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『三つの石で地球がわかる』 藤岡 換太郎

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石の世界をちょっと掘ってみると・・・

「岩石がひもとくこの星のなりたち」と副題にあります。
著書いわく、岩石研究者たちの多くを自らを「石屋」と呼ぶそう。
もともとは皆、「石オタク」だった、と。

なんか。一気に親しみが湧きますね。
表題の「三つの石」というのは具体的に言うと以下の三種。

・橄欖石(ペリドット)
・玄武岩
・花崗岩

他にも勿論、石はありますし。
石なのか、岩なのか!は曖昧だったりはするのですが。
科学的に意味のある、地球の進化史にとって重要な石。

敢えてこの三つだけに絞って、石の世界を描いています。
要は、素人にもわかりやすいように、ということです。

おかげで。かなりわかりやすくなっている・・・と思う。
理系じゃない人間にはそこそこ難しいのですけれど。

橄欖石は見えるところにないけれど、最も多い石だそうで。
なんと、地球の体積の82,3%ですって!

玄武岩と花崗岩は合わせても2,3%。
残りの15.4%は隕鉄なのだそうです。

へーえ、へーえと唸りながら読みました。
石三つで地球を語るって乱暴といえば乱暴ですが。
ありすぎる石の種類でへこたれるより、余程いい。

これは著者の以下の考え方によるもの。

何事も新しいことを知るには細かいディテールよりも、まず、大きく全体像をつかむべき。

著者は石がほんとうに好きなんですね。
「人相」と同じく、石にも顔つきがあるそうです。
「岩相」って。なんか素敵な響きだな。

(2018.2.23)
「山はどうしてできるのか」
「海はどうしてできたのか」
「川はどうしてできるのか」
・・・という三部作も執筆されていますね。
頭が理科的になってる時(あるのか?)に読んでみたい。

  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
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時々、写真や雑記も。

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