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『森暮らしの家』田渕義雄


写真がもっと大きくて、カラーだったらなぁ。

著者の言葉では伝わって来にくいところがあります。
でも。絶対に素敵な家!ってわかるので。
大判の写真集に、言葉が添えてある形式の方が良かった。

いや。森暮らしについて。家作りについて。
とても丁寧に書いて下さっているのですけれども。

私が視覚型の人間なせいか。
写真が少なくて白黒なことがとても不満に感じた。
文章から絵が広がる感じはしないのですよね、残念ながら。
誠実ではあるけれど。あまり上手い文章ではなくて。

しかし。憧れてしまう暮らしです。

窓ガラスの結露が美しい模様になって凍りつくことを”窓花”と呼ぶ。

 心の窓という言葉があるように、窓は大切なものなのだ。自分の家の窓をつくづくみつめてみる余裕こそが、今、必要なのではなかろうか。

 自分で自分を祝福する。それが庭の答えだ。人や人が作った物に癒されようとするから複雑になる。それよりも、花やズッキーニから癒される術を学ぼう。自然は誰にでも分け隔てがない。高山の頂きの岩に腰を下ろして、山脈をピンクに染めあげていく夕陽に癒されよう。そして、そんな自分を自分で祝福するんだ。
 晴耕雨木、または夏耕冬木。人生で大切なこと、それは自分の歓びを自分でつかむことなのではないでしょうか? ステキな詩を紹介しましょう。

 この世の暗さは影に過ぎない
 そのかげのむこうがわ
 まだ手が届くところには
 歓びがある
 その歓びをつかめ

 フラ・ジョバンニ(十五世紀のイタリアの詩人)

(2018.12.31)
著者が謙遜しまくるのも、少々耳障りで。
それはいいから!って気持ちになってしまいます。
家が素敵なだけに、惜しい。


PLUS1Living No.97

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冬じゃなくても、壁を飾る

なんか。壁を飾るのって、「冬」のイメージ。
この雑誌の特集タイトルも、「冬、壁を飾る」です。

クリスマスとか、お正月とかありますしね!
寒いときほど、部屋も賑やかにしたくなる。

シンプルも好きですが。
やはり「ガラン」としてると寒い印象。

理想を言えば、夏はカラーンとして涼しげに、
冬は、モリモリで楽しげに、がいいな。

でも。冬でなくても。壁を飾るのはいいよね。
96頁からの、アリアヌ・ダルさんのお宅、素敵!
パリのテキスタイルデザイナーの方なんですが。

装飾多めでも、騒々しくなくて。
色の使い方も、物選びのセンスも抜群で。
いいなー。いいなー。憧れるなー。

(2018.6.7)
壁を飾るのはやりたくても。マンションの壁って弱いんです。
それに賃貸の人とかもやり辛いですよね。
ネットで、こんな方法を見つけました。

壁にもポスターにも穴を空けない貼り方に28万いいね!

私、これ、実践してます。ポスターではありませんが。
すごく気に入ってたカレンダーの絵の部分を貼ってます。
カードなんかも、さらっと飾るのにいいです。
何より、穴が開かないっていうのが素晴らしい。
磁石が目立たないほうがいいので、極小のを使用。
でも、地震でも落ちませんでしたよー。

『音楽家の家』ジェラール・ジュファン クリスティーヌ・バスタン

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作曲家は美意識かなり高いね?

名曲が生まれた場所を訪ねて
……と、副題にあります。

素敵なお宅がじゃんじゃん登場。
眺めて楽しい。


ヴァンサン・ダンディの家。
おしゃれだ。うっとり。


エルガーさんの家も好き。

シベリウスも静謐でいい。

グリーグもいいし。

ブラームスも悪くない。
うっとり・・・ひたすら、うっとり。

(2018.7.15)
美しく暮らすのはいいなぁ。いいなぁ。

『海辺のリノベ』石原左知子

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かっこ良過ぎて、目眩がする。

暮らしぶりとか、生き方とか。
服のテイストとか。
まったく。共通点なし。

だけど。
素敵だなぁ。
カッコイイなぁ。

リノベーションした海辺のマンション。
もう、これが惚れ惚れするばかり。

私が高校卒業に日に購入して偏愛している、
ギリシャのインテリア洋書に通じる雰囲気。

とことん、海が似合うインテリア。
空気が、さらさらとしてる。
波の音が響いてくる感じがする。

あー。
この本の副題をわたしもマネて呟きそう。

「やっぱり海のそばに住みたいと思った」

いや。全然、似合わないのだけれど。
ちょっと海って苦手だったりするのだけれど。
海か山かだったら、断然、山派なのだけれど。

すこん、と抜けた空気が漂ってるのが好きで。
風通しよく、日当りよく、でも南国じゃない。

うん。
風。
それから。
裸足で歩きたい床の冷たさ。
壁のひんやり感。

とても薄い本なのですが。
隅々まで、写真が良くって。
眺めていると、妙に気分が晴れる。

手作り臭さがなく。
思いきった改装ぶりだけど。
力みもなく、清々しい。

シンプルっていえば、まぁまぁシンプル。
でも。ミニマリスト的な窮屈さはゼロ。
伸びやかに、すっきり。

こんな暮らし方、憧れる。

(2018.4.28)
間違いなく、私の好みからするとカジュアルで。
この格好良さは似合いもしない。
でも。こだわりつつ「さっぱり」暮らすのが。
最終的には目標なのかもしれない。
きっと私は。ほんとうは海が好きなんだな。
ざわざわと血が騒ぐのです。

『芸術家の愛した家』池上英洋

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やっぱりW・モリスの家が好き。

「役にたたないもの、
 美しいと思わないものを
 家に置いてはならない。」

有名なウィリアム・モリスの言葉。
まぁ、彼は理想家というか夢想家で。
矛盾が散見されるわけですけれども・・・

他には今は美術館となっているモローの家もいい。
唸る程ぎっしり、額で埋め尽くされた壁、
ブルジョワ風の家具たち、煌びやかな食器。
華美とも言えるのに、居心地が良さそう。
螺旋階段がものすごくお洒落。

ルノワールの家も明るくていいな。
彼の以下の言葉とも呼応するような家。

「私に取っては、絵画というのは愛らしく、喜ばしく、かわいらしいものでなければならない。そう、かわいらしくなくては! この世にはただでさえ悲しいことがあふれているのだから、私たちまでがそれを増やす必要はないのだ」

もっとも、私はやはり少し「闇」が欲しいな。
あまり明るいのはかえって、落ち着かない。

セザンヌの家は、いかにも画家のアトリエという風。
仕事をする部屋という感じが素敵です。
私は作業場の風景というものが好きですが。
これはとても美しい作業場ですね。
住まいというより、仕事場の要素が強い感じ。

もちろん、他にもたくさん載ってます。
写真もきれいだし、添えられた文章もよくまとまっている。
西洋の絵画好きには、とても楽しい本です。

(2017.11.29)
  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
*ブログタイトルの由来

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