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50歳を超えても30代に見える生き方   南雲吉則

Posted by 彩月氷香 on 31.2012 健康・美容   0 comments   0 trackback
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講談社プラスアルファ新書
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「人生100年計画」の行程表 ・・・と副題にあります。

脳年齢・・・三十八歳  
骨年齢・・・二十八歳   
血管年齢・・二十六歳

・・・なんだそうですよ、著者は。
人間は120歳までは生きられるというのが持論とのこと。

目に留まったところを簡単に箇条書きしてみます。

*肉を食べず、代わりに大豆。青魚も良し。

*量を控えるために、高級な物を飲食する。
(著書の場合、ワインは「グラン・クリュ・クラッセ」以上)

*甘いものなら有名パティシエか老舗の和菓子屋のもののみ。

*花粉対策にマスクをつけず、花粉を口呼吸で取込む。
 こすらない。かゆさを意識しない。

*日傘をさして紫外線カット。男性でも!

*一日一食。おなかがグーグーなるのがよい。
 飢餓になることで延命遺伝子が働いてくれる。


えーとですね。著者自身のまとめでは、こうなります。

早寝早起き(睡眠ゴールデンタイムの活用)
完全栄養の摂取と一汁一菜で腹六分の食事
薄着をして身体を内面から温める
朝一杯の濃いめのゴボウ茶
たくさん歩いて電車では座らない
スキンシップや感謝の気持ちを大事にする。

若く美しく健康に長生きするには生活習慣の見直しが必要、と。
ま、ゴボウ茶以外は当たり前のことだよね・・・。

私は自分の体が無茶がきかないことが身に沁みているので、
規則正しく胃腸に負担をかけない生活を日頃から心掛けてます。

食べることは好きですが。満腹するのは苦しいので大嫌い。
努力しなくても腹八分を守れたりもします。

著者は腹六分って言ってますね。それはキツイ。
一日一食も、出来る物なら真似したいんですよ。
空腹であることが好きなんですね。頭が冴えるので。

ただ・・・南雲さんも書いてましたが。向かない人もいる。
栄養失調になるので駄目だそうですが、私、該当します。
三食+おやつを一日二回食べても太らないので・・・
(羨ましがられますが。単に燃費が悪いだけのことです)

一日に一汁一菜だったら作るのも食べるのも楽だなぁ。
まぁ・・・一汁三菜はやっぱり欲しいんですけど。
食べること、作ることに費やす時間が他にまわせて羨ましい。

早寝早起きは・・・えー。出来てないんだった。

たいてい、12時から3時くらいの間に就寝。
起きるのは4時から6時半のあいだのどこか。
明らかに睡眠時間は短いです。遅寝早起き。

まぁ現代人なら普通な気もしますけど。
休日でも6時半には絶対起きるのが変わってるかも。

さすがに睡眠不足が溜まり、月に一度くらい昼寝をします。
昼食後から夕方までとか3時間くらい。長い昼寝です。

て。私の生活を説明しても。意味ないですよね。

うーん。そもそも、何でこの本、読もうと思ったんだっけ。
長生きしたいわけでもないし。健康であればその方が良いけど。
煙草とお酒と美食で寿命が縮まる生き方もいいんじゃないかと思ってる。
(ただし病気になってから悔いるくらいなら、速攻やめるべし)

私が食生活に人よりは気を配っていて。
絶対にジャンクフードを食べないと決めてるのは。
健康のためというよりも。自分が気持ち良く過ごすため。

家族と暮らしてるから一日三食たっぷり食べるけれど。
一人暮らしなら、今の半分くらいしか食べないだろう思う。

病気は本人以上に周囲が辛い思いをするというのが持論。
そういう意味では、なるべくは健康であれるよう心掛けるかな。
不健康に生きるっていうのも、実はエネルギーがすごく必要だから。

健康のために何かをする、という発想はそれでもやはり嫌い。
だから、どんなにいいと言われてもゴボウ茶は飲まない(笑)
お肉も大量には食べないし、毎日はいらないけど、食べる。

早寝早起きだけは、頑張って習慣にしてみようかな。
健康云々よりも、肌と脳の活性化のために。
あら〜。あんまり、この本を読んだ甲斐はなかったな・・・

(2012.10.5)
若く見えるのって、そんな大事?
私も以前は年齢を言ったら聞いた人がのけぞるくらいでしたが。
たぶん、最近は年齢と見た目が近くなって来たと思います。
それでいいんじゃないのかなぁ・・・いえ、見た目は重視しますが。
若く見えるのがいいってわけではないと思うんです。
あ、著者の執筆の姿勢は好きですね。誠実さを感じます。
食に費やすエネルギーを他に活用出来てる点はリスペクト。
ただ個人的に食メインで健康二の次な人も好きです。

世界の路地裏100

Posted by 彩月氷香 on 30.2012 建築・インテリア   2 comments   0 trackback
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ピエブッブックス
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路地裏って大好きなんですよねぇ。
昔から、狭い道にどんどん自ら迷い込むクセがあります。

しかし・・・この本は少々期待外れでした。
アングルに変化が無さ過ぎて、飽きるんです。

一枚、一枚は悪くはないと思うのですが。
すぐに、どれも同じに見えて来て退屈してしまいます。

ていうか、そもそも。
路地裏って歩くからこそ楽しいのであって。
写真にしたら、つまらないものなのかもしれません・・・

コルドバも、モンマルトルも。ニースも、プラハも。
ああ、でもやっぱり、どこも素敵。

私がいちばん好きなのは、ギリシャの島々。
真っ白に塗られた壁に、うっとり。
青や緑や赤の扉、ブーゲンビリアの鮮やかなピンク。

普段、自分では地味好みだと思っていますが。
この爽やかな色合いには無条件に惹かれます。
空も、海も、真っ青!

行きたいなぁ・・・

(2012.10.5)
Greek Style
Greek Style
私が、こよなく愛する写真集。
高校の卒業式の日の帰りに記念に買ったもの。
当時、洋書の写真集は今よりずっと高価でした。
半分以上、景色でなくインテリアの写真ですが。
こんな風に暮らしたいなぁと憧れて眺めています。
風土が違うから、明らかに無理なんですけども。

ボタニカル・ライフ  いとうせいこう

Posted by 彩月氷香 on 29.2012 農業・園芸・植物   0 comments   0 trackback
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新潮文庫
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電車の中で読んでいたのだが。
何度笑いをかみ殺したことだろう。

抑えたつもりが気味の悪い笑みとなって、
頬の辺りに「ニタニタ」と浮かんでいる気がして。
その都度ハッと顔をあげて、こっそり周囲を見回した。

庭がないから、ガーデニングではない、と。
つまりは、ガーデナーではない。じゃあ何か?
「ベランダーだ!」と宣言する著者の園芸日記。

カレル・チャペック「園芸家十二ヶ月」にひどく感動し、
矢も盾もたまらず、ホームページに書き始めたという。

私自身が、というのは嘘になってしまうが。
両親、主に母がベランダーである。
ゆえに、いとう氏の嘆きが具体的にイメージできる。

彼が育成に四苦八苦している植物の大半は、
我が家のベランダをも通過していったものたちだ。

リアルに著者の苦楽に共感出来るという以外に。
彼の植物への愛の、美化されない我儘さにヤラレる。
うっわ〜。それ、ブチまけちゃいますか!

身も蓋もないことをガツンと書いても。
それはただひたすらに面白くて、妙に愛しくて哀しい。

本人も著作の中で口にしていたが。ハードボイルドなのだ。
それはオシャレなコートをわざと汚して着るような、
強がりの美学というか。うーん、そんな格好いいもんじゃない?

陽気なクリスマスに嫌悪をおぼえるからポインセチアは買わない。
「シクラメンのかほり」の「かほり」が受け付けないから、
そしてとにかく女々しく凡庸な花だからシクラメンは買わない。

と、ヘンなこだわりにも事欠かない著者だったりするが。
ついうっかりとシクラメンを買ってしまう・・・その顛末。
自らの心模様の変遷をレポートする彼の文面が傑作だ。

何度枯れても、蓮を買ってしまう話やら。
水草が欲しかっただけなのに、金魚に振り回される話。
結婚してもいいと惚れ込んだアマリリスが田舎娘に転落する話。

相手は、もはや、ただの植木ではない。
でありながら、無闇な擬人化に著者は酔っていたりしない。
植物に相対することで浮かび上がって来る自らのエゴを
勇敢に直視・・・と言いたいところだが、茶化してみせる。

これが、どうにも泣けて来る。たまらない。熱い。

好きだな。本音をストレートに語らないけれど。
フラフラと転がっているように見える球が、
ドーンと、胸の真ん中に命中する感じ・・・
ちょっと。中島らもさんを彷彿とさせる。

この本があまりに好き過ぎて。
延々と埒もないことを語り続けてしまいそうなので、
本書のしめくくりの言葉を最後に引用して終わりにします。

繰り返しながら、繰り返さぬこと。
植物はそんな見事な矛盾を生き抜いている。

(2012.10.26)
本書に貼った付箋の数・・・35枚。
植物好きじゃなくても、充分過ぎるくらい読み甲斐があると思う。
でも。都会生活者に特に実感が強く湧くという部分もあるかも。
「長年都会に行きてると、くだらないことに感動できる」と、
著者が自虐的に語る件に、いたく共感出来てしまうのです。

園芸家12カ月 (中公文庫)
カレル チャペック Karel Capek
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いとうさんがこの本を書くきっかけとなった作品。
私も大好きな本です。哀しくもおかしい園芸日記の傑作。

つぶやき集 2012年10月(2)

Posted by 彩月氷香 on 28.2012 つぶやき集   0 comments   0 trackback
朝、起きたら。何もないけれど嬉しくて。良い予感がするわけでもないのに気持ちが明るい・・・ほんのりと。理由の見つからない小さな幸せ。「今」を照らすささやかな光。数分後に消えるとしても、この淡い光の記憶はしばらく残るだろう。誰に伝えたらいいのかわからないけど・・・、ありがとう。

言い過ぎなのか言い足りないのか。いつも逡巡する。言葉数はたいてい多過ぎて、でも中身は十分ではない気がしている。それでも。閉じ込めているよりは、外に出してみよう、と。日のあたる場所に出してみれば、自分でも改めて全体を見直せるから。心の奥にしまい込むと、一つの面ばかり見てしまいがち。

幾つになっても。心の底から湧き出るような「大好き」という気持ちを与えてくれるものに出会えることは何より嬉しい。大切なことに、そっと気づかせてくれるものも。そのどちらもを兼ねているものなら、それは一生の宝物。一度に何もかも解ったつもりにならず、大切にゆっくりゆっくり噛みしめよう。

ちょっと。心が迷子になっていた。なんだろう。ふわっと。遠くから今帰って来たような、そんな懐かしさを感じた。でも。帰って来たはずなのに。ここが私の居場所でもない・・・という心細さ。それでも。哀しさの中に温かさがあって。じんわりと。甘苦い昨日を噛み締めている。ああ、また迷ったな。

迷路をさまよっていることは。さほど不幸せなことではないんだな。迷っている自分を追いつめずにいられるのなら。出口の見えない道を歩き続けることを厭わずにいられるのなら。何も信じていなくても。今自分の足が刻む一歩をただ愛しく思えるなら。迷いながら身に受ける風に微笑みかけられるなら。

いつも何かを探していて。何をかわからないけど、つかみ取ろうしていて。焦りと迷いが渾然として。脈絡のない長くて醒めない夢を数珠つなぎに見ているみたいで。停止しているのに忙しない印象の画面を凝視しているような。

ラスト・チャイルド(下)   ジョン・ハート

Posted by 彩月氷香 on 27.2012 ジョン・ハート   2 comments   0 trackback
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ハヤカワ・ミステリ文庫
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上巻の感想にて。
読んだことあるような設定だとしつこく嘆きましたが。

下巻になってくると、ちょっとその感覚が薄れてきます。
それはそれで、今度は「ありゃりゃりゃりゃ~」な急展開で。
でも、この展開がまた別の意味でデジャブだったりします。

もう。ダメだ。
どう転んでも読んだことあるような感覚から逃れられない。
それが無ければ、素直に良く出来た娯楽小説だと思えるんですが。

私、この手のストーリーを読み過ぎなのかもしれない。
・・・と、ちょっと思ったりしました。も、やめよかな、読むの。

もともと「型」のあるものが苦手で。
例えは悪いですが、「水戸黄門」とか「渡おに」の良さが、
これっぽっちも理解できない性分です。

絵になる、ハマる役回りってあるじゃないですか?
どうもなぁ・・・私は白けちゃんだよなぁ。

海外の犯罪小説も、どう頑張っても「定型」がある。

狙われるのが賢くて勇気のある少年もくしは少女、
犯人はサイコパスで、小児性愛者か、強姦魔か、
屍体愛好者か、放火魔で、かつ連続殺人者。

刑事はやたら頭はキレるけど人格にやや難あり、
家族に恵まれなかったり、暗い過去を持ってたり、
自身が一歩間違えば犯罪者的な気質だったり。

そこに美人の同僚か、被害者の母だかが絡む。
身内に真犯人がいる、もしくはいると疑わせる・・・のも定番。
マスコミ対策に苦慮する場面も必ず登場。

ああ・・・。これは。これは。
えーと。えーと。残念なことだが正直に言おう。

も~飽きた!!!

最後に、ちょっとサプライズはありましたのです、本作。
えっ。それ・・・それですか、そうですか、真実は?

ですが、このヒネリすらも何かに似てると感じました。
だいたい・・・小道具に自転車っていうのは。
以前もどこかで出会ってますよね・・・絶対。

まぁ・・・私としては不満だらけですが。
この手のストーリーを読み過ぎてなければ、面白いでしょう。
ええ、決して。出来が悪い話ではありません。

(2012.10.10)
  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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