FC2ブログ
Loading…
 

『パリジェンヌのノートのつくり方』  

4573012354

エディシォンドゥパリ
Amazon

可愛いノート(外見でなく、中身)のつくり方の本。
作品づくりやファッションのヒントになるようなノート。
パリジェンヌたちのそれは、どれも、お洒落で可愛いです。

実は。憧れがありつつも苦手なのがコラージュ。
ラフな感じが素敵だと感じつつ、「きちんと」し過ぎてしまう。
過去に何度かやってみましたが・・・うぅぅ。

私のコラージュ用ノートの中身はこんな感じ。

parinote2.jpg

parinote1.jpg

えっと。コラージュではない! 
単に気に入った写真を貼っただけですよね・・・
センスなさすぎ!!!

で。今回、この本を読んで、久々に挑戦。

parinote3.jpg

ちょっとは、コラージュっぽくなりましたよね?
でも、こなれてないなぁ・・・カタイ(涙)。

(2015.3.21)

今日は死ぬのにもってこいの日  ナンシー・ウッド

4839700850

めるくまーる
Amazon

アメリカ・インディアンの人生哲学が味わえる詩画集。

あちゃー。私。詩は不得意なのですよ。
意外と(?)詩心がなくてですね。
好きな詩というのは、もの凄く限定されます。

あまり。詩については語りたくないです。
その資格がないタイプの人間だと思っています。

うーん。これはダメでした。
こういう感じの詩がどうにも・・・

著者の「今日という日は贈りもの」は良かったのだけれど。
何故だろうなぁ。読む時期も悪かったのかしら。

まったく、響いてくるところがなくて。
心がしらーっとしてるので、焦りに焦りました。

まぁ、そういうこともあります。

(2015.3.1)
関連記事

『アサッテの人 』諏訪哲史

4062767007
講談社文庫
Amazon

外は冬の空模様で、僕は自室の炬燵に入り、日がな一日サミュエル・ベケットを読んでいた。

 人間は何もしなければ死ぬ。死を避けるには食わねばならない。食うためには働かねばならない。当時僕は、人間には「何もしない」ことを選びとることはできない、という万古不易の命題に、言い知れぬ不条理を感じていた。「何もしない」ことで、なぜ人間は不幸へのみ向かわざるを得ないのか。

モンゴル人は悪魔に我が子を奪われないよう、悪魔を欺くために、風変わりな名前をつける。
「名無し」「名前じゃない」「人間じゃない」「だれでもない」

 公休日の今日は、朝から団地の児童公園に日向ぼっこしにゆく。
 お茶の入ったペットボトルと、きのう帰りに佐々木ストアーで買っておいた野菜コロッケ三つ、パウル・ツェランの詩集、そしてこのノートと万年筆。

 彼のアサッテは自意識という名の癌によって、また、のっぴきならない「作為」の刻印によって蚕食されたのである。

クライストのエッセイ『マリオネット芝居について』

以上、何となく心に残った文章の断片。
正直申し上げますと。この人の文体は苦手。
作風も・・・ 所々「受け付けない」。

かと言って嫌いでもない。
じゃあ好きでも嫌いでもない、というわけでもない。

無視し難い何かは感じるのだけれど。
積極的に読みたい気持ちになるということはない。

著者が「書きたい」ことを持っていることを感じる。
そして、面白みはある。哲学的葛藤もある。

私が好きになれそうな要素は結構あるのに。
他の作品を読んでも好きになることはないだろうと確信する。

なんでしょね。
作品に「頑張ってる感」があり過ぎるのですよね。
そこに好意を抱けないわけではないのだけれども。
私が読みたいのはそういう苦心惨憺の跡が見える作品ではない。

良し悪しの問題ではなくて。ま、好みです。

好き嫌いの別れる作家さんだろうなと感じます。
まぁでも。私としては毛嫌いもしないし。
無視して抹殺しようというでもなく、仄かに興味は湧きます。

気まぐれに、もう1冊くらいは読んでみるのだろうな。
そして、やっぱり悪くないけれど好きになれない、と思うだろうな。

自分に近しい感覚も少なからず作品の中に感じ取れて。
だけど、その感覚の処理方法が大きく異なっている・・・ような?

近くまで来てたけど、ギュン、と大きく曲がって。
それこそ「アサッテ」の方角へ走り去っていったという雰囲気。

趣向を凝らしている割に、平凡に見える。
あ、それは言い過ぎかな。才気が溢れてそうなのに、単純。

う・・・ごめんなさい。これじゃ愚弄してると言われても仕方ない。
いい意味でも悪い意味でも、飾り付けの面白い「普通」な印象で。

だ、ダメだ・・・フォローしようとすればするほど貶してしまってる。

第137回(平成19年度上半期) 芥川賞受賞
第50回(2007年) 群像新人文学賞受賞

ダブル受賞は村上龍以来なんですって。
そういえば、村上龍も私が大の苦手の作家でしたわ・・・
だけど、受賞作だけが好き嫌いを越えて、凄いと思ったのですが。

なんだろうな。なんだろうな。気になる違和感。
不器用な作為なのか。不器用に見せかけている作為なのか。

どちらにしても。
私は表面が滑らかなものを好んでしまう弱点があるのは確かです。

(2015.3.18)

スタープレイヤー   恒川光太郎

4041019249

角川書店
Amazon

あれ? いつもと違う。
著者の何とも言えない不気味に美しい世界が好きなのですが。

なんか、これは・・・ゲーム小説っぽいです。
面白いですし。所々に独特な感性が顔を覗かせますが。
「恒川さんにしか書けない」と感じさせる雰囲気はなくて。

こうゆうの書くラノベ作家がゴロゴロいそう、という印象。
いえ。それでも。もう一度言いますが、面白かったです。

恒川氏のファンは、きっと違和感を感じられるでしょうね・・・
私も、これはこれでもアリだと思うのですが。
この路線に行っちゃったら、淋しいなと感じます。

独特の陰影を纏った異世界の魔力が感じられない・・・
小綺麗に、こぢんまりと、まとまっちゃってる。

それでも、どこか。
ヒトを見る目線の、突き放したような距離感とでもいうのでしょうか?
白けているのでもなく、理性で抑えているのでもない、
もっとしぶとい諦念というか、開き直りというか・・・

えーと。うまく表現できないのですが。
著者の「人間」の描き方が何だか、やっぱり、好きですね。

だけど。だけど。消化不良。迫力不足。

(2015.3.9)
10個、願いが叶うとしたら。私は何を願うかな・・・

五衰の人―三島由紀夫私記  徳岡孝夫

4163522301

文藝春秋
Amazon

三島由紀夫は、好きな作家というよりも。
どうしようもなく、妙に強く惹かれる作家です。

彼の死に様に私はあまり興味はなくて。
・・・いえ。正直になりましょう。
そのイメージゆえ読まず嫌いしていた時期がありました。

作品を読んでみたら。
彼がどんな風に人生を終えたかは気にならなくなりました。
おかしな話ですが、作品の魅力だけで私には充分に思えたのです。

私は彼に限らず、そして小説家に限らず、
作者の背景、もしくは作者自身にはあまり興味を持ちません。

例外も時々ありますが(グールドの伝記は沢山読みました)。
それはその人自身への興味というのとは少し違っていて。
その人の「肖像」「絵姿」を鑑賞している感覚です。

伝記や評伝自体も面白い読み物ではありますが。
私は描かれている人以上に、書き手の存在を強く感じます。

この本でも、やはりそれは同じ。
視線の先にあるものより、そちらを観ている「目」が気になる。

三島由紀夫を語ることで、徳岡孝夫という人が語られる。
それでいいし、それが面白いし、読み応えがありました。

三島由紀夫の作品の魅力は何だろう・・・と考えると。

小説を書く人が、深い孤独を抱えていないことはあり得ないし。
手に負えぬほど強い自意識と葛藤し続けているのも当然と思いつつ。
特に彼の作品から感じるそれらが近しく思えるというのが挙げられます。

私には持ち得ぬ非凡な才能と「突き詰めた」思念の持ち主であるけれども。
たぶん、ざっくりと大まかに分けたら、同じジャンルに属する人のように、
三島由紀夫のことは感じている・・・かもしれない(ごめんなさい!)

美しくないものには耐えられなくて。
でも、俗悪さと常に近しいところで生きていて。
そもそも、自らが発している「キッチュさ」も、相当なもので。

三島由紀夫が大嫌いな作家と、その理由と、嫌悪ぶりのひどさが。
あまりにも私と一致していて、笑えてしまいました。

しかし。凡人であることは有り難い。
だから、私は生きていける・・・と改めて思います。

以下、雑多、乱雑な、自己中心的な書き抜きの山。
読者を想定していない自分用のメモです。ご了承下さいませ。


関連記事
  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
*ブログタイトルの由来

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています。

カテゴリ

カテゴリー 月別アーカイブ

 

***