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呼吸の本  谷川俊太郎  加藤俊朗

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サンガ
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呼吸法の本、なわけです。
読み始めると、ヨガに通じるような「精神世界」の気配が。

んん?怪しい?正しい呼吸で心を浄化?ちょっとビクビク・・・。
私、そういうの、ちょっと苦手なんです。

いえいえ。全然、大丈夫。なんか独特な、のどかさ。
その素朴な言葉がなんとも、魅力的。やさしい言葉に、ほっとします。
ちょっと長いけど、私が好きだなぁ~と思ったところを引用しますね。

魂を磨くとは、心静かに、心穏やかに生きていける自分をつくることと考えてます。平和でやすらいだ生活です。争いごとをしない、他人と調和した生活です。一人の人間として人格を向上させることが魂を磨くということのように思います。
簡単に言いますと、
「ああいうことをしてはまずいぞ」
「じゃー、こういうことをすればいいのか」
「なるほど・・・」
・・・簡単過ぎますか。

他人の足を引っ張るようなことはしたはいけない、
他人が嫌がることをしない、
他人が不愉快になることをしない、
言葉と行為の暴力をしないことです。

魂をみがくとは人や社会の役に立つことをすることです。
仕事、生活、人間関係を通してしか魂は磨けません。
山の中に独りこもっても魂は磨けないとぼくは思います。独り静かに過ごすことはその人にとってはいいことでしょうが。
心穏やかに生きることです。エゴを捨てて自分中心じゃなく生きることで魂は磨かれます。

当たり前のことだけど、その当たり前がストン、と腑に落ちるのは、
なかなかにありそうで、ないこと・・・だと思うのですが?

肝腎な・・・呼吸法は試みるヒマがなかったんですよ・・・ね・・・
CDの付録も、まったく聴かずじまい・・・(汗)

(2011.5.23)
文章なんて書いたことがなかったという、加藤俊朗さん。
先生(谷川俊太郎氏)が言ったことを忠実に守って書いてたら、
少しずつ書けるようになり、書くことが楽しくなったそうです。
その教えというのは・・・

1 加藤さんの味を出すには実践を通して書くのがいい
2 具体的にわかりやすく書くようにする
3 一般に先生といわれているような人の書き方を真似しないほうがいい。
  偉そうに書いてはいけない。

・・・この教え、私も守ったほうが良さそうです。


クラシック批評こてんぱん  鈴木淳史

2011.05.30 音楽   comments 8
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洋泉社
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あ~。面白かった!!!
今のとこ、私が今年いちばん、読みながら笑った本である。

クラシック批評の数々を、著者が独自の視点で解釈、
否、邪推しまくって、ぶった切る、という内容なのだが・・・。
はて。この面白さは、クラシックを知らぬ人にも伝わるのか?

吉田秀和と宇野功芳の批評スタイルの分析の見事さが、
この二人を知らぬ人にも感動を呼ぶだろうか?

う~ん。ムリ、なんだろうな。残念だなぁ・・・。
私としては、この興奮を誰かとぜひ分かち合いたいのだけど。

ちなみに、上記のお二人はクラシック批評界の両雄というべき御仁で、
吉田秀和氏に至っては、このジャンルの神様と言っても過言ではない。
(10代のクラシック聴き始めの頃に、私も大変お世話になったのだ)

「こてんぱん」と言っても、単純な悪口や、こきおろしではない。
何だかんだ言って、褒めてる?と勘違いさせるほど、
凝ったレトリックが施された洒落た文章である。

程よいパンチとヒネリと若干のウザったさが巧妙にブレンドされ、軽快。
若者ウケを狙い過ぎて滑ったオヤジ風な言い回しすら計算の内かと思わせる。

中途半端なスタイリッシュさと、やや無理矢理気味に下ネタへ走りがちな傾向、
に耐えられる人であれば(つまりお上品な人向きではない)・・・、
クラシックも、クラシック批評も知らなくても、かなり楽しめるはず。

「批評」の読み方の指南役となるオツな本です。
「広告」も、本書を読んだ後は今までより、面白く読めるようになると思う。
(裏の裏まで、推測しながら、いやらしく邪念たっぷりに読むのである)

クラシックがわかってた方が、数倍面白いのは事実で。
そもそも、クラシック批評自体が、私に言わせるならば、
クラシックファンだけで独占するなんて勿体ない面白さなのだが。

笑いを誘う程の美文調で飾り立てられた酷評(一見そうとは気付かせない)、
苦心惨憺して、大嫌いな演奏を褒めているような体裁を繕うレビュー。
・・・その裏に見え隠れする、大人の事情。

主義や美意識と商業主義のせめぎ合いが残す痛々しい痕跡が笑いを誘う。

(2011.5.8)
本書とは関わりのない話だけれど。私は吉田秀和氏の文章を偏愛している。

言葉は極めて平易。
感受性の豊かさ、繊細さが文面を隅々まで満たしつつ、控えめな印象。
穏やかな品位を常に保ち、しかし、その奥に時に青臭くも感じられるほどの、
真っすぐな情熱を秘めている。若々しく、瑞々しい。

純真で淋しげな憂いがあり。心地よい「揺らぎ」を纏っている。
では情が濃いのかと言えば、理性も休まず働いていて、
知のカドを全く見せぬほどに実はよく練られた構成で文章が成り立っている。

表情が優しく、口当たりがよく、平凡にさえ見えかねぬほど、
言葉使いが尋常である。しかし、滅多に見られないような気品がある。

そう、彼の文章は私の理想なのだ。


美的収納プログラム  草間雅子

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ベストセラーズ
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部屋を美しくするために。
片付け、収納の前に、まず「ゴールイメージ」を考えましょう。
そうすれば、必ずキレイになるし、リバウンドもしません。

・・・というのが、著者の考え方の基本。

「草間雅子の美的収納メソッド」という本を以前紹介しましたが、
その実践・実例をまとめた本、ということになりましょう。

だいたいねぇ、「ゴールイメージ」といって簡単に浮かぶ?
明確なイメージを抱けるくらいなら、とっくに部屋は綺麗になってるのでは?

その疑問に答えるべく、彼女は3つの質問を読者に投げかけます。
1.大好きな物、部屋に絶対置いておきたいアイテムは何ですか?
2.その部屋をどんな雰囲気にしたいですか?どんな色を使ってみたいですか?
3.その部屋で何がしたいですか?どんな気持ちになれる部屋にしたいですか?

それぞれに、答えの例も挙げてあって、こんな具合。
1の答え キラキラしたシャンデリアや、クリスタルの小物
2の答え 雰囲気はエレガントモダンで、色は高級感のある黒
3の答え 仕事を忘れて一人きりでゆっくりと本を読みたい

おお~っ。偶然、3は、そのまんま私の答えになりそうですね。
1と2に関しては、そこまで具体的に今思い浮かびません・・・。

ま、それは宿題にしといて。彼女の片付け理論の5つのステップについて。
1 集合・・・家中にある同じ種類のものを集める
2 処分・・・捨てる物を選ぶというより、「愛おしい物を選ぶ」気持ちで
3 仮置き・・・残った物をどこに置くか決め、自分なりの収納地図を描く
4 器選び・・・物をしまうための「器」を「美しさ」を考えて選ぶ
5 本置き・・・定着させ、維持して、完成!

どうでしょう?これで美しく片付きそうですか?
いつも、ただ感心して終わるのを反省して、今回ちょっと実践してみました。

興味がある方は、続きをどうぞ。

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2つの習慣について考えてみよう!④

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やっと、まとめです。もう飽きた・・・という声が聞こえてくる気がしますが。

今回とんでもなく長く、暴走気味な内容となっておりますので、
それでも読んでやろうという、お心の広い方のみ、お読みくださいませ。

関連記事

2つの習慣について考えてみよう!③

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恐れ入りますが、読んでいない方は、こちらを読んでから・・・
→2つの習慣について考えてみよう!①
→2つの習慣について考えてみよう!②

ということで、「日々の生活の中で知らぬ間に身についてしまった習慣」の話。

これは数えたら、もう、両手両足で指折り数えて余るくらいあります!
が、絞りましょう。はい、とりあえず、2つ(1つじゃないんか~い)。

まずは、「早食い」。これは、凄い。
誰もが私が食べるのを見て「早過ぎ~!!!」と絶叫するくらいです。
もはや、伝説の域にある、速さです。語り継がれるだけのレベル。
きっと彩月は「ああ、あの早食いの人ね」と言われてると思います。

理由はあります。仕事でゆっくりとお昼が食べられなかったんです。
食べてる途中でも電話をとり、お客さん来たら接客。
そのせいで、早く食べる習慣がつき、常習化したのです。

(はい、これは立派に言い訳。だって同業でも早食いじゃない人もいますから)

身体に悪いしねぇ。親にはよく、叱られました。
随分、努力はしたんですよ。でも、どうしても早くなってしまう。

熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに食べたい、という、
食いしんぼ精神も手伝って、いっそう加速。
なんかねぇ・・・ダラダラ食べてたらマズイでしょ?

と、言いますが、誰もが目を剥く速さって、どうなのよ・・・。

これ、やっと、少々改善の兆しは見えてきて、「超絶・速い!」から、
「速い!」くらいにはなってきてます。ふう・・・。

さて、もう一つは?


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