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神去なあなあ夜話  三浦しをん

4198635064
徳間書店
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読む前にね。偶然(?)感想を幾つか目にしまして。
みなさん、それぞれのお言葉で語っておられましたが。
どうやら、ひとことで言えば「物足りない」様子。

なので、覚悟して読み始めたわけですけど。
うー。想像以上に、たるーいぃぃぃっっ!

前作は甘さは感じつつも、かなり好きだったのになぁ〜。
いや。いいんですよ。まぁ、まったりとね。
神去村の人々の日常に自分も参加する気持ちで読めば。

だけどな〜。前作の思い出があるから、読めちゃうけど。
この本、単体では読みおせないようなヌルさですぞ。
それなりに充分に安定感はありますけども。

私はね〜、こういうのを読みたいとは思わないな。
ドラマ性を求めてる読者ではないつもりですが。
なんだかなぁ。このテイストは中途半端だと思う。

ほんわかとか、淡々とか、まったりとか。
そっち方面で読者を満足させるには滋味が足りん。
やはり三浦しをんの小説は、爽快感、疾走感があってこそ!

あと。個人的に。直紀さんに魅力を感じないのが大きいかな。
つまり、物語の重要な要素である主人公の恋愛に興味が湧かない。

次回作とかありそうな気配だけれど。読まないかもなぁ。

(2013.8.3)
でも「神去なぁなぁ日常」の映画は観に行きたいです(笑)
(来年公開。監督は「スウィングガールズ」を撮った矢口史靖氏)
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本屋さんで待ち合わせ  三浦しをん

4479681728
大和書房
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これ書評集なんですか!
タイトルから、三浦しをんには珍しく?直球な学園恋愛ものかと・・・
書評集は大好物ですが、読みたい本が増殖しすぎて危険なのですよ。

しかも。紹介文が短い!短すぎる!ゆえに紹介される冊数が多い!

はぁぁ・・・サイアクだ。でも。サイコウだ。
私は書けるものなら、こういう書評を書きたいですね。

長い文章は大好きですが、長い書評は好みません。
あまり情報を頭に入れずに、真っ白の状態で作品に出会いたいので。
なるべく、サクっとさらっと紹介して欲しいんです。

内容にガッツリ言及してそうな書評はいい加減に読みます(!)
私は印象だけをぼやーっと感じ取りたいのです。
できれば、その印象も裏切られたいと思っています。

なので。未読の作品に関する書評の内容は片っ端から忘れます。
もともと記憶力がさして良い方ではありませんが。
書評に関しては半ば意識的に記憶をリセットしているのです。

で。積ん読ならぬ、積んリスト化しまして。
タイトルを見てもさっぱり何の本やらピンと来ないくらい寝かせます。

この魔の「読みたい本リスト」には常時、300~500冊が常駐。
そこからランダムに選んで図書館予約するのが習慣。
「何が出るかお楽しみ~」という、くじ引きっぽい読書です。

「ナニナニ関係の本を読もう」と決めてる時期もありますが。

あ。本書の内容に少しは触れましょう。
紹介されている本は三浦しをんが好きな本。愛情溢れてます。熱気ムンムン。
桜庭一樹さんを彷彿とさせるような、猛烈な読書ぶりですが。
ミステリ寄りな桜庭さんと、ちょっと傾向は違いますね。

読んだことのある本もチラホラ見かけます。
そこから推察すると、好みは割と近い気が・・・漫画を除いて。

楽しい書評集ですが、巻末にて彼女の腐女子っぷりが炸裂しますので、
BLが苦手な方はご注意下さいませ。
私はちなみにBLという用語がない頃から慣れてますので平気です。
(昔はJUNEとか耽美小説とか言いました)

(2013.5.10)
桜庭一樹は「さん」付けで、三浦しをんが呼び捨てなのは
「三浦しをんさん」となると「ん」が重なり目がチカチカするからです。
なんというか、彼女の暮らしぶりは・・・笑えるような笑えないような。
ヨメに行くアテのない女子には、かなり親近感が抱けます。

ちなみに以下の28冊(!!!)が積んリストに追加されました。
絞ったつもりだけど・・・多過ぎる。


神去なあなあ日常  三浦しをん

4198627312

徳間書店
Amazon

いい意味で、三浦しをんは漫画っぽいなぁ・・・と思う。
私、あまり・・・否、殆ど読まないんですけど、漫画(笑)

絵がくっきり浮かんでくる。
それが、ハツラツとして劇画調なんですね。
景色はのびのびと美しかったりして・・・ジブリっぽいかも。

人物の造型も、ある意味では類型的。
ピタっ、ピタっ、と場面にハマる感じで。

でも。退屈しない。つまらないとは思わない。
気持ちよく、読める。清々しい。疾走感がある。

うん、好きだ。癒される。

客観的になるヒマを与えてくれないので、
恥ずかしさをあまり感じずに読める青春ものだと思う。

まぁ・・・もぞもぞと背中がかゆくなりながら読むのが、
青春小説を読む醍醐味のひとつだったりもしますけれど。

(2013.1.31)
林業がテーマなんですよね。
しっかりと取材なさった様子で描写がリアルです。
こんな暮らしもいいかもなぁ・・・と思えてきたり。

舟を編む  三浦しをん

4334927769
光文社
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国語辞書を作る、と聞いて思い浮かぶのは。
地味で辛気くさくて、やたらと大変・・・というイメージ。

実際、この物語の中でも辞書作りの現場は埃っぽいですが。
思ってたのと違って、朗らかな空気に満たされている。

変人、偏屈の巣窟、ではあるけれど。
期待していたほど(!?)、じめじめとしていない。
(実は、この爽やかさに少しだけ拍子抜けした)

おそらく、著者が意識して「楽しく」描いたのだろうと思う。

言葉への愛が溢れかえっていて。
その中に浸かっていると何とも心地よく、ふぁ〜っと頬が緩む。

やたらと辞書を引きたくなって。実際、ちょこちょこ引きながらも。
あっという間に読み終わってしまいました。

言葉の奥深さを物語るエピソードの数々に、わくわくします。

「あがる」と「のぼる」の違いに関して主人公が考察する場面は、
本書の中で、私のいちばん好きなところです。

辞書作りに命をかけてる人々の声に感銘を受けるのは勿論だけど。
徐々に辞書の面白さがわかっていく人の発言も、なかなか素敵。

辞書のことを「頑固なおじいさんみたい」って。わかるなぁ。
でも「頑固だからこそ、頼りがいもあるし、ちょっと愛嬌もある」と。

(2012.4.6)

まほろ駅前多田便利軒  三浦しをん

4163246703
文藝春秋
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過去がありげな、とある男。
まほろ駅前で便利屋さんを営んでおりまする。

そこへ、高校時代の同級生の男が転がり込んできて。
何やら、彼も訳あり気な様子・・・。
そして始まる奇妙な共同生活。日々の事件。

二人の間の、微妙な距離感。どことなく色気がある。
いや、恋愛ではない。なんか、この雰囲気は少女漫画チック?

それでも、虚しさやら、正義やら、絶望やら、希望やら。
痛々しさが清々しいという、青春の香りがする。
その傷も、どこかオシャレに見えつつ、嘘っぽくない。

いいな。こんな風に生きるのも。
危ういバランスのものって、何故うつくしく思えるのだろう。

独特な「間」があって。ゆったりした空気が流れています。
不思議な落ち着き・・・ちょっと苦みのある寛ぎ空間。

(2011.4.3)
映画化してますよねぇ・・・うう~ん。主人公二人のキャストが。
私的にはピンとこない。観るべきか観ざるべきか、只今、悩み中。


  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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