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木洩れ日の庭で  中谷 耿一郎

Posted by 彩月氷香 on 30.2010 建築・インテリア   0 comments   0 trackback
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TOTO出版
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私の理想の家!!!庭!!
美しく、簡素、シンプルだけど、冷たくない。
うっとり。
もうもう、ひたすら、うっとり。

ランドスケープデザイン、って・・・
知らなかった、そんなステキな職業があるのか。
なれるものなら、なりたいなぁ。

著者は「風景に調和する庭」をテーマにして、仕事をされているのですが、
素朴、というのではなく、品がある、どことなく洗練された、
でも人工的でない、という庭を作るんですね。

ああ、こういう、暮らしがしたいよ。
素敵過ぎる・・・。

自然の中に暮らす、っていうスタイルは数々あれど、これだけ完璧な、
しかも簡素な「美しさ」が隅々まで行き届いてるのは、お目にかかったこと無い。
まぁ、もっとごちゃごちゃしてるのが好きな人もいると思うけど、
私にとっては、ベストな暮らしぶり。

こんな風に、森に暮らすのが夢だ・・・。

(2009.9.15)




真鶴  川上弘美

Posted by 彩月氷香 on 29.2010 川上弘美   0 comments   1 trackback
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文春文庫
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何とも、心を騒がせる小説。

題材はありがち(夫の失踪、思春期の娘、母、不倫の恋)なのに、
確かに川上弘美にしか書けないであろうと思わせる、何かがある。

静かに心がざわめく。鋭さはない、痛み。
深くもなく、浅くもなく、中くらいでもない、不思議な感情の浮き沈み。
甘美な不安が全身に、ひたひたと広がってゆく。

切ない、と表現してしまえば簡単だが、
そのありきたりの形容詞で評したくはない。

「女」を濃密に描いている、はずなのに、
生々しさが行間から溢れるのに・・・、さらさらとした肌合い。

若手の小説家の、透明感とは全く違う、独特の風合い。
心のひだ、すきまに吹く微かな風、を鋭く捉えている。

言葉づかいに魅力があるのだ。
常套句に逃げず平明な言葉で、かつ新鮮な表現をしている。

描かれた世界に吸い込まれるような読書、ができたのは久しぶりのこと・・・

(2007.4.12)


麻ひもで作るバッグと雑貨

Posted by 彩月氷香 on 28.2010 手芸   0 comments   0 trackback

いちばんわかりやすいかぎ針編みの基礎BOOK

Posted by 彩月氷香 on 28.2010 手芸   0 comments   0 trackback
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成美堂出版
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小学生の頃から、かぎ針はやっていたので、基礎は十分、な筈の私。
今年の冬、久々に帽子を編んでみて、四苦八苦。
半月ばかりで無事に編みあがったものの、細かいとこは誤魔化し誤魔化し。

どうも我流で、ずっと適当に編んでたらしく・・・
基礎をきっちりと知りたい!と探して見つけたこの本。
わかりやすい~素晴らしい。

初心者には特におすすめ。
もしくは私のように基礎をすっとばして無理やりに編んでる人にも。
やはり、細かいところをきっちりと正統に編むと仕上がりもきれいです。

今年の夏までに麻糸でバックを編みたい。

(2010.3.28)

運命の子(グイン・サーガ 129)  栗本 薫     

Posted by 彩月氷香 on 27.2010 栗本 薫   0 comments   0 trackback
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ハヤカワ文庫
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哀しいですよね。
20年も読み続けてきたシリーズだもん。
正直、近年、栗本女史の作家としての才能が疑わしく思えたこともありました。
「これ、プロの作家の書くもんじゃないだろ、おまえ、趣味でやっとんか!」
と突っ込みたいとこも、多々ありました・・・けど。

それでも、やっぱり、好きだったもん。
著者が、お亡くなりになられて、未完に終わるなんて・・・
その不安はずっと密かに感じつつ、無意識のうちに打ち消していたんだな。

初期の頃から、私はイシュトヴァーンひと筋で、
彼が出てこない巻は、どうでもいいのよ、ぐらいな勢いで、
主人公のグインには、全く興味が無くて、というミーハーな読者でしたが。

イシュト君は、近年、あまりにも荒れておられたので、やや痛々しい感じで、
そんな中、この巻にも登場してる、彼の隠し子スーティの可愛さときたら、
もうもう私はメロメロで・・・。
長年、イシュトヴァーンの行く末を見届けたい一念で読み続けてきたのが、
スーティーの青年になった暁の姿を見たい、に変貌してる有様でありました。

あと、1冊、でおしまいなんだよね。
すごく薄い、あの一冊を見ると著者の無念やいかばかりかと思って涙します。
辛すぎて、読めないよ・・・。
 
(2010.3.20)

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