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永遠の生命  エクナット・イーシュワラン

4862491871
東方出版
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しみじみと。地味に深い。

「死を超えて未知の国へ」という副題がついています。
これだけ読むと似非スピリチュアルっぽい響きですよね。
あ、タイトルもなんか新興宗教が出してる本みたいだし・・・

でも。違います。

確かに神様と全く離して語られてはいませんが。
著者が語る神は、宗派に縛られていない広い定義の神です。

著者自身はヒンズー教を信仰しておられるかと思いますが。
キリスト教、イスラム教、仏教などにも通暁しておられ、
どの宗教も方法は違えど、目指すところは同じという考え方。

じんわり、じっくりと沁みてくる本です。
またゆっくりと、いつか読み返したい。

以下、本文より引用。

救済には三つのことが必要である。それは
何を信じるべきかを知ること
何を求めるべきかを知ること
何を行なうべきかを知ること

(トーマス・アクイナス)

平和の祈り

主よ、私をあなたの平和の道具としてください。
憎しみのあるところには愛を
いさかいのあるところには許しを
疑いのあるところには信頼を
絶望のあるところには希望を
暗闇には光を
悲しみには歓びを
もたらすものとしてください。
 
聖なる主よ、
慰められるよりも慰めることを
理解されるよりも理解することを
愛されるよりも愛することを
私が求めますよう、お導きください。

私たちは与えることにより与えられ
許すことにより許され
自分を滅すことにより
永遠の命をいただくのですから。


(2016.9.9)
「スローライフで行こう」を一読しただけで。
著者の人柄に、すっかり惚れ込んでしまいました。
このような心がけで生きたい、そう思わずにはいられません。

人間ガンディー  エクナット・イーシュワラン

4862492134
東方出版
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心に祈りが甦る・・・かも。

「人は何をすべきか、ということを考える時間を減らし、どうあるべきか、ということをもっと考えるべきです。いい生き方をしていれば、仕事はおのずと輝いてくるからです」

「ラーマ」=永遠の歓び

「真理はひとりひとりの心に宿っています。ですから、人は自分の心のうちに真理を探し求めなければなりません。そして真理が見つかったときには、それに導かれなければなりません。けれども自分が真理だと考えていることを人に強要する権利は、だれにもありません」


世界を変えた自己変革・・・と副題にあります。
ガンディーは初めから、「あの」ガンディーではなかった。

こんなに人って変われるんだ???

心が浄化されるような・・・ああでも。変わらず泥臭い私の心。
反省しても反省したりないけれど。

可能性と不可能性。
どうにもこうにも・・・

なぜか祈らずにはいられない。祈りを忘れた私でも。
信じてみたくなる。人の心の美しさ。

(2016.8.15)

スローライフでいこう   エクナット・イーシュワラン

4150502501
ハヤカワ文庫NF
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「ゆったり暮らす8つの方法」と副題にあります。以下、引用。

 集中する時間が短くなる一方の悪循環から抜け出すにはどうすればいいか? すべてをやろうとしなければいいのです。読みたいものをすべて読もうとしたり、絶えず最大限の楽しみを獲得しようとしたり、毎日与えられる情報をあまさずチェックして生活に役立てることなど不可能だ、と気づき、スローダウンするべきなのです。わたしたちは選択しなければなりません。

 速く動く心は病んでいる。
 ゆっくり動く心は健全である。
 不動の心は神聖である。

心というテレビはつねに放映中で、けっして消すことができません。昼も夜も絶え間なく放映され、行動にも影響を与えています。

 とても残念なことなのですが、ほとんどの人が心を否定的な思いに使っているようです。他者についてだけではなく、自分自身についてもそうです。実際、「速く動く心」は、「否定的な思い」と同義語です。「思い」について「思って」いるのです。

八つのステップ

 スローダウンする
 一点集中する
 感覚を制御する
 人を優先させる
 精神的な仲間を持つ
 啓発的な本を読む
 マントラを唱える
 瞑想する

早起きをして、三十分、瞑想や啓発的な読書に充てる。
一日のなかにたくさん詰めこみすぎない。

読むものを賢く選ぶようにしてください。そして、読むに値するものだけを読むようにしてください。時間をかけて、じっくり内容を理解しながら読んでください。

腰を据えて、自分が拘束されていると思っていることのリスト作りをする。
必要でないことや、役にたたないと思えることを赤鉛筆で消していく。
自分にも誰にも役立たないことに時間を費やしていることがわかる。

ただ楽しいからやっている。

習慣になっていることや絶対に必要と思っていることが本当にそうか?
時間をかけて実地に試してみる。

何年にもわたる訓練のおかげで、わたしはごく自然に、物事に集中できるようになりました。たとえ相手の話があまり興味のないものでも、自然に集中して聞けるようになりました。心も目もさまよったりはしません。

「歩いているときはただ歩きなさい。座っているときはただ坐りなさい。心をぐらつかせてはなりません」
「珈琲を飲んでいるときは珈琲を飲みなさい。おしゃべりをしているときはおしゃべりをしなさい。心をぐらつかせてはなりません」

 心がひとつのことに集中できるようになると、美しいものがより美しく感じられて来ます。
これは逆説として理解できる。集中力が欠ければ欠けるほど、美しいものを感じる心が弱っていくのを実感する。

あなたの職業が何であれ、意識をすべて、自分のしていることに向けてください。その仕事が楽しいとか、楽しくないとか、どのくらいの利益や名誉を約束してくれるかといったことに、心を乱さないようにしてください。その仕事が他者の犠牲の上に成り立っていたり、健康や福祉のさまたげになっていないかぎり、最善を尽くして行ってください。完全に集中し、結果について考えることで心を乱さないでください。そうするうちに、大きな重荷が肩から抜け落ち、仕事の質も向上し、そしてもっと楽しく仕事ができるようになっていきます。

「最善をつくせば、何も心配することはない。心配事を持たぬとき、人は幸せなり」メヘル・ババ

 そばにいるだけで、乱れていた心がほっとなごみ、怒りが許しに変わっていく、そのような平和な心の人に、出会ったことはありませんか。人のことを自分よりも先に考えられる人は、たいていそのような心をもっています。人にお説教や、アドバイスをしなくても、その人の平和な気持ちが、まわりにいい影響を与え、人の心を変えていくのです。

思考の速度が上がれば上がるほど、自我(エゴ)は大きくなっていきます。否定的な考えはすべて速く動くからです。心が時速百マイルのスピードで動いていれば、振り返ることも、止まることもできません。衝突するしかないのです。反対に、肯定的な考えはゆっくり動きます。「忍耐」はいつも低速車線を走っています。「善意」は決して急ぎません。そして「愛」はハイウェイから降りています。なぜなら、「愛」は変化する思考の流れではなく、心の永遠の状態なのですから。

何が一番、我が家を楽しくさせているだろう?

マントラ

「ラーマ」
「オム・マニ・パドゥメ・フム」=心の蓮の花にのった宝石
なにか一つ、好きなマントラを選んで唱えるように、と著者は言います。

いつものようにわめきたてているかぎり、心の内にある「静かな、小さな声」も聴くことはできません。瞑想は、心の乱れを静めることが目的ですが、長いあいだ続けていると、やがて心の不協和音にきっぱりと別れを告げ、心のなかにずっとあった癒しの静寂が聴けるようになるのです。

早起き
栄養のある朝食をゆっくり
どのようなこともギリギリでなく少し早めに
生活をシンプルに
そのためにまずリストを作り意味のないことを消す
できることやりたいことをすべてやろうとしない
人を急かさない
忍耐を養う
ゆっくりと怠惰を混同しない

この本はスローライフの本質を捉えていて、もうこれを読めば、以後「スローライフ」に関する本を読む必要はない(と私は思った)。ちなみに本書で言うスローライフとは、のんびり暮そうというのとは異なる。

心のエネルギーの使い方の問題なのだ。一つに集中する。簡単に言えば、それだけなのだけれど。それが出来なくなってしまってから、もう何年、いや何十年経つだろう・・・
 
(2016.5.13)
ああ。このように出来たらいいのに。出来ません。著者の本は全て読んでみたいです。そして、この本を手元に置いて、折々に読み返したい。
  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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