読書だけでは心もとなく。
音楽もやっぱり、必要だよね・・・と。

ええ。根っからの音楽好きとは言えないのです。
音楽がなくても、たぶん、充分、生きていける。

それでも。逃げ場所というか、鎧というか。
読書が私の庭だとしたら。音楽鑑賞はなんでしょうね。
たまに出かける憩いの場所ですね。

いや。週一か、月二くらい通う趣味の習い事かな。
ま、行かなくてもいいし。困らないし。
というよりもむしろ、余分な出費なんだけれど。
そういう暇つぶしが必要なのが人生だ、と。

ああ。こりゃ、真の音楽好きさんには叱られそう。

でも。その程度の「必要」ではあっても。
やはり音楽は「不要」ではないのです。

クラシック病の鈴木氏の思考についてけるわけもない。
あ、思考っていうより、嗜好かな。

それでも。あまりにも「ザ・王道」の名演ばかりでもねぇ・・・
変化球や反則技も面白いんじゃないかと思って。

濫読派の私としては。
音楽も選り好みせずに色々聴いてみたい気持ちがあります。
というわけで、とりあえず、沢山メモを取りました。

(2017.11.13)

『ベスト・オブ・ジャズ・ピアノ』小川隆夫

2017.11.13 音楽   comments 0
4582852572
平凡社
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思い入れたっぷりではない点が光る。

これだけは聴いておきたい50人・・・と副題にあります。
その通り、50人が代表作とともに平易に紹介されます。

私はどちらかというと。
偏りまくった我が道を突っ走る意見とか、
「超・偏愛」的なこだわり満載のへんてこな思い入れとか、
そういう批評が好きなんですけれど・・・

こういうのもいいなと思えるフラットな批評です。
平淡な文章の中に、ちゃんと愛情は見えるのです。

ジャズ好きになったんだけど、ナニ聴いたらいいんだろう?
ピアノがいいなって思うけど、あり過ぎてわからない・・・

そんな初心者から。
一通り、名盤中の名盤とか、贔屓のピアニストは聴いたけど。
そこからどうジャズの世界を広げたらいいかわからない中級者まで。

ジャズの世界に迷う人の良き道標となってくれる本だと思います。

(2017.6.20)
この本を参考に幾つか聴いてみました。
好きか嫌いかで言うと、好きなのも嫌いなのもある。
でも、本書の紹介文が冷静なので。こちらも冷静になれる。
著者の客観性が、読者にもいい作用を及ぼしてくれる感じ。
本書を片手に、さらに好きなジャズピアニストを発掘したい。

『中川ワニジャズブック』中川ワニ

2016.07.23 音楽   comments 0
中川ワニジャズブック
中川ワニジャズブック中川ワニ

あうん堂本舗

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絶版なんですね・・・
Amazonで高値になっちゃってます(涙)
この本、欲しいのになぁ。

私はお気に入りの喫茶店で読んだのです。
中川ワニさんのお気に入りのジャズを紹介した内容。

レイアウトが美しくて。
佇まいが凛として、もの静かな本。

ああ。欲しいなぁ・・・ 

(2016.4.29)
  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
*ブログタイトルの由来

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