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『すてきなおばあさんのスタイルブック』  田村セツコ

4872906098
WAVE出版
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「はじめに」が最大のハイライト?

考えてみれば今はいつも今。
たとえ70年の歳月があったにしても「今」という一瞬は、
イキイキとした新しい瞬間。

私は朝が大好きなのですが、
毎日新しい一日が生まれることにいつも感動します。
そんな朝をたくさん経験したおばあさんは
感動がいっぱいつまっていて
なんだかおごそかにすてきです。

以上、「はじめに」から少し引用しました。
こんな風に感じられるって、羨ましい!
見習いたい!

で。そんなおばあさんのすてきな世界をご紹介、
というのが本文、となるわけですが。

意外と。参考にならなくて。
ふーん。・・・で終わる。

別におばあさんでなくてもいいよね?
少女が好きな物と変らないよね?

まぁ少女のまま、おばあさんになるってこと?
まぁまぁまぁ。おばあさん向きの工夫もありますが。
うーん。別に憧れないな・・・

里子さん(実在の人かしら?)の家や持ち物は素敵。
それらの写真はすごーくすごーく好き。

でもなぁ。なんかなぁ。響いてこないわ・・・
今まで読んだ本が良かっただけに残念。

(2018.5.4)

『おちゃめな生活』  田村セツコ

4309024432
河出書房新社
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愛らしくも軽やかに、でも実はどっしりとした名言集。

幾つになっても可愛い人、のイメージのセツコさん。
でも。お母様と妹さんの介護に長く苦労されたのですね。

その時間をこんな風にふりかえっておられます。

不器用ながら精いっぱい、やれることはやって、ふたりの最期を看取れたことは、本当にしあわせなことだったと思います。それだけではありません。気づくと、心もからだもとても丈夫になっていました。


何より、響いたのは、ここ。
「自分は寝たきりになって、娘に迷惑をかけているんだ。娘を苦しめているんだ。早く死んでしまいたい」
 そんなことを思わせてはいけないと思うんです。自分を産み、育ててくれた母親なんですもの。

だからセツコさんは、下の世話をされるのを恥じるお母様に「何でも侍女にやらせて、よきにはからえ、ってふるまう、ベルサイユのお姫様みたいじゃない」「ホラホラ、ベルサイユのお姫様」と。それでも「わたしはそんなの慣れていない」というお母様に、にっこり笑って「なるようになるわ〜」とケセラセラを歌ってみせたり。

私。絶対に。このことを覚えていよう。私の母はまさしく、
「娘に迷惑をかけるくらいなら早く死んでしまいたい」と思う人だから。

以下、簡略化していますが、セツコさんの名言を幾つか。
(実際はもっと可愛い言葉で書かれています)

日常生活のなかで身のまわりのものをかわいがる、好きな食器や部屋にあるものをきれいに磨く、洗濯物をゆっくりていねいにたたむ、手にクリームを塗ってあたたかくなるまでやさしくなでる、鉢植えに水をやる、好きな音楽を聴く・・・それらはどんな薬よりもよく効く。すべて、そのように何かに集中していることを瞑想と言う。

心配事や不運に出会ったら、心のエクササイズのチャンス到来と考え、おどけた仕草で肩をすくめながら、その上に上機嫌のシャワーをふりまく。哀しいこと辛いことがあっても上機嫌にふるまうことで自分自身が鍛えられ、しなやかで元気な自分になれたら、それはとっておきの魔法。

流行は関係ない。着てて楽しい、動きやすい、の方が大事。ご機嫌うるわしく過ごすためには何を着ればいいかしら、がおしゃれの軸。

自分だけは自分を信じる。自分のことを一番信じてあげられるのは、やっぱり「自分」。

今持っているものに、心からの「ありがとう」を捧げる。

ひどいことがあったら、「いい勉強になります」「あなたのおかげでいろいろ学びました。ありがとう」と心の中でごあいさつ。

死ぬことは、人間が神様から与えられた贈り物ではないか、と思えるようになりました。誰にでも分けへだてなく「ごくろうさまでした。では、ゆっくりお休みなさい」と渡されるごほうび。だから安心して、その日まで目いっぱい、遠慮なく元気に生きなさい。そう言ってくれているのだ、という気になりました。

人生は、次々と起こる出来事をどう受け止めるかという選択の連続です。何を選ぶかは自分次第。

息を吸うときは、薔薇の花の香りをかぐように

「どんなおばあさんがお好きですか?」って訊かれたとき、この頃は、「カリッと仕上がったおばあさんです」って答えるの。余分なものが抜けて、焼き海苔みたいにパリパリとした香ばしいテイストのおばあさん。おばあさんだからって、しっとりしていなくてもいいと思うの。

「過去は変えられる」という言葉を聞いたことがあります。何を選んだかは変えられなくても、それをどう受け止めるかは変えることができるんです。選択したときからみるとずっと先の未来にいたわたしが、これでよかったんだ、と思えば、その選択からつながるさらなる未来には、プラスの道が続いていくはずです。
 なにはともあれ、自分で考え、自分で選んでつくってきた人生ですもの。それに誠実に応えていくことが大事じゃないかしら、と思う今日この頃なのでございます。

 
(2016.12.25)
セツコさん、ありがとう! 心に良い香りを運んできてくれました。

『カワイイおばあさんの「ひらめきノート」』  田村セツコ

480031013X
洋泉社
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ほんとうに、ほんとうに、カワイイ人。

セツコさんのノート、可愛い!
ノートに何を書くかについての考え方もステキ。

何を書いてもいいけれど。
自分のために汚い言葉を使わない。
感じの悪い人のことはイニシャルにしたり。
キャラクタライズして面白い物語風にする。
それが、自分に対する礼儀。

読み返してもう一回嫌な思いをするより、
クスッと笑える方がいい。

一番強いのは笑えること。
いやなことがあったとき、笑いにアレンジできれば勝ち。

えっと。はしょりましたが、こんな感じです。

とにかく、とことん、カワイイのです。
センスも抜群だし、お人柄が愛らしい。

天性のものがあるでしょうね。
私はこんなカワイイおばあちゃんには、なれそうもないなぁ。

それでも、ホッと気持ちが軽くなりました。

(2016.11.13)
うん。私なりの「可愛さ」を目指そう。
ずっと「美しさ」を目指してきたはずなんですけれど。
「美」の厳しさが近頃は、突き刺さるのです。

  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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