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サンドウィッチは銀座で  平松洋子 谷口ジロー

4167838699
文春文庫
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タイトルからサンドウィッチがメインだと思ったら。
サンドウィッチ以外の話の方がずっと多かった。
私が好きなのはサンドウィッチのところだけだったかも。

中でも、これは食べたい!と思ったのは
洋菓子舗ウエストの「トーストハムサンド」
「ウエストだけの端正な味」と著者は表現しています。
いいなぁ。いつか絶対食べに行こう。

あと。もう一つ食べてみたいのは
新有楽町ビル「はまの屋パーラー」のスペシャルサンドウィッチ。

そうだ、もう一つあった。
「ロックフィッシュ」の生ハムとカマンベールのサンドウィッチ。

あー。どれも食べたい(←サンドイッチ大好き)

他にはビールの注ぎ方が参考になります。

家庭でおいしくビールを飲むためには。
1 背の高いグラスを選ぶ。泡が立ちやすい。
  冷やし過ぎないこと。温度差がある方が泡立つ。

2 グラスはまっすぐ立て、まず勢い良く泡を立てて注ぐ。
  炭酸ガスが抜ける。泡の目安はグラスの三分の二。

3しばらくそのまま待ち、泡立ちを落ち着かせる。

4 グラスをほんの少し傾け、炭酸ガスを逃さぬよう、
  縁の辺りから静かに注ぎ足す。


(2014.11.3)

野蛮な読書  平松洋子

4087714241
集英社
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本好きの人が本を読んだ話、が大好きなのである。

いや。批評ではない。やみくもな「読書記録」っぽいのが好き。
ある一冊の本について語ってるうちに、芋づる式にあれもこれもと、
書物の思い出が次から次へと湧き出て来て・・・
いつの間にやら、読書の思い出の発表会、みたいになっている。

うん。こういうのが、たまらない。

日頃の多読・濫読の賜物で、どなたの読書記録を覗いても、
「私も読んだ!」という本に必ず、遭遇出来るので。
著者の思い出を辿るのに平行して、自分の記憶の小旅行も出来る。
これが二重に楽しい。

平松洋子さんの読みっぷりは、なかなかツボをついてくる。
しょっぱなに開高健『戦場の博物誌』が登場するのでビビるが。
(私にとっての開高健については、いずれ機会があれば語ります)

おお、そう来るか、それが来るか。そう読むか!

面白い。ちょっと興奮して足をドンドン踏みならしたいくらい。
語りっぷりが小気味好くパワフルで。読んでて心が浮き立ってくる。
紹介される本の魅力はもちろん、彼女が本を読んでいる情景がいい。

あと、その読書から波及していく、思い出たちも。
四方八方に元気よく、飛び跳ねている・・・なるほど「野蛮」、ね。
お行儀の良さとは、確かに無縁だ。

だいたい。彼女は。布団を被って読書するのが基本だそうで。
あら〜。私と一緒だ。親近感が湧くなぁ。

一人ではしゃいでるのもナンなので。面白さの実例を一つだけ。

珍奇なものに遭遇すると「山下清だったらなんて言うかな」
と妄想するのが彼女の癖であるそうです。
(山下清の著作を愛読するうちに身に付いたようですが)

バレンタインデーのデパ地下でチョコに群がる女性たちを見て。
「おばさん、おばさん。おばさんのごはんはチョコレートですか」

叶恭子おねえさまと対面したら。
「おばさん、おばさん、お乳がおもそうです。じゃまではありませんか」

ははは。これはマネしてみたくなるなぁ。

(2012.4.23)
第一章 「贅沢してもいいですか」
第二章 「わたし、おののいたんです」
第三章 「すがれる」
これを見るだけで、読んでみたくなりません?

おいしい日常  平松洋子

4101316511
新潮文庫
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平松女史の口調はハギレよくて、気持ちいい。

スパイシーなものが好きなヒトなのね。
パパッと作る一見、簡単そうな彼女の料理だが、
どれも、そんじょそこらで売っていない調味料が、ミソなのだ。

で、ですねぇ。私、あんまり調味料に凝るの、好きでなくて。
お外で食べる分には珍しい味付けもエスニックもいいんだけど、
家で食べるのは、少し物足りないくらいに大人しい味でいいかなぁ。

恒例の(?)私も食べたことあるもんチェック!
◆すやの栗きんとん。
◆出町ふたばの豆大福。
◆神馬堂のやきもち。
◆生砂糖。
◆原了郭の黒七味。
・・・あれれ、これだけだ。どれも確かに美味しいけど。

平松さんが本書で取り上げてて気になったのは・・・。
◆柳桜園のお茶。前々から飲んでみたいと思ってる。
◆甘泉堂の水羊羹。これは食べてみなくちゃ。まだ売ってるかな?
◆一和のあぶり餅。有名だよね。
◆澤屋の粟餅。なんか、食べ損ねてる。 

ちなみに私のお気に入りの京都のおやつは・・・、
◆阿月の三笠。
◆亀屋良永の御池煎餅。
◆河道屋の蕎麦ぼうろ。
◆緑寿庵清水の金平糖。
◆満月の阿闍梨餅。
◆鍵善良房の葛きり。
◆都路里の抹茶パフェ。
◆高台寺洛匠の蕨餅。

あとがきが東海林さだお氏との対談になってて面白い~。
平松さん、やりこめられっぱなし。確かに、ワンカップの日本酒って、
フードジャーナリストとしてマズイんじゃないかと思う。

私は、バカの1つ覚えのように「久保田」を飲む。
しかも何故か、万寿より千寿の方が好き。
安い方がいいってヘンだな。何でも高級好きな私なのに(笑)

詳しい人に「千寿の方が好きなのはホントの酒飲み」と言われたけど、
ほんとかな?・・・そうそう「八海山」は、美味しかったな。
日本酒のほかには・・・ダメ。脱線しすぎ。ストーップ!

えー。楽しい読み物です。参考には・・・あまりならないかも。
平松女史の小気味よい語り口がいちばんのご馳走。

(2010.8.31)
この本読んでて無性に食べたくなったのは、沖縄料理。
ティビチ(豚足)、大好き~。なのに今年一度も食べてない。
あ、茗荷を立て二つ切りにして合わせ味噌(ごまや味醂、醤油で調味)を
塗ってトースターで焼く、っていうの試したら、美味しかったよ。
ていうか、酒のつまみじゃん!でも、飲まなかったけど・・・


  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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