Loading…
 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

たったひとつの贈りもの  児玉 清

2012.10.13 児玉 清   comments 2
4255002495

朝日出版社
Amazon

「わたしの切り絵のつくりかた」と副題にあります。

児玉さんの切り絵作品と、その作業工程が載っています。
材料は色画用紙と、雑誌の切り抜き。

これね〜。私も似たようなことを昔、試みたことがあります。
雑誌って、とても面白い素材になるなぁと思って。

あのね、コラージュとは違うんですよ。
児玉さんも本書の中でおっしゃっていますが、
和紙の切り絵のように、「ちぎって貼る」のでもなくて。

雑誌の紙面から「色」を拾い上げて、
それを組み合わせて絵を描くような感覚ですね。

残念ながら、私にはセンスも絵心もなかったので。
どうも様になるものが出来ずにすぐ諦めましたけど。

いいですねぇ、この切り絵。
児玉さんは「人物」をモチーフになさっていて。

「ナポレオン」や「カウボーイ」や「ダルタニアン」、
「ジャズマン」や「マフィア」や「警官」などなど・・・

ユーモラスで。洒落ていて。表情が豊かなんです。
1枚だけ、私の一番気に入った切り絵を紹介しちゃいます。

898989.jpg

マーロン・ブランドのイメージですって。タイトルは「マフィア」。
コートと帽子のお揃いなとことか。派手めのシャツとか。素敵!

児玉さんの作品の良い所は色柄を絞っている点でしょうか。
ついつい、欲張って多色の組み合わせにしがちですが、
このくらい抑えた方が、洗練された作品になりますね。

私も、そのうち再チャレンジしてみようかなぁ・・・。

(2012.10.9)
もし雑誌で切り絵を作るにしても、私は人物画はムリかな。
風景画か、静物画か、抽象画ですね。動物もいいかも。
いや。苦手と決めている人物画も切り絵なら可能かも?
・・・と空想だけは、どんどん広がります(笑)

スポンサーサイト

負けるのは美しく   児玉 清

2012.07.19 児玉 清   comments 2
4087462765
集英社文庫
Amazon

ひょんな、それこそ笑い話のような偶然から俳優の道に入り。
恵まれたスタートを切ったはずなのにスターになり損ねた著者。
芽が出なかった映画の時代のエピソードも腐ることなく生き生きと、
ユーモアと感傷的過ぎない追憶とともに描いている。

解説で池内紀さんが書いている。

この俳優がスターにならなかった理由がよくわかる。
たえず自分を見つめている醒めた目がある。自己陶酔を許さない。
そこから生じてくる他人への法外なやさしさとつつしみ。

ああ。そう。その通り。
そんな彼の見た斜陽の時代の映画界。
思い返す幼き日の出来事。
そして最愛の娘のまだ若過ぎる死。

何よりも。
せめて美しく負けるのを心懸けよう、と心に期したこと。

そこに表れる人柄・・・
穏やかで繊細で。でも実はとても正義感が強くて。

読書家としても知られて。
NHKBSの週間ブックレビューという番組でよく拝見していた。
共に司会をなさっていた中江有里さんがツイッターで今なお。
児玉さんを思い出して呟かれるのを見ることがある。

そのことが、とても納得できる・・・

(2012.6.30)
切り絵が趣味で本を出版されたことがあると、本書で知り。
気になって調べてみました。これ、見てみたいです。

たったひとつの贈りもの―わたしの切り絵のつくりかたたったひとつの贈りもの―わたしの切り絵のつくりかた
児玉 清

Amazon

本書に貼った付箋の数・・・16枚。

寝ても覚めても本の虫  児玉 清

2011.07.08 児玉 清   comments 8
4101306516
新潮文庫
Amazon

ダンディでしたよねぇ、児玉さん。その上、読書好きで。
D・フランシスの解説などで、よくお会いしましたっけ。

彼が好んだ、海外エンターテイメント小説、私も大好き。
N・デミル、J・グリシャム、K・フォレット、J・ディーバー、T・ハリス、
M・H・クラーク、T・クランシー・・・。

児玉さんが取り上げられる本を私、ほぼ読んでいる!

ミステリの中でも冒険要素が強いというか、娯楽性が強いというか。
その為、文学至上主義の人は敬遠する系統だと思いますが。

読者に「面白さ」を提供することに、とことん貪欲で、
もはや見事な職人芸のような作風が、私は好きだなぁ。徹底してるもの!

ただ、児玉さんが私と大きく違うのは。
翻訳を待ち切れずに、原書で読んでいらした・・・という点。
私も昔チャレンジしましたけど、すぐ諦めちゃいました。

以下、個人的な思い出話。しかも無駄に長い・・・。

  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
*ブログタイトルの由来

<別館のご案内>
Instagram
99%、花の写真です。

moleskine絵日記
ちいさな絵日記。

表示中の記事

カテゴリ

最新コメント

データ取得中...

月別アーカイブ

***

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。