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より少ない生き方 ものを手放して豊かになる  ジョシュア・ベッカー

4761272279
かんき出版
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自分に合った「ガラクタ」の基準

そうなんですよね。
「ガラクタ」の基準は人それぞれ。
ていうより、厳密な基準なんて持ってないかな・・・大抵。

その基準をみつけて。
「いらない」と判断したものはすべて処分!

それができれば、きっと持ち物は激減するだろうな・・・

とにかくね。
物を減らすためのアイデアに溢れています。
かなり親切、丁寧。

なぜ、そこまでして物を減らすかということも。
著者の経験から、実直に描かれています。

増えつつある所有物が、なんだかんだで負担になっている私。
本書を読みつつ、やっぱり減らさねば・・・と最決心。

幾つか、ヒントをもらいました。
少しずつ、それらを参考に自分なりに物を手放そうと思います。

結びの言葉を引用します。

すべての人が、ものを所有することよりも、大きな目的を見つけられることを願っている。


つまり。物を減らすことが人生の目的では勿論ないわけで。
物を減らしたから人生が開けるとかってのでもないわけで。

物があり過ぎることで心と財布に負担になり、
だから人生の本当の目標を見失うということなんです。

物を減らせば、時間とお金のゆとりが出来て、
ほんとうに大切にしたいものが見えてきますよ・・・と。

いや。
減らす過程で、何が大切なものなのかを自分に問うことになるのかな。

なぜ、物を減らしたいかを自らに問い。
その答えが出たら、それを紙に書いて貼っておきなさい、と著者。

私もね。
その答えは実は出たんですよ。
でね。それが目標だとしたら劇的に物は減るはずなのですが・・・

(2017.11.13)
ミニマリストはすべてを手放す人ではない。
本当に必要な物だけを持つ人だ、と。
著者は繰り返し「自分にあったやり方で」と書いています。
少し、加速も必要だと思いつつ。
私はゆっくりと、少しずつ減らしていくつもりです。

暮らしをつくる   甲斐かおり 庄司直人

4774186481
技術評論社
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真剣に物を作っている人の生活。

あこがれますが、マネはできない。
それでも、心掛けや心映えを分けてもらいたい。
見習う、というのにも遠いのだけれど。

以下、本書の中の様々な作家さんたちの言葉をピックアップ。
(原文のままではありません)

ものをつくるという行為は、本能に近い。

何かを美しいと感じる時の人の心のレベルはとても高いところにある。

自分の手でやってみて得た答えは、
本やネットでわかったつもりになっている知識とは再現力が大きく違う。

捨てないで使い続ける。
そのために一生使える気に入ったモノを選ぶこと。
それが、より豊かな暮らしをつくる一つの方法。

手をかけてきちんとつくられたものは、
長く使ってもボロにならずいい味が出る。

いい道具は使うときの楽しさが全然違う。

今の世の中は、
どうしてそうなのかよくわからない理由で
決められていることがたくさんある。

誰かの都合で決められたことに踊らされず、
試してみてちゃんと自分で決めたい。


(2017.11.23)
ものづくり作家に学ぶ、これからの生きかた
・・・と副題にあります。
今できるのは、長く使える、長く使いたい物を選ぶこと、かな。

身軽に暮らす  石川理恵

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石川 理恵
技術評論社
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自分らしく、年を重ねる

「身軽に暮らす 〜もの・家・仕事、40代からの整理術」
・・・と、副題にあります。

素敵な暮しぶりが見られます。
登場するのはインテリアや雑貨好きならご存知であろう方々。

個性が炸裂はしていないし、やたらめったらシンプルでもない。
どなたのお宅も「無理」を感じません。
ああ、いいなぁ・・・

正直、贅沢ですよね。
成功して、しっかり稼いだ人たちですもの。

住居空間が広いので。
ものすごく物を減らさなくても大丈夫でしょう。
そして逆に、シンプルにしても優雅に見える。

写真を眺めているだけで、お洒落ですけれど。
その背後にある、住人の考え方が読み応えあり。

何しろ、バブルの時代にイケてた方々ですので。
一度、モノにまみれているわけなんです。

当時から、この方々の暮らしぶりは充分素敵だったはず。
ううん、もっと鮮やかだったかもしれない。

段々、自分がこの世を去るときのことも考え始める。
そこからが、本番なのかもしれないな、住居も人生も。

少なければいい、というのは好きじゃないです、やっぱり。
自分の大切なものを吟味して、結果、すっきり・・・が理想。

そのためには、「自分のものさしを持つ」ことが必要かなぁ。

(2017.8.10)
私はまだまだ「ものさし作成中」です。

必要十分生活  たっく

4479794786
大和書房
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自分の「必要十分」を知る。

炊飯器もプリンターも掃除機もいらない、と。
著者のミニマリストぶりは相当激しいです。
下着も3枚をローテーション、靴も3足だけ。

「参考にならない」と放り出しそうになる内容ですが。
よく読めば、彼は「俺を真似ろ」とは言っていません。

頭を使って、心地よい「ルール」を作ろう、という提言。
ただ「いかに減らせるか」を考える必要性は説いています。

著者の持ち物紹介にも多くページを割いていて。
ご多分に漏れず、デジタルの申し子&Apple信者の様子ですが。
ペンや紙には案外こだわってらして。

万年筆(ペリカンのスーベレーン)を持ってらっしゃる。
これと三菱の証券用ボールペンを一本。この二本のみって凄い!
ボールペンは高級なものでなく使い捨てのものですが。
書き味を考えたら、間違っていないチョイスです。

デジタル寄りの自分の生活を披露しつつも。
アナログの良さを否定しない一言を必ず添える気配りが伺われる。
そもそも、アナログを愛する気持ちも持っておられるんですね。

なによりも一番、共感したところは。
なぜか、「セダンこそ、車」の一言でした(笑)

ワゴンやコンパクトカーの方が便利なのはわかるのですが。
私も車好きとかではないながらに、車は絶対にセダンだ!と。
なんと言っても、車らしい。車として美しい。
そして、一番大切な「人を運ぶ」役割を必要十分に果たしている。

私自身、自分のもの選びは「車だったらセダン」的だと思っている。
道具においては、単機能で美しいものが好き。
そしてセダンがそうであるように、形が美しいもの。
ただそれは、「無駄がない」というのとはちょっと違う。

シンプルライフを志した日々の中で。
ミニマムなデザインの美しさも知りましたが。
私はもともと切り詰めたデザインより、
大らか、優美、遊び心があるデザインが好きです。

「必要十分」よりは「遊び心のトッピング」が欲しい。
ていうか、そういうものが程よくある状態が「必要十分」。

さて。冒頭で著者がこんなことを書いていました。

「何となくこう決めている」と「ルール」とは違う。
曖昧な決まり事は、隙間から多くのものが漏れて行く。
そしていつしか巨大な山となる。

あ。思い当たります。
私のルールは今も昔も「自分が好きな物」だけ持つことですが。
「好き」の定義がゆるいというか・・・
「好き」の最上級の物だけにしたいのに、
「まぁまぁ好き」を許容してまう。
何が自分の「好き」の最上級かを真剣に突き詰めねば!

あ。脱線しました。本の感想に戻ります。

著者の言葉で、セダンの次(笑)に共感したのは。
「選ばなくてもいいことは一流の証である」というところ。
ごちゃごちゃメニューがあるのではなく、これだけ!という店。
そして、それは生活に応用できるのだ、と。

以下長くなりますが。
私自身が常日頃思っていたことなので、引用します。

 身の周りの物も同じです。多少お金に余裕があったり、部屋にスペースがあったりしても、最高の品だけを持っているべきです。二流品を周りに置くだけで、一流品の価値が間接的に落ちていくのです。具体的には、メンテナンスの頻度が落ちたり、保管方法が雑になったりします。服であれば、クリーニングに出すのが面倒になったり、タンスに詰め込んでシワが増えたりします。さらに、「この服は最近着ていないから着てみるかな」と、たいして気に入っていない服を着てしまい、休日のお出かけを台無しにしてしまうかもしれません。

 品物の値段は一流品を満たす十分な条件ではありません。一流品であるための、必要かつ十分な条件とは、ご自身が惚れ込むことです。物の価値を決めるのはお店がつけた値札ではなく、自分自身なのです。気分が盛り上がらない物は、たとえ高級ブティックで買った服であっても、二流品といえます。逆に言えば、安くても、最高と思うものであれば、それは最高級品になるのです。

 これは物を作る側から見ても健全な環境です。値段にかかわらず、本当にいい物を作っているお店というのは、これから先も残って欲しいものです。壊れた時に修理をして欲しいのはもちろんですが、高い技術はそれ自体が文化ですから、消えてほしくないと素直に思います。私たち消費者がよく吟味して買い物をすることで、いい仕事をしているお店は正当に評価されていくと思います。その点で、買い物は消費だけでなくお店に対する投資の側面も持っていると思います。ぜひ、自分が気に入っているお店を贔屓にしてください。


(2016.12.24)
著者の暮らしぶりは正直、まったく参考になりませんでしたが。最後に引用した箇所を読めただけでも、私には「読んで良かった」本でした。

みんなの持たない暮らし日記

4798144975
翔泳社
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自分なりのシンプルライフ。

シンプル過ぎは好きじゃないし。
ミニマリストになんて、なれないし。
そもそも、なりたいと思ってないし。

・・・と。日々言っているくせに。
シンプルライフ関連の本を眺めるのが好き。

本書は人気インスタグラマーとブロガー24人を取上げていて。
ええ。タイプが色々なので楽しいです。

それに、そのアイデア拝借!という情報も得られる。
普通の人の普通の暮らしなので。
ミニマリストとはいえ、行き過ぎてない感じがする。

私、この本の中ではcrispy-lifeさんが好きで。
暮らしぶりっていうよりも、この人の言葉がいいな、と。
その中から一つ。

食品に限らず、洋服やあらゆる家財道具、車や不動産まで、人間はある程度「自分にとって心地よい所有物のキャパシティ」が決まっているのかもしれないなぁ。多いからいい、エライ、少ないからダメ、なんてものではなく、単なる個性としてのキャパシティ。ひとりひとり顔も性格も異なるのと同じこと、程度の個性。

で、私はたぶん、そこそこキャパシティがあるんだと思う。
というよりも、少な過ぎると心地よくないんじゃないかな。

とは言え、多過ぎては勿論ダメ。
今はまだ、キャパよりやや多いと感じる。

すっきり、ガラーン、さっぱり、というよりは。
散らかっていてもほんわかするくらいがいい。
ええ。すぐに片付けられるし。
雑然とした様が、絵になる感じが理想。

でも。そろそろ減らすのが難しくて。
あとひと頑張りなのだけれど。ここからがキツイ。

(2016.11.1)
過激に物を減らしたいとは考えていなくて。
もう少しだけ・・・なんですよね。
だけど、その「少し」は勢いや思いつきでは減らせない。
突破口が必要だな・・・と感じるこの頃。
今のところ、「場所にあった量」ということを考えている。
出しやすい量、置いてもギシギシにならない量。
ミニマリストの方々よりは多くてOKなのだけれど。
あくまでも、美観が保てるくらいの量。
となると・・・うーん。やっぱりまだ物が多過ぎる。

  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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