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本に語らせよ  長田 弘

2016.11.13 長田 弘   comments 0
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幻戯書房
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タイトルが、かっこいい。

あ。だから読んだんですよね。

でも。長田さんの語る本が悉く絶版なんです。
図書館にもないし・・・ううう。

ちなみ、以下の本たち。

江戸時代の遺産
アミエルの日記
ウィリアム・テル伝説―ある英雄​の虚実
忘れられた思想家 安藤昌益のこと
甍の夢―或る瓦職の技と心 建築職人の世界
懐徳堂―18世紀日本の「徳」の諸相

Amazonでチェックしてもレビューもほぼ、ない。
うーん。うーん。気になる。

(2016.9.2)
実は、内容をあまりおぼえていません。
長田さんが本について語っている本は他に、「世界は一冊の本」や「読書からはじまる」があります。個人的にはそちらの方がおススメです。
いずれにせよ、この方の本の読み方が私は好きですけれども。

長田弘詩集  長田 弘

2016.11.06 長田 弘   comments 1
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角川春樹事務所
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詩が苦手なあなたも、きっと。

はい。一言で本書を紹介するならば、コレ!
角田光代さんの解説がまた、いいんです。あれ、解説じゃなくてエッセイって銘打ってあるな。彼女はこんなタイトルをつけていました・・・「詩という自由」(カッコいい!)。

角田さんは詩が苦手でらしたそうで。その辺りの事情を語る口調の熱さが面白い。私も幼い頃から詩に親しんでいるものの、苦手な詩が多いのです。大仰というかエラそうというか、自己陶酔気味というか。そんな風に感じてしまう詩ってありますよね・・・

角田さんのように、長田さんの詩を読んで詩に目覚めたというわけではありませんが、初めて読んだ時「ああ、こんな詩があるんだ」「こんなに易しい言葉で詩を紡ぐことができるんだ」と驚きました。

日常の言葉。何気ない、ごく普通の言葉。ただ飾らないというのとも違う。シンプルだけど、素っ気なくはない。親しみやすいけれど、馴れ馴れしくない。

こういう友達が理想だな。そう感じるような、一緒にいることが幸せな詩。呼吸が楽にできる詩。

(2016.8.1)

世界はうつくしいと  長田 弘

2016.06.28 長田 弘   comments 0
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みすず書房
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読むことは、本にのこされた
沈黙を聴くことである。
無闇なことばは、人を幸福にしない。

あざやかな毎日こそ、わたしたちの価値だ。
うつくしいものをうつくしいと言おう。
幼い猫とあそぶ一刻はうつくしいと。

日の光のなかに降ってくる
黄金のようにうつくしいもの。
音のない音楽のように、
手に掴むことのできないもの。
けれども、あざやかに感覚されるもの。
あるいは、澄んだ夜空の
アンタレスのように、確かなもの。
人の一日に必要なものは、
意義であって、
意味ではない。


詩の一部を抜粋するなんて無粋なことですけれど。
好きなところを少しだけ、引いてみました。

あたりまえの毎日のうつくしさは見失いがちなもの・・・
こころが無闇に忙しがっている今を省みて、
この詩集が与えてくれた静けさを深々と吸い込みました。

(2015.5.1)

読書からはじまる  長田 弘 

2015.10.23 長田 弘   comments 0
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日本放送出版協会
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読めたことを嬉しく思う。
きっと、また読み返したい。
読み返すに違いない。

読書術や、読書の流儀の本を。
ここしばらく読み続けていましたが。

この本が。長田さんの考え方が。
私にはいちばん、しっくり来ました。

ああ。私も。
このような想いで。読書をしてきた、と。
これからもずっと、そうでありたい・・・と。

そしてでも。
今はもう。幾らかは失ってしまった。
こんな風に。自分と読書との間に愛があった時代は。
いつの間にか、損なわれてしまった・・・

まだ。遅過ぎないといいな。
幸せ過ぎるほどに幸せだった、読書の時間を。
どうか、取り戻せますように。

(2015.6.13)
長田さんの言葉は美しく。
快くも、ドキリとする鋭さを潜めて。
しんしんと、こころに降り積もるかのようです。

人生の特別な一瞬  長田 弘

2012.11.23 長田 弘   comments 2
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晶文社
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すみずみまで、好きだ。

表紙も、クリムトの絵。
妖艶な女性のイメージが強いけれど。
こんな、樹木が生い茂る公園も描いたのだな。

木の葉だけがぎっしりと描かれていても。
どこかクリムトらしい官能と豪奢さが窺える。

長田 弘さんの言葉は。
飾らないとか、日常だとか、平易だとか。
そう表現しても、まだ大袈裟に聞こえるほど。

磨いたり、選んだり。
そういう作業の痕跡を見せない言葉。

土からいつの間にか芽を出したような。
知らぬ間に降り出していた細かい雨のような。
風に舞ってひらひらと足元に落ちて来た木の葉のような。

(2012.11.4)
詩文集、という形式に。興味すら持たなかった。
詩でも散文でもないものは、中途半端だと思っていて。
この本を読んで。このような文章の形があることに驚きました。

  

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Author:彩月氷香

とにかく本が好き
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時々、写真や雑記も。

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