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灰色の輝ける贈り物  アリステア・マクラウド

Posted by 彩月氷香 on 18.2014 アリステア・マクラウド   0 comments   0 trackback
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アリステア・マクラウド「灰色の輝ける贈り物」読了。手つかずのまま返却期限が迫って、読まずに返そうかと思っていた。でも少しは読んでみようと読み始めたら、一気に最後まで読んでしまった。読んで良かった。厳しい現実を生きる人々が描かれるが、その瞳に映る情景が静かに力強く輝いている。

見たこともないはずの情景が、目の前に迫って来るように感じる。迫力ということではなくて。あくまでも淡々とした静かな、秘められた激しさ。抑え込んでいるというのでもない。生きる姿の飾らなさに打たれるというのか。哀しいのでもなく、ただ胸を打たれて幾度か涙ぐんだ。共感でも同情でもなく。


ああ。いい本を読んだ。

「~だから」とか「~なところが」という理由を必要ともせず。
ただ、ただ、ひたすらに出会えたことを嬉しく思える・・・

普段は忘れているのですが。
私が好きなのは、こういう本を読むことだ、と強く思うのです。

(2014.3.1)
読み終えた時の気持ちを思い出すだけで。
静かで力強い光が、体内に広がっていくような感じがします。

彼方なる歌に耳を澄ませよ    アリステア・マクラウド

Posted by 彩月氷香 on 07.2013 アリステア・マクラウド   2 comments   0 trackback
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新潮クレスト・ブックス
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アイルランドからカナダへ移住した一家の物語です。
こういう家族ものっていいな。昔から好き。
ただ、主人公が女性な方が好みかも。

家事とか噂話とか、お洋服とか細々した描写が、
女性が主人公の方が楽しめるんです。

男性が主人公だからか、いや著者が男性だからか、
そのあたりはすっきりしています。

血族というものが自分には縁遠くて実感ゼロで。
そういう意味では、わからない世界なんですけれども。
大きな感じがしますね。骨が太く、穏やかで。

一生、わからない感覚なのだと思いますが。
知らないはずなのに懐かしい場所を旅をした気がします。
どこかにあるのかもしれませんね・・・血族的な記憶。

(2013.7.19)
私自身は「神経質」なんだなと思います。
ぴりぴり、じめじめ、いじいじ、ぐねぐね(笑)
そして、「個」の意識が無駄に強い。

  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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