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『本棚にもルールがある』成毛眞

4478029393
ダイヤモンド社
Amazon

私の本棚の未来を考えつつ。

「ズバ抜けて頭がいい人はなぜ本棚にこだわるのか」
…という、ナントモ攻撃的な副題がついています。

とりあえず。著者のオススメの中から気になった本。
(アマゾンのリンク貼っております)

量子革命: アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突 (新潮文庫)
謝るなら、いつでもおいで
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)
ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい
気象を操作したいと願った人間の歴史
城のつくり方図典 改訂新版
眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎
馬車が買いたい!
逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)
鳥類学者 無謀にも恐竜を語る (新潮文庫)
君は一流の刑事になれ
仁義なきキリスト教史 (ちくま文庫)
「ゴッホの夢」美術館: ポスト印象派の時代と日本
ハンナ・アーレント - 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者 (中公新書)
ノアの洪水
コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった
交渉プロフェッショナル 国際調停の修羅場から (NHK出版新書)
炭素文明論:「元素の王者」が歴史を動かす (新潮選書)
ギリシア・ローマ名言集 (岩波文庫)
日経新聞の数字がわかる本
ロボット創造学入門 (岩波ジュニア新書 〈知の航海〉シリーズ)
「快楽の園」―ボスが描いた天国と地獄 (ビジュアル選書)
遅い光と魔法の透明マント: クローキング、テレポーテーション、メタマテリアルを実現した光の科学の最先端
宇宙はなぜこのような宇宙なのか――人間原理と宇宙論 (講談社現代新書)


続いて。著書が好きな本屋。


佐賀 
TUTAYA図書館

B&B
東京

天狼院書店
東京

Booksyop TOTO
東京

江北図書館
滋賀県

美術図書館
東京

江戸川乱歩邸
東京


ふぅーん。なんか、やっぱり殆ど東京ですね。

あと、著者は青木薫氏の翻訳がおすすめだそうです。
確かにアマゾンのレビューの評価は高い様子。

すみません。
肝心の本書の内容というか趣旨についてが最後になりました。
著者の本棚についての考え方は以下のようなもの。

あるときから、本棚を律することを始めた。
これはつまり自分を律するということでもある。


そうするようになってから、
・つまらない本を読まなくなった
・手元に残さなくなった

さらに。
本棚が整理され、
それに連れて頭の中も整理された。

そして。
読書を楽しむと同時に成長が感じられるようになった。

で。
みなさん、俺を見習ってカッコイイ本棚を作ろうぜ!と。

あ。そんなことはおっしゃってられません。
私が受ける印象としてはそうなるってだけで。

本棚を作るという考え方は面白いし、共感できる部分もあります。
が、「自分がどう見られたいか」を考えて多少あざとく選ぶ、とか。
書評は本を読んでもらうための文章だから、個人的思い入れ不要、とか。
誰が書いても同じと言われる文章が読みやすくいい文章、とか。

わぁぁぁ。ヤダヤダヤダ、そういうの、大っ嫌い!

個人的思い入れのない書評なんて、つまらないわ。
誰が書いても同じなら、AIに書かせればいいんだわ。
自分がどう見られたいか考えて本棚作るって、意味不明。

この人にとって、本って。読書って。
自分プロデュースの一環でしかないのね。

しかし。悔しいですが。
本棚の作り方に関してのシステマチックな考え方は。
非常に参考になります。なかなか面白い。

心地よい本棚のためには「プロデュース」が必要っておっしゃる。

ていうかだな。「プロデュース」てそもそもどういう意味なのよ。
英語のproduceの意味とは違うでしょ。
えーと。あ。こんな説明が見つかった。

日本においては、様々な方法を用いて目的物の価値をあげることを指す

なるほどね。「価値をあげる」のね。
でも、それって見せかけだけじゃない?
プロデュースって、「見せ方上手」って印象があるわ。

パッケージを美しくして商品価値を水増しする、
切り口を変えて新鮮なように見せかける、
平凡なものをその平凡さこそが至高のように思い込ませる。

プロデュースって多分。大事なことなんでしょうけれど。
それが必要なのは、「商業的成功」を目指す場合だと思う。

本物の芸術はプロデュースしません。
ていうよりも、プロデュースが必要なものとか、
プロデュースで成功するものとかは芸術じゃないと思ってる。

ていうか。プロデュースって。
猛烈に「成功」を欲してるがゆえの足掻きですよね。

別に。それが悪いわけではないでしょう。
私が好きじゃないだけで。
お好きにどうぞ。

なんか。随所でイラっとしましたが。
本好きの人、本棚整理に苦労している人は読んでも損はないと思う。

著者は文学を一切読まないんですって。
本を選ぶ基準がなんだか即物的で貧しく感じられるのはそのせいかしら。
文学なんて無駄なんでしょうね、「ズバ抜けて頭がいい」人にとっては。

相当ムカムカしましたが。
だからこそ。オススメの本を読んでやろうじゃないのと思い。
冒頭にズラズラと本のタイトルを並べたわけなのです。

自分では出会わなさそうなジャンルの本が多めなので。
なるべく色んなものを幅広く読みたい私にはありがたい情報。

とか、思わないと。この不快感、拭えません。

ちなみに。
著者はHonzという書評サイトを主宰されています。

訪れて幾つか書評を読んでみましたが。
なかなかうまく書けているものが揃っています。
文章は下手ではないし、小綺麗にまとまっている。

でね。でね。とってもとっても「つまらない」です。
紹介された作品を読んでみたいという気持ちに全くならない。

うん。なんかなぁ。書評者の顔も見えてこないし。
書評されている本の顔も見えてこない。

あ。たぶん。いや、絶対。言い過ぎ。ごめんなさい。

そういうお前の文章はどうなんだ!って言われそうですが。
私は「書評」を書いてるわけではありません。

「本を読んで思ったこと感じたこと考えたこと」を書いております。
どうぞ、お目こぼしください。

悪いところばかり言うのは後味悪いので、好きなところを。

本棚を並べ替えることは、過去の自分と会話すること

ここは、いいよね。

あと。本棚に並べた本のジャンルに似合う小物を飾るのも。
うん。これはやりたい。それをやるためにジャンル分けしたい。

頭ではなくて。自分の心のための本棚を私は作りたいな。
私は100パーセント、自分のための本棚にする。
どう見られたいかなんて、一切考えない。

本棚はカッコつける場ではない。私にとっては。

(2018.7.13)
悪口を並べたみたいになっちゃいましたが。
この本を読んで、本棚をデザインするのは面白いな、って。
自分の本棚をこんな風にしたい、あんな風にしたい、って。
すごくワクワクして、夢が広がりました。
自分の本棚にテーマやコーナーを作るの、絶対楽しいよね。

『本棚の本』赤澤かおり

 アノニマスタジオ
 Amazon


「ものづくり」する人の本棚

本棚を紹介した本って興奮しますね。

本の体裁がどうであれ。
紹介される本の持主が誰であれ。
本棚を撮影するカメラマンが誰であれ。
本棚を訪問して記事を書く人が誰であれ。

そこに誰かの本棚がある!
それを覗き見できる!

それだけでテンションが異常に上がります。

本書に取上げられる本棚の主たちは。
シェフやデザイナー、料理家、スタイリスト、
イラストレーター、フードコーディネイター、
カフェの店主、酒屋の店主、フローリストなど。

文学畑の人ではなくて。
クリエイター畑の方々。
本(文章メインの)に直結してない職業の人たち。

や。これ。面白いわ。

やはりビジュアル系(音楽じゃないよ)の本多し。
好きなんだよね。こっち方面も。
読むより眺めるっていうタイプの本。

うずうずします。

おしゃれな料理本とか。
雑誌も大好き。写真集も。

読む愉しみに負けないくらい。
見る愉しみに魅力を感じます。

文庫本より単行本が好きなのも。
本の姿やデザインを愛でられるから。

とにかく。
紹介される本が異色だわ。
それでいてチラホラ私の愛読書が混じってる。

そっか。
私も意外とこっち側(ってどこさ?)の人なんだー、と感じた。

まぁ。混じってる人も多いと思うんですけれど。
ていうか重なる部分もあるわけですけれど。
美術畑と文学畑は興味の範囲が違うのね。

違うっていうより。
守備範囲の広げ方のモンダイかな。

文章を書いてる人の本棚より。
ある意味、楽しいなー。
(正確に言えば、文章書いてる人もいます)

本から得ようと思っているものが違うかな。
いや。そういうと語弊あるけれど。

活字狂よりも。なんか自由な印象。
活字の方が重いだろ、っていうとそうとも言い切れず。
ある種のビジュアル本の衝撃も心を圧倒するのだけれど。

その感動を響かせる場所が違うような気がする。

まぁそれにしたってなんだって。
魂を震わせるものに出会っている人の本棚はいいよね。
そもそも、そうでない人は本棚なんて必要ないだろうけど。

いや。
自分のイメージ戦略公開の場として本棚作る人もいるけど。
それはまた、別の話。

職業的に本が必要な人間よりも。
本を持つことの必然性が薄いの人の本棚は。
もの凄く純粋にその人の「大切」な本だけが詰まってる。

そんな感じがした。この本を読んで。
そう。なぜか文章が多いんだな、この本。
だから「眺める」より「読む」時間が長かった。

著者の親しい人の本棚が多くて。
本棚の持主の紹介がやたら丁寧で。

それは。そうしないと、「それ、誰?」になる面もあり。
でも。有名人の本棚じゃないからツマラナイってのはなく。

本棚の主の紹介の文章が楽しい。
すっごく個人的な話なところが好きだ。
主を語りつつ、著者の自分語りがちゃっかり混じるところも。

赤澤さんて人も。本棚の覗き趣味があるヘンタイで。
(わー。ごめんなさい!でも本人も認めてる)
本棚訪問にワクワク・ドキドキしていて。

少し、怖かったりもするんだよね。
「見せてもらう」のが。
「見せてもいいよ」って信頼を得た嬉しさとともに。

見せる方としては。やっぱり恥ずかしいかな。
照れというか面映いというか。

それでも。
「本棚を見せて」と言われて。
「いいよ」と言える人でありたいな。

それは本棚の内容が知的だとか高貴だとかではなく。
ちゃんと。そのような本棚になったことを説明できるような。
本と自分のつながりを自他共に納得させられるような。

あ。意外性はいいんですよ。大歓迎。
それも含みながらの、要は愛情が感じられる本棚であれば。
きっと見せることが面映いながらも、見せられる。

(2018.9.17)
本に対する執着の少ない本棚の持主もいて。
すると。本の量はかなり少なかったりして。
でも淘汰した後に残った分、濃い本棚に感じる。
もしくは、さらりといい軽さの本棚であったり。
大きな本棚より。小さな本棚の方が面白いかも。
やみくもに読むことも、やみくもに揃えることもしない。
そのことで均一化されず、豊かな凸凹が生まれる。
本ばかり、読んでもいられないしね。
本よりも大切なものがある人の方が。
持っている本をすごく大切にしている気もする。
最後に残念なことをひとつ。
文字も写真も小さ過ぎる!ルーペが必要!

『絶景本棚』本の雑誌編集部

4860114116
本の雑誌社
Amazon

久しぶりにツイートの引用。

「絶景本棚」読了。読むって言うより、ほけーっと眺めてた。本に殺されそうだな、載ってる本棚の持主たち。古いマンションを「ブルックリンの古い印刷工場を改装して住んでいる辛辣なコラムニストの家」というコンセプトでイノベーションしたという春日武彦氏の本棚が好み。

レンガのアーチをくぐると、プレスガラスで仕切られた書斎がある・・・なんて。かっこ良過ぎるだろう。新井素子の図書館みたいな書庫もスゴい。自分は贅沢は言わないから壁の一面だけ、ぎっしり本棚にしたい。ひとんちの本棚見てたら本をいますぐ買いに行きたくなってきた。

背表紙が読めそうで読めない。それでも読めた中から気になったタイトルをメモる。「美を生きるための26章」「そこでゆっくりと死んでいきたい気持をそそる場所」「となりのツキノワグマ」「黒富士」「目の中の劇場」「エレベーター・ミュージック」「だが、虎は見える」

ちなみに、この後しばらくして。
『美を生きるための26章』を読みました。

(2018.7.1)
ツイッターに。
こうして本の感想をつぶやく時もあります。
毎日チェックもしないし、つぶやきもしないし。
あまり、自分のことはつぶやかないし。
フォローもフォロワーも少なくて。
まぁ。以前ほど(フォロワー千人時代)じゃなくても。
それなりに広げてもいいんですけれど。
なんか考えただけで疲れるので。
このまま、ひっそりでいいかな。

  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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