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『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(下) 』スティーグ・ラーソン


愛すべき登場人物たち

リスベットが段々、可愛く見えてくる。
相変わらず、無茶苦茶なのだけれど。
ミカエルも小心者なのか、大胆不敵なのか。
エリカも常識はずれなんだけど、割と普通に見えてくる。

彼らに共通しているのは。
他者のルールには決して従わない、と言うところ。

自分のルールで生きてるんだよね、とことん。
うん。とことん。

そこが結局は好きだ。
私もそうありたいといつも思ってる。

(2018.12.6)

『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上) 』スティーグ・ラーソン


俄然、面白くなってきた。

あれ。なんか面白いぞ、すごく。
そんなこと言うと、今までが面白くなかったみたいですが。

急に「このシリーズってこんな面白かった?」とびっくり。
世界観に馴染んできたのもあるかもしれないけれど。

いや。いい感じにエンジンがかかってきたのかな。
リスベットの謎が解けてきて、納得できてきたからかな。

うん。なるほどね。
彼女の背景を知ってみると、突拍子もない性格ってこともない。

なのにまだ、これからも色々起こるぞー、
まだまだ明かされていない謎があるんだぞー、の気配。

楽しく読みました。

(2018.12.5 読了)



(2018.12.5)

『ミレニアム2 火と戯れる女 (下)』スティーグ・ラーソン


スウェーデンという、未知の国。

このシリーズの面白さは。
スウェーデンという国を知らなさ過ぎて。
何もかもが新鮮っていうのもあるのかな。

イギリスやアメリカやイタリアだったら。
なんとなく「わかる」気がするの。
もちろん、それだってただの錯覚ですが。

イメージはある。
浮かべる情景の土台がある。

スウェーデンにはあまり、それがなくて。
白紙に近い状態で読まざるを得ない。
すごく変った国っていうこともないけれど。

何か、新鮮なんです。
それがあからさまにではなくて。
そこはかとなく、なのが魅力かもしれない。

著者の社会派な一面が生きてます。

(2018.11.7)

『ミレニアム2 火と戯れる女 (上)』スティーグ・ラーソン


段々、面白くなってきた。

面白くなくもないけど、って感じだった前作から。
あれ。面白さがちょっと増して来たな、と。
独特のクセのある感じが悪くない。

リスベットがちょっと可愛く思えて来た。
そんな風に言ったら、睨み殺されそうだけど。

ミカエルは、最初からなんか好きなんだよね。
絶妙なダメ男だよね。いや、デキル奴なんだけどさ。

登場人物たちが、どちらかというと「強い」のに。
その強さと背中合わせにやたら「弱い」。

つまり。世間一般の常識よりも。
自分の価値観を信じて行動出来る強さがあるのだけど。
それゆえに脆いところがあるし、頑固過ぎるし。

うん。なんか近くにいたら疲れるんだろうけれど。
この人たち好きだわ。

そうそう。エリカも好きですよ。
夫公認の愛人を持つ上流階級出の女。
才色兼備で、堂々としてて。
なんでも持ってるけど。憎らしくはない。

まぁでも私。
いちばん、親近感を持てるとしたらミカエルかな。
とはいえ、あっちでもこっちでも異性を吸い寄せるという、
恐るべき磁力と美貌は持ってませんけど。

いわゆる男前があんまり好きでない一方で。
やたらめったらモテまくる男は面白いと思う。

近頃は。
やたらめったらモテる女も面白がれるようになったかも。
ヒトの魅力には色々なカタチがあるんだな。

リスベットも相当だよね。あらゆる意味で。
この人物造型は見事だな。

違和感というか。
読み慣れない感じはするんだけれど。
そこが味になってる。

スピード感あるストーリーなのに。
微妙に緩みもあるというかね。
緩急の按配が絶妙。

(2018.11.6)
ま。たぶん。
著者はモテる男だったんだろうな。

『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (下)』スティーグ・ラーソン


リスベットよりミカエルの暮しぶりが好き。

期待してたのと違ったけど。
良かったー。面白くなってきた。
ミカエルの隠遁生活が羨ましい。
まぁ。本人は不本意なんでしょうけど。

せっかく田舎に閉じ込められているんだから、と。
煙草をやめる決意するミカエル。

木立の中をジョギング、とかいいなー。
ジョギング後の行動がこんな感じ。
やっぱりどこか女子っぽい。

 十八時ごろシャワーを浴びた。夏至祭の伝統料理にこだわって、ジャガイモを茹で、マスタード風味の鰊のマリネにあさつきと固ゆで卵を添え、橋の見える庭に不安定なテーブルを出して座った。グラスにアクアビットをなみなみと注ぎ、ひとりで乾杯した。それからヴァル・マクダーミドの『殺しの儀式』というミステリを読み始めた。

マクダーミド! 私も好きだわ。
ただ、無闇矢鱈と残虐だけど。
…と思ったら。こんな一節が。

 二十二時まで待ってからあきらめてノルシェーに戻り、遅い夕食をとると、部屋に引き上げてヴァル・マクダーミドのミステリの結末を読んだ。
 おぞましい結末だった。


そうだっけ? 覚えていない。
なので、自分の感想を探してみました。
ブログ内に記事がありました。


『殺しの儀式』   ヴァル・マクダーミド

ごめんなさい。
わざわざ探すほどの内容じゃなかったわ。
それにしても読んだのはもう四年前ですか。

このシリーズも読むのを中断しているなぁ。
相変わらずの残虐シーンだろうけど読んでみよう。

あ。こっちの話をしなきゃ。
そうそう。それが布石なのかというくらい。
マクダーミドばりの残虐殺人が!

でも。
マクダーミドほどエグイ描写じゃないから安心して。
あーでも。ある意味、もっとヒドイんじゃないか……

そして。やはり流されるミカエル。
なんかもう、可愛いよ。

何を期待してて。
何が期待と違ったのか。
言ってみれば。緊迫感がないんだわ。

あと。なんだろう。
期待してるような主人公じゃなかった。

意識は全然してなかったのだけれども。
何かこう…あるんですね。そういう型が。

一匹狼型なんかな、やっぱり。
恋人や伴侶がいるいないに関わらず。
魂に刻印された「孤独」が漂うような、ね。

リスベットはそうかなぁ?
ミカエルはとにかく違う。

リスベットも、しっくりは来ない。
これ、たぶん褒めてます。

私にも「定型」が安心、ってあったんだな。
水戸黄門とか、渡鬼の良さがちっともわからず。
お決まりパターンは嫌いだと思ってたけど。

ミステリって。考えてみたら。
相当「型」に嵌ってるし。
王道ミステリが好きって常々言ってたな、私。

いや。リスベット視点で書けば。
たぶん、ちょっと毛色の違う王道だったよね。
ミカエル視点が多いでしょ。なんか調子狂うな。

いい意味で。抜けてるよね、彼。
作者に馬鹿にされてんじゃなかろうか。
いや。愛されてるんだね。

楽しく読みました。

(2018.10.6)
  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
*ブログタイトルの由来

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