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九年目の魔法  ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

4488572022
創元推理文庫
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なんか・・・思春期!って感じ。
なんか・・・いいんだか悪いんだかわかんない。
なんか・・・ふがふが、もがもがする。
なんか・・・もしかしてちょっとテキトー?

独特な雰囲気があって。
真面目なん? ふざけとんの?
思わせぶり? 手抜き?

ええっとね・・・

好きな人は好きだし、駄目な人は駄目かなぁ。
この小説に魅力を感じる人も多いと思うよ。
私はうーん。消化不良かも。

ファンタジーであり。
少女の成長物語であり。
恋愛小説でもある、と。

それにしても。
意味が時々わからなくなるのは。
私の頭が悪いの?
翻訳がまずいの?
作品のクセなの?

惹き込まれつつも、もやもやする。

(2016.5.27)

北風のうしろの国  ジョージ・マクドナルド アーサー・ヒューズ

4150203989
ハヤカワ文庫 FT
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かれがもしも北風のうしろの国に行ったことがなかったら、泣きべそをかいたかもしれない。しかし泣く代わりにかれは、なつかしい家具が一つ残らず新しい住まいに納まっているのは何よりだと考えた。そして環境の変化を嘆いて母親をいっそうみじめな思いに誘う代わりに、そこの長所を数えあげようとした。どんな場所にも長所はあるもので、短所より長所を探し出す方がいつだってどんなにいいか知れない。

 天才とはどういうことだろうと子どもの読者にきかれたら、なんとか説明しようとつとめるべきだろうか?それともはじめからあきらめてしまう方がいいか?わたしはただ一つ、たいへん簡潔な答をしようと思う。天才とは、誰に教えられないでも物事を理解できる人だと。神はそうした天才をおりおり創造され、かれを通じてほかの人間を教えようとなさるのだ。

何で書き抜いたのかが、わかるようなわからないような。
(ずいぶん以前の話なものですから・・・ごめんなさい)

心の美しさというものを。
どこか懐かしく感じるような。
キリスト教的な道徳観で描き出しています。

それが主題なわけではないとは思うのですが。
尊く、切なく、哀しく、報いられない。

あ。違う。キリスト教と限定することもないですね。
日本の(日本に限らず世界の)昔話、民話を思い出させる。

ファンタジーというけれど。
壮大な夢物語ではなくて。物悲しくて生活感がある。

神さまというのは。宗教の違いに関わらず。
幼きものに優しいようで、厳しいと感じます。
でも、それが魅力でもあり。真実でもある・・・と。

昔話って、たいてい、哀しくないですか?
私、あれがどうにも苦手で・・・
なのに、その哀しみを噛み締めるように
何度も何度も読むような子どもでしたっけ。

弱き者に厳しい世界を直視する。
幼いからこそ、恐ろしくてもそれが出来る。
それを悲嘆したり、恨んだりもせず。
ただ、まっすぐに受け止めることが出来る。

読み終えて、胸がしーんと静けさに包まれました。

(2015.2.11)
  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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