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『こうすればきれいな字が書ける』  青山浩之

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小学館クリエイティブ
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私、こどもじゃありませんが・・・

こどもスーパー新書って。
なんかすごいな。

ていうか。
私、どれだけ「きれいな字」が書きたいんだ?

自他ともに認める数少ない取り柄が
「字がきれい」だったりするというのに。

いや。まぁ。汚くはないですよ、全然。
私の字を見て褒めない人の方が少ないですよ。
それは事実なのであって、自慢ではありません。

世間的には「字がきれい」にカテゴリされるのは認めます。
でもそれは、自分が求める「きれいな字」ではないのです。

幼い頃から、なぜか「きれいな字を書きたい」と強く思い。
その甲斐あってか、「きれいと言われる字」は書けるように。

ああー。でも。違うんだな違うんだな。私が思ってるのと。

常に自分の字の「悪いところ」ばかりが見え。
イライラしながら字を書いています。

自分の字に満足したいという野望を抱き。
その「悪いところ」を矯正しようと苦節ウン十年。

直り・・・ませんね。ええ。

その理由がこの本のおかげでわかった気がします。
要は私の脳内には私のダメな字が染み付いているんです。

青山氏いわく、
「きれいな字を書くには
 あなたの脳内文字をきれいにする必要がある」

毎日きれいな字を見ることが大切なんです。
でも、いちばんよく見るのは自分の字ですよね。
その字が汚いとずーっと脳内文字は汚いまま。

だから自分の字をきれいにしましょう・・・って。
ちょっとしたパラドックスになってますけども。

青山メソッドの文字トレなるものは以下の通り。

1 練習用ノートとえんぴつ、色ペンを準備
2 練習したい字を手本を見ずに書く
3 手本と比べ、試し書きの直したいところを見つける
4 直したいところに色ペンで印、もしくは直す
5 直したいところを意識して字の練習
  ★どこをどう直したいかを頭にいれてなるべく手本を見ずに
6 だいぶよくなってきたと思ったら練習のまとめとして
  一枚か二枚まとめ書き
7 最初のと比べる
8 まだ直したいところがあったらくりかえす
  ★一度に一ヶ所直す

ほかには、指トレであるとか、天気予報の聞き取りとか。
ちょっと、この手の本にしては面白い内容ですね。
役立つかどうか以前に読んでて楽しいですよ。

でね。このメソッド、いいと思います。
元々字がそこそこ汚い人はかなり改善するんじゃないかな。

問題は私はもう既に字はそこそこきれいなんです。
欠点はありますから、このメソッドも使えそうですけれど。

その欠点(くせ)が強固過ぎましてね。
どこが悪くてどう直せばいいかわかってても直らない。
その欠点だけ直そうと必死になると字全体が壊れてくる。

まぁいつの間にか。克服出来てることもあるので。
諦めずに続けるしかないんだろうな。

でも。ちょっと。疑ってしまうのだけれど。
字がきれいって、持って生まれた素質が大きいのでは・・・

私の高校生の時の同級生がすごーく字がきれいでしたよ。
私の父も書道なんてやってもないけど字がきれいですよ。

たまに、そういう人、いるんですよね。
何もしなくてもきれいな字が書ける人。

私は後天的な努力がほぼ100%ですからね。
そういう意味では私の字を褒める人にはこう言いたい。

「努力すれば、私程度の字なら書けるようになりますよ」

でもですね。私が書きたいのは「私程度」の字じゃない。
なんですけれど。もう限界なんだろうか。
だいぶ前から、改善や向上の跡が見えません。

なので。こうして「字がきれいになる」方法論を読んだり。
凝りもせずにペン字練習帳を購入して稽古してみたり。

ある意味、趣味ですね。
うまくなったら楽しみが減るのかもしれません。

しゃーないなぁ・・・

(2018.3.12)
字がそこそこ下手な人にはとってもおすすめです。
まぁまぁ書けている人にも面白いと思いますが。
役に立つかどうかは何とも・・・どうなんでしょうね。


『好かれる大人のほめられ文字LESSON』  カタダマチコ

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朝日新聞出版
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中身も見ずに買いました。

しかも、発売前の予約ですよ。
本は借りる(買わない)主義の私が、どうしたことか。

カタダマチコさんはインスタで有名な方。
字が美しいということでフォロワーが40万人越え。
でも書道の先生でもないし、資格も何もお持ちじゃない。

神谷流という教室で習ってはいらっしゃる。
ちょっと変ってるようですね、ココ。
なによりも実用重視ということで。
「早く綺麗に書ける」にこだわった独自の流儀。

その考え方、賛成です。
作品として字を美しく書けても、
普段の字があれれ?っていう人多いですものね。

私ですか?
作品の字も普段の字も「そこそこ」です。
(おい、ちょっと謙遜しろよー)
ただ、走り書きの字が超絶汚い。

何より。この本を飛びついて買ったのは。
カタダマチコさんの字がほんとに綺麗だから!
この人の字のお手本なら、楽しく稽古できると思って。

でもですね。残念ながら。
インスタでいつも見惚れていた字ですが。
本になってみると。えーっと。これって。

意外とクセ字?
そのクセが美しくまとまっているというか。
この人流の美になっているんだな・・・と。

これ。安直にマネするとヤバいんじゃ。

彼女の師匠の神谷さんの字を見ると。
私は好きな字ではありません。不思議なことに。
マチコさんはそれを忠実に真似ていると言います。

まぁ。自然と違ってくるんでしょうね。
彼女の字の方が現代的なんです。

右払いが強め。というか、点画が全体に強い。
ハネも強い。でも、確かに美しいのです。
バランス感覚が優れているのでしょう。

下手したら、汚くみえそうな部分もあるのに。
全体のまとまり方が、びしっと格好いい。
線質がいい。これ、大事なところ。

書き方のコツの説明もとても参考になります。
なるほどなーと。これが神谷流なんでしょうね。
わかりやすく、実践的。

ちょっとインスタのマチコさんの字を拝借。

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katadamachiko22.jpg

ね。見事な字ですよね。
じゃあ、私が書くと、どうなるか。

mozimozo.jpg

右上がり。右倒れ、中心線がブレブレ。
ああ。やっぱり心が曲がってるから?

自分の字ぜんぶが嫌いってことはなく。
自分の字の「クセ」が嫌い。

そして。器用で「マネ」が得意で。
字体も意図的に自力で何度もチェンジしてるのに。
嫌ってる「クセ」だけは居座るんです。

いったい、いつになったら。
自分の好きな字が書けるようになるんだろう。

(2018.3.12)
なんだかんだ言って。ペン字の本の中では好きな方。
今まではいちばん和田康子さんの字が好きでした。
ていうか和田さんの字は今も好きなので。
このお二人の好きな字だけマネようとかしてます。
(それよりバランス感覚を養った方がいい気も・・・)

『美しい楷書のお手本』  川邊尚風

4886642934
知道出版
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書き初めの見本に。

新年らしい言葉が特に載ってるわけではありません。
けれど、著者の楷書がとても新年に相応しい表情。

なんていうか、清々しい。
心が改まるような、すっきりとした字。
クセや厭味がまったくなく、目に快い。

元旦に。このお手本を見ながら何枚か書いてみました。
うん。良いお手本があると、気分良く書ける。
気分が良くても、字はうまくならないけれど。

では、私の下手な字をお目にかけましょう。

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いや・・・筆を持ったのが数年ぶりなんです!!!!
これでも、まぁ頑張ったんですよ・・・
あー。やだ。下手過ぎて。

たまには休日に筆を持とうと決心した新年一日目となりました。

(2018.1.1)
目を覆うばかりに不味い書を敢えて載せたのは。
来年にはもう少しマシになっていたいという思いを込めて。
ま、自分への戒めですね。見せしめか。
腕が鈍ってるだろうと予測はしてましたが、これ程とは!
あと、川邊尚風先生の手本の美しさの片鱗でも伝えたくて。
これじゃ逆効果ですよね・・・


『毛筆の年賀状』  川邊尚風

488664306X
知道出版
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ザ・王道な毛筆の年賀状。

平凡ともとれるくらいの正統派とも言えますが。
とてもきちんとした書体と文面。
どこに出しても恥ずかしくない、ってこういうこと。

筆を持たなくなって久しい私。
今年は筆で年賀状を書いてみようかと・・・

一冊持っていると、一生物の本だと思います。

(2017.12.12)
さりげなく、絵心もあるなんてズルイな。
添えてある水墨画もやはり端正です。
つまらないと思う方もあるかもしれませんが、
著者のクセのない文字、私は好きです。

『書き込み式 筆ペン字練習帳』  和田康子

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成美堂出版
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のし紙を書くために。

職業柄、のし紙をよく書きます。

書道は10年以上、結構真剣に習いまして。
書道教室を開ける(開かなかったけど)腕前の筈なのですが。
なにしろ、辞めて5年以上経ちますから・・・

時々、苦手な字やバランスの取りにくい字に遭遇します。
し、筆で書くのと筆ペンで書くのは微妙に違います。

で、この本を買ってみました。
ええ。本は借りる派ですが、珍しく買いました!

字がクセがなく、美しいのが何より高ポイント。
楷書が中心なのも、のし紙書きには向いています。

見本の字が私の字よりも汚いってこと、結構あります。
自分の字がきれいだと自慢しているのでなく。
私の字に劣るなんて問題外だと言いたい。

もちろん、好みの問題もあります。
私が汚いと感じる字もいちおう「整っている」。
ですが、「こんな字は書きたくない」と思うような、
悪いクセがあるのですよね・・・

それを手本にしてしまうと、そのクセがうつります。
いいところより、悪いところの方が似やすい。
その点、和田康子さんの字は安心。

私の場合そのまま真似るということはしませんが。
苦手な字がなぜ苦手かを知るのに役立てています。

「御」は一番登場回数の多い文字ですが。
(「御礼」「御祝い」「御誕生日」「御就職」「御退職」等)
私は横に広がり過ぎるというクセがあることがわかりました。
本書の見本では私の「御」よりかなりスマートです。

ただ、私の元々の字の特性から言って。
著者の字ほど横幅を狭くしないほうがいいという結論に到達。

普通は一生懸命なぞって練習する本だと思いますが。
私は変則的な使い方になっちゃってます。

(2017.5.14)
書道を長く習って段位のある人でも。
普段の字は汚い場合が多い・・・とよく耳にしますね。
筆とボールペンとでは別、と。
私はいちおう、どちらも「それなり」です。
別といえば別ですが、別だということを本人が意識して。
その上で「キレイに書こう」とすればキレイに書けます。
さて、筆と筆ペンならば、筆とボールペンよりは近い。
それでも、毛筆の感覚で筆ペンを使うと上手くいかない。
最初「え?私、こんな下手だった?」という字になりました。
これも、結局「慣れ」なんですね。
たくさん書いていると、書けるようになってきます。

  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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