Loading…
 

時計を巻きにきた少女  アン・タイラー

4163150501時計を巻きにきた少女
Anne Tyler
文藝春秋

Amazon

そんなときのエリザベスは、心の焦点も合わなくなった。何も考えられず、頭のなかは空っぽだった。時間が過ぎていくのもほとんど意識しなかった。木彫りをやったり自分の本を読んだりもできるのに、そうしようかと考えたあとに何をするのかも忘れてしまった。

ここのところの描写。
読んだ頃の私と、すごくシンクロしていました。
それはさておき。

ありそうもない家族の物語なのだけれど。
単純に心温まるというのとも違うのだけれど。

最後になって。
ああ家族ってやはりこういうものなのかもと思い。
心の強ばりがふっと溶けたような感じがしました。

(2014.12.14)
アン・タイラー、一時期すごく好きで。
続けて何冊も読んだ記憶があります。
また、読みたくなりました。

ブリージング・レッスン  アン・タイラー

文春文庫
Amazom


リアルすぎるくらい、リアルな日常。

面白く読めましたが、実は苦手な系統。

マギーという主婦の、うーん、ねぇ、憎めないけど・・・。

 

ようするに、普通の生活。

ああ、でも、ほんとに、くっきりと生きている人々。

私はこの小説に出てくる誰のようにもなりたくないけれど、
誰のようでも、あり得る。

 

身に覚えがあり過ぎるくらいの現実味。

チグハグな人間模様。

ひっそりとおかしく、哀しい。

繊細に、明るい。

明るく、淋しい。

 

(2006.4.15)

  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
*ブログタイトルの由来

<別館のご案内>
Instagram
99%、花の写真です。

moleskine絵日記
ちいさな絵日記。

表示中の記事

カテゴリ

最新コメント

データ取得中...

月別アーカイブ

***