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オトーさんという男  益田ミリ

Posted by 彩月氷香 on 13.2016 益田ミリ   0 comments   0 trackback
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幻冬舎文庫
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ミリさんらしさはあるのですが。
うーん。この「オトーさん」は苦手かも。
ええっと。共感しづらい。

これはこれでいい?のか?

ええ。なんだかんだで和むわけですよ。
困ったヒトなんだけれど。
不器用で誠実で家族を大事にしている。

性格はまるで違うにしても。
父なるものに共通する何かを醸し出している。
・・・と思います。

(2016.3.8)
「お母さんという女」という作品も描いてらっしゃるんですね。それにしてもなぜ、「お父さんという男」ではなかったんだろう。「オトーさん」という表記は私にはピンとこないのです。

みちこさん英語をやりなおす  益田ミリ   

Posted by 彩月氷香 on 21.2015 益田ミリ   0 comments   0 trackback
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ミシマ社
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「am・is・areでつまずいたあなたへ」と、副題にあります。
さすがに、そこでつまずいてはない!と言いたいのですが。
まぁさほど遠からずな気もします。

英語についてよくわかる!というのとは違っていて。
日本語と英語の違いが浮かび上がってくる感じ。
英語も日本語も、言語として再発見するというか。

その中でも特に印象的なのは。
英語は最初からより正確に伝えたい言語、
日本語は全部言わなくても察してもらいたい言語、っていうとこ。

ああ確かに。そういう日本語の「性格」ってあると思う。

あと。英語の話とは関係ないけれどいいなと思ったのは。
みちこさんの娘さんが
「あたしって楽天的?」
「人って楽天的な方がいいの?」と訊ねる場面があって。

みちこさんはこう答えます。
「すごくいい質問だね!」
「楽天的な自分もそうじゃない自分もふたついていいんじゃない?」
「いつも、どんなときも明るく元気なんて、ママだって絶対ムリだもん」

いい気分で読める本、否、漫画です。
学ぶことって楽しいな、って思えます。

(2014.12.3)
以下、本書の中でさりげなく(?)紹介された本たち。
どれも読んでみたくなりました。

『「わかる」ということの意味  』佐伯 胖
『弱いロボット』岡田 美智男
『二重らせんの私―生命科学者の生まれるまで』柳澤桂子
『日本語はなぜ美しいのか』黒川伊保子
『世界を、こんなふうに見てごらん』日高敏隆

僕の姉ちゃん   益田ミリ

Posted by 彩月氷香 on 07.2014 益田ミリ   0 comments   0 trackback
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マガジンハウス
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弟の目線から姉(婚期かなり遅れ気味)の姿が描かれます。
う・・・・これ、私んちとかなり似てる!

収納本もダイエット本も「癒し本」という姉。
要するに、やればできる。
でも今やらないだけ、と自分に実感させて安心する。

あ、わかるわ・・・

男に言われたらうれしいセリフ。
「オレが好きなのはお前の顔だけだ」

ははは。一度くらい言われてみたい!(笑)

なんてゆうか、女って、
かわいいが正解みたいな中で大きくなっていくでしょ。
けど、正解なんて誰もが出せるわけじゃない。
だから、せめて持っていたいんじゃない?
簡単に手に入るかわいいを。


↑ これ、「姉ちゃん」がネイルサロンから帰ってきて、
  自分の爪をうっとり眺めながら言う台詞。

弟くんは「それが爪?」とツッコミますが。
彼女は華麗に(?)「さーねー」と流します。

正直な感想は・・・
「あ、私の苦手な『女』がここにいる。」です。

(2014.7.31)
ちなみに本書は漫画。
マンガは読みませんと公言しているくせに、
うっかり間違えて借りて以来、著者のファンです。

週末、森で  益田ミリ

Posted by 彩月氷香 on 06.2013 益田ミリ   2 comments   0 trackback
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幻冬舎
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タイトルどおり、週末を森で過ごす女性たち。
なんか身につまされるような「よくわかる」感覚。
家庭を持たない(持てない?)女性ならば、特に感じると思う。

しみじみと沁みて来るのは、でも淋しさや虚しさではなくて。
ふっと、肩の力を抜いてくれるような優しい眼差しの気配。

カリカリせずにはいられない瞬間を積み重ねるように生きる、
その苦しさの中で自らを救ってくれるものは何だろう?

身に降り掛かる出来事を自分がどう受け止めるか。
心に余白のない状態だと「負」の部分ばかり鮮やかに見えてしまう。

そこから、ちょっと目線をずらして、息継ぎをする。
そのコツをそっと教えてくれるような、そんな漫画です。

(2013.5.4)

心がほどける小さな旅  益田ミリ

Posted by 彩月氷香 on 03.2013 益田ミリ   0 comments   0 trackback
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飛鳥新社
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漫画を読まない主義(嫌いなわけではないのです)の私が。
うっかり知らずに読んでしまった漫画・・・の作者。
一読して大ファンになって、第二弾を借りて来ました。

で。これがなぜか、漫画じゃない(笑)。
別に狙ってそうなったわけではありません。
たまたま、棚にこの本しかなかったのです。

タイトル通り、心がほどけるような旅の記録。
旅というものを滅多にしない(嫌いなわけではないのです)私が、
今すぐにでも旅に出たくなるような・・・出来そうになるような。

不思議と旅の行程や内容よりも。
ミリさんの、小さなつぶやきに心を惹かれます。

そうだよ。大きな声を張り上げなくてもいいんだよ、うん。
ミリさんの旅の楽しみ方が私は好きです。
旅の中で彼女が見つける、小さくキラリと光る小石のような・・・

幸せっていうと大仰になるけれど。
「良かったな」の気持ちとその背景にある「あ!」という気づき。
こぢんまりした「自分再発見」っていうのかな。

旅の醍醐味は、たぶん。
自分が知らない自分に出会う瞬間が持てることなんだと思う。

それには海外旅行でなきゃいけなくて。
やれインドだ、アラスカだ、ペルーだ・・・と異文化に触れて
カルチャーショックを受けなきゃいけないみたいな。

あるいは、国内旅行であっても自転車旅とか、ヒッチハイクとか、
せめて青春18切符とかで、体を張って旅しなきゃとか、
旅は汗をだくだく流してするもんだ、みたいな。

旅のスケールやら、苦難の度合いやらで旅の値打ちが決まるみたいな。
なーんか、そういう風潮に内心私は不満を持っていたらしいです。

そりゃ、すごーい!って旅行記を読むとガツーンと響いて来ますけど。
そういう旅が出来ない人や、したくない人だっているんだし。

小さくたって旅は旅なんだ!・・・とそう熱くなる場面でもないけど。
心の視力の良い人は、大旅行をしなくても「見える」んだな、と。
もっと言えば、お散歩でも、通勤中の移動でも。

あれ、そう言うと、旅の意味が・・・いや。旅はしたい。

気持ちに見合ったサイズの旅があるのかもしれませんね。
大きな旅は「人生の転機」足り得るのであって。
小さな旅は「心を癒してくれる」ものであって。
お散歩は「気持ちを切り替えてくれる」ものであって。

自分に必要な旅を、知らず知らず選んでいるのかもしれない。

・・・って。そういう主旨の本でもないですけど。
大きかろうが小さかろうが。旅が自分への贈り物となるのは。
環境の変化を一時的に体験して、また「帰って来る」。

自分の「家」を比喩的な意味でも、実感出来るからなのかな。
帰る家がなければ、それは旅じゃなく家出ですものね。

行ってみたい場所が増えました。

(2013.4.10)
「人の一生で、自然に親しむということほど有益なことはありません。人間はもともと自然の一員なのですから、自然にとけこんでこそ、はじめて生きているよろこびを感ずることができるのだと思います」

高知県立牧野植物園のパネルにあったという、牧野富太郎のことば。
私もここは行きましたが、とてもとても素敵な植物園なのですよ。
この言葉に添えられたミリさんの感想も、いいなぁと思います。

ひとつのことに打ち込んだ人の言葉は、いつだってどっしりと重たい。
  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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