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あたらしいあたりまえ。   松浦弥太郎

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PHP文庫
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「暮らしのなかの工夫と発見ノート」と副題にあります。

言ってみれば、タイトルどおりあたりまえのことで。でも、ところどころ「そうかな?」と思う部分もあったりして。それは著者の言うことに反対というのでもないけれど、私はちょっと違うかもしれないと感じるところで。

そういうのも含めて、日々の「あたりまえ」というのは見かけほど簡単なものではないのでしょう。ただ、そこにあるというわけではなくて。「あたりまえ」も自分で作っていくものなのだな。私の「あたりまえ」は松浦さんと同じではないのだけれど、重なる部分もあるし、拝借したいものもある。

「心がしぼんでしまったときは、どんなにささやかでも、得意で好きなことをやってみるといいのです。」

この何気ない一節が、とくに好きです。

(2015.12.9)

日々の100  松浦弥太郎

4899980981
青山出版社
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著者の愛用品100個が写真とエピソードで紹介される。
持ち物ネタが大好きな私にはたまらない一冊。

この手の本は女性より男性が書いた方が面白い気がする。
愛読書が出て来るのがちょっと異色というか、さすが。
どれも簡単に手に入りそうにない本だ。欲しくなってしまって困る。

氏が紹介していた本は、ちなみに。
中村正常「隕石の寝床」、前田夕暮「朝、青く、描く」。
どちらも読んでみたい。作者名も作品名も、装丁も素敵。
(残念ながらどちらも絶版です)

おしゃれ雑貨の紹介ではないのです。
ひとつひとつの物への想いに著者の生き方が表れている。

いいな。いいな。惹きつけられる佇まいがある。
こんな風に愛用する物たちと暮らしたいな。

(2013.7.21)

暮しの手帖日記   松浦弥太郎

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暮しの手帖社
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剥がすのが憂鬱になるくらい付箋で膨れ上がっている。
忘れていたことを思い出させられる・・・というより。
見て見ぬフリをしがちなことに気付かされる。

ドキッとするけど、時々チクッとするけど、とことん優しい。
松浦氏の「ありがとう」の想いの溢れた本。

「暮しの手帖」の編集長としての彼の仕事ぶりが垣間見え、
大好きな「暮しの手帖」のことがもっと好きになりました。

創刊者の花森安治という人はまさに巨人でありましたから。
本書の中で引用されている文章など、その凄みに身がすくむ。

どうも花森氏の書いたものを見ると涙が湧いて来るのですが、
この箇所を読めただけでも良かったと思えるほどでした。

その花森氏の意を継承しつつ、現代に対応していくという難業を
あくまでも見た目は軽やかに、かつ誠実にこなしている著者に
エールを送るためにも・・・「暮しの手帖」を買いたくなります。

ご存知の方も多いと思いますが。
「暮しの手帖」は一切、広告収入のない雑誌なのです。

(2013.5.9)

今日もていねいに。  松浦弥太郎

4569704735
PHP研究所
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付箋だらけになってた・・・読み終えた時。
この人の考え方、好きだ。
私はとりえず、著者にならって「自分プロジェクト」を立ち上げよう。

心をやわらかく。
いつもの自分と違うことを何かひとつ。
お気に入りの本を読み返す。
静かなしぐさを。
自分に投資。
基本条件は孤独。
選ぶ訓練。
願うという魔法。

 

私がこの本のなかでピックアップした、キーワード。
言い尽くされたことなんだけど、すっと心に入ってくる。
手元に置いて、繰り返し読みたい。
大切なことは、わかっていても、すぐに忘れてしまうものだから。

 

(2009.11.15)


  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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