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ネコはどうしてわがままか   日高敏隆

Posted by 彩月氷香 on 07.2013 日高敏隆   0 comments   0 trackback
4101164738
新潮文庫
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タイトルからすると、猫の本?と思いますが。
動物全般にわたっての雑学集のような感じです。

なんか好きなんですよねぇ・・・動物の生態を描いた本。
人間であることに疲れた時に読むには、もってこいです。

動物も昆虫も、不思議なことだらけで。
でもきっと、彼らから見たら人間って、
随分とヘンテコな動物なんだろうなって・・・

日高氏の目線が温かすぎず冷たすぎずで、
なんていうんでしょう、知と情のバランスが良くて。
この距離感が私には心地よくて好きです。

わくわくと楽しく読みました。

(2013.8.12)

春の数えかた  日高敏隆

Posted by 彩月氷香 on 19.2012 日高敏隆   0 comments   0 trackback
4101164711
新潮文庫
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世界的な動物行動学者・日高敏隆さん。
ではあるのですが。著作は読んだことがない。

いや。お名前は記憶にあり。
私の頭の中で「チョウチョの人」と認識されている。
蝶々が専門でらっしゃるので間違ってないんです。
しかし、生物科学系に疎い私がどこで知ったのだろう?

代表作が「チョウはなぜ飛ぶか」であるという著者紹介で。
あ!教科書だ、と気付く。中学か高校の国語で一部を読んだ!
今もぼんやりと、描かれていた場面を思い出せる・・・
(目の粗いザルのような私の記憶に残るなんて、大したもの)

さて。本書は気軽なノリのエッセイ。
動物や昆虫の、面白い話、不思議な話。
楽しいミニ・生物雑学帳、という趣です。

が。著者の「自然観」がチラホラと顔を覗かせていて。
ここは迂闊に読み過ごすことは出来ません。
ちょっと、ドキッとする瞬間が所々にあります。

よく耳にする「自然を大切に」という言葉の。
「自然」って。いったいナニを指しているのだろう?

人間が欲望のままに生きることも、生物としての「自然」では?
人間の意思が「自然」を壊したり作ったりできるというのは、
そもそも、とんでもない思い上がりでは?

自然界のバランスというのも。
ちょっと待て。それは違う、とおっしゃられます。
ここのとこ、なかなか唸らされました。

詳しくは、興味があれば読んでみて下さい。
(すみません、手抜きで・・・)

日高さんは、「なぜ?」「どうして?」を連発する少年が、
そのまま大人になったような人なのだなぁと思います。
問い続けることが、発見に繋がっている。羨ましい生き方です。

(2012.3.25)
虫嫌いの人には、読みづらい可能性はあります。
鳥や動物たちに混ざって、虫がゾロゾロと登場しますので。
(大の虫嫌いながら、私は楽しく読みましたが)
動植物の生態の紹介で終わらずに、人間の文化の考察も絡めている。
「動物行動学としてのファッション」という章など、興味深いです。


  

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