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つぶやき集 2011年7月 3

町田康さんが猫について、こんな風に語っていた。不如意なものがないと自分を保てない。自分に不如意なものをもたらす存在が必要で、それが猫だ、と。不如意=思い通りにならないもの。人は何でも自分の思うようにする。それが出来ないことを知らしめ、しかし腹が立たない猫は、なくてはならない存在。

一日の終りを美しく締めくくれたらいいのに。「一日の終り」という言葉で検索したら、長田弘「一日の終りの詩集」に出会う。読みたいな。きっと好きだな。彼の代表的な詩「祝婚歌」は、こんな風に始まる。「二人が睦まじくいるためには 愚かでいるほうがいい 立派すぎないほうがいい」大好きな詩。

今日、刃渡り(っていうのかな?)が大根より長い剪定ばさみを片手にぶらさげて、自転車を漕いでるオジイ様を見た。こ、怖い~。危ない~。その次に、大きな縄のれんを小脇に抱えて、自転車を漕いでるオジサンを見た。な、なぜ~?

朝顔の写真に、「朝顔につるべとられてもらひ水 」と加賀千代女の俳句を返してくださった方のおかげで。彼女の俳句をもっと読みたくなった。いくつか見つけた中で気に入った三つ。「蝶々や何を夢見て羽づかひ」「ころぶ人を笑ふてころぶ雪見哉」「川ばかり闇はながれて蛍かな」・・・素直でいいな。

絵の教室  安野光雅

4121018273
中公新書
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NHKで放映されたNHK人間講座「絵とイマジネーション」が元だという。
そのせいか図もふんだんに挿入され、目を楽しませる本となっている。

絵を描くってそもそも、どういうことなんだろう?
どんなのが、「良い」絵なのだろう?

イラストレーションとファインアートの違いは?
自画像を描く理由、狙いは何?
遠近法によって画家が手に入れたものと、失ったもの?

どれも、素朴な疑問ばかり。
自らが人気画家である著者が、そんな問いを投げかけながら、
愚直なほどに、素直な気持ちを綴っています。

自画像を描く実験での、著者の苦しみが・・・
笑い事ではないのですが、なんともオカシイ。
創作の苦しみを、敢えて戯画風に晒している姿に好感を抱きました。

以下、ちょっと脱線気味な、私情満載の感想・・・。


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つぶやき集 2011年7月 2

シュワシュワ、ザワザワという、雑音に負けずに、NHKFMのクラシック番組を聴きとおす。いつしか、雑踏の中、自分だけの世界に籠るような不思議な集中力が生まれ、これはこれで音楽の奥深さを実感できる聴き方だなと、感じたりする。

村上春樹『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』読了。インタビュー集ということで、エッセイや作品からは窺えぬ一面が垣間見られ、興味深い。彼の読書経験や著作の狙い、執筆の裏話。奇しくも私が近年の彼の作品を評価しない理由も、おぼろに浮かび上がってきた・・・。少し、ほろ苦い読後感。

冷房入れても、室内32℃・・・地獄だ。設定温度28℃じゃ、冷えないよ(涙)。グールドの弾くゴールドベルク協奏曲(今日は新しい方)を聴きつつ、小池龍之介「貧乏入門」を読む。タイトルから「節約術」かと思ったが。これは精神が涼しくなる、良書だわ。貧乏とケチは違う、うん、うん。

友人の誕生日プレゼントを用意しておらず・・・何がいいか問うと、「本」と。で、二人で本屋を物色。「ランボー詩集」、「精霊の守り人」(上橋菜穂子)、「猫と庄造と二人のおんな」(谷崎潤一郎)、「彼女について」(よしもとばなな)、「ターシャが愛した花の名前」の5冊に決定。バラエティ豊か?

夏の夜。冬の夜より、往生際の悪い感じ。「グダグダ」も、寒さの中では固体になるのに。暑さの中では、溶けて液状に。この緩さに救われるような、やりきれないような。深く底に沈むのでなく、べたーっと伸びて横に広がる・・・このだらしなさ。ただ、それが面白い模様を描き。眺めているのは楽しい。

『フシギなくらい見えてくる! 本当にわかる心理学』植木理恵

4534046839
日本実業出版社
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わかりやすい、心理学の本。
実例が多く、あまり「学問」という印象がない。

心理学っていうより、心理分析っぽいかなぁ。
すきっと理解しやすいですが。
足りない部分も少なくはないと思います。

現実の人間関係の参考になる・・・かな。
基本、人間観察を中心に展開しているので。

言ってしまえば、観察力のある人なら自分で気付けるような、
割と当たり前のことも書いてあります。

まぁ、その当たり前の気付きも、どう生かしていいかわからない、
という人が大半なのだろうなぁ・・・とも思いますが。

「アメとムチ理論」
「連絡マメな恋人の作り方」
「やる気の育て方」

このあたりは、実際に試してみても、いいんじゃないでしょうか。

とにかく面白いし、すぐ読めます。
ノリが軽すぎるというわけでもなく、上手くまとめられています。

これで心理学がわかったつもりになっては困りますし。
学術的に言うと、どうかなぁ、これは・・・なんですけど。

(2011.7.10)
個人的には、美男美女は見た目で最初はトクするけど、
長い目で見ると大損!というところが、ツボでした。

いえ、私が美女というワケでは全くないのですが。
第一印象でトクをしても、後々全てがマイナスになるという、
似たような経験を積み重ねておりまして・・・。

「第一印象が大事!」という風潮に大いに反対で。
それが実証されたのが気分が良かった・・・とそれだけですが。

彩月のケタ外れの第一印象の良さと、その後それが災いする悲劇は、
語り出せば、止まらないネタの宝庫なのですよ。
ヒマがある時に、ぜひ語り尽くしたいと思っています。

・・・って、誰も興味ないかなぁ?



1日10分で絵はがきがうまく描ける色鉛筆ドリル   稲月ちほ

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講談社
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色鉛筆でね、自作のポストカードとか作れたらいいなぁ~と。
そんな憧れを持つ人は、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
で、借りてみました、この本。

ちょーっと、まったぁ~。これは、これは、高度過ぎる!
いや、器用が取り柄な彩月は、真似すれば近いものは描けると思う。
でもなぁ、それじゃ、意味ないし。
ていうか、10分では、描けないってば、絶対に!

正直、めんどくさ~い。と感じてしまった・・・。
やっぱり私には絵を描くのは向いてないんだろうなぁ。

これ、反則なんだろうけど、本書の中の見本イラストを以下に少々。


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プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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