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『てんきち母ちゃんの 朝10分、あるものだけで ほめられ弁当』井上かなえ

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文藝春秋
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近頃、週に2日か3日はお弁当を作っています。健康のためというより、気分転換に。ええ、相変わらず仕事が辛過ぎて、心が病んでいるわけですよ・・・

とりあえず、以下のようなものを作ってみました。どれも簡単で美味しかったです。材料がほんとに冷蔵庫に常備しているようなものが多いので作りやすい。

P28 ピーマンの甘辛おかか煮
P32 キャベツの塩ごま蒸し
P38 にんじんの酢みそ和え
P45 鶏胸肉のオイマヨ和え
P51 梅入りだし巻き
P52 豚肉と玉ねぎの和風カレー炒め
P53 甘辛カレー味のチーズ入り卵焼き

種類も豊富に載っているので。この一冊があれば、毎日お弁当づくりに追われている人もかなり心強いと思います。ちょっとだけ変化球的なメニューもあるんですが、これが作ってみるとイケたりもして、目先も変わっていいです。

著者のお子様方の感想が書き込まれているのも可愛いし、参考になります。お弁当の本でこんなに読み応えあるのって、なかなか無い。

(2016.6.27)
褒めちぎりましたが。正直、味はちょっと・・・というか、いや結構、濃いめなんですよねぇ。私は少し薄味にして作っています。

「★★★★★」 また読みたい本

『秘なる挿絵画家エドマンド・デュラック』海野 弘

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マール社
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わぁー。この本、欲しい。デュラックの幻想的な挿絵、素敵過ぎます。もっと大判の本だったらなお良かったのになぁ・・・

アーサー・ラッカムが大好きなのですけれど。デュラックは題材や雰囲気が似ていつつ、もうちょっと優しいというかロマンチックというか、ふんわりというか。ラッカムの毒の潜んだ感じの魅力とは異なります。

何より違うのは線、かな。ラッカムは線が強い。輪郭がくっきりしている。そこが場合によってはクドく見えたりしますけれど、私はあの線が好きです。

デュラックは色が綺麗。渋い色合いではあるのだけれど。色と色の響き合う感じがとても音楽的。うっとり見惚れます。

(2016.6.19)
「★★★★★」 また読みたい本

つぶやき集 番外編 11

行きそびれているうちに。消えてしまう場所がある。会いそびれているうちに。会えなくなってしまう人がある。惜しくてならないけれど。会えなかったことが「心残り」という形で刻まれるのも。それはそれで縁なのだろう。

私にはまだ残っているかしら、と。このところずっと、秘かに問い続けている。なのに何が残っていて欲しいのかはわからない。自分のなかから、消えて欲しくなかった何かが、消えてしまった気がしているのだ。だけど、まだ呼べば帰ってくる近くにいるような気もして・・・。

私は大切なものを日々亡くしている、と感じたのはまだ成人しない頃のことだった。どんどん失われていくものがあるようで、ほんとうに怖かった。なによりも、その失われていくものたちをいつか私は完全に忘れて平気で生きていけるだろうという予感が恐ろしかった。

当時の私からしたら今の私なんて残りかすのようなものだろうに。まだ失くせるものがあるというのはある意味すごいことだ。歳を重ねることは「得る」ことよりも「失う」ことの方が多かったと言いたいわけでは決してないのだけれど。持ち続けられなかったものたちを惜しまずにいることは難しい。

私しか私を救えない、と。もうここ何年もずっと。思い続けている。否、意識の奥に押しやっているけれど、自覚している。でも。私には出来ることがなにもない・・・とも感じていて。だから、その事実を忘れようとしている。ふと気が付く。自分を救うには「今を生きる」ことに徹するだけでいいのだ、と。

ただし。それはとてもとても難しいことになってしまっている。そのように生きて来てしまったからだ。だけど時々。まだ思い出せる瞬間がある。「今」に自分が存在している実感だけで、すべてが輝く時間を。何かを成したからでもなく、何かを得たからでもなく、自分がここにいる、それだけの純粋な幸せ。

『服部晋の「洋服の話」』服部晋

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ラピタ・ブックス
小学館
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感想は省きます。メモだけ。

父の残していってくれた鋏を愛用(90年以上)
百年になったら道具のお祝いでもしましょう。

「背広」の語源。

父の言葉
「どんな事でも良い、やってみたいと思ったことは怖がらずにやってみなさい、間違ったら直せばよい」

お客様の思いがけない御注文が、外に無い素晴らしい服を作るヒントになる事が多い。

「衣食足って礼節を知る」
つまり礼儀の第一は「衣」なのですね!

ドレスコード
カルティエのブティックオープンのセレモニー
→「Magical Elegance」

ゼニアの靴の発表会
→「貴方にとってのとびきりの一足」

 私達が自分の衣服を作るとき、一体何を主な目的とするのかを考えてみますと、つまり形が良くて物が良くて着心地が良くて、というものを追求するのは当然なんですけれど、本当にいい服というものは、精神的な満足感を与えてくれるものでなくてはならない筈です。単に「いい服」だけじゃいけないのですね、一つの言いかたをすれば、「この服を着れば、どこへ行っても安心だ!」という満足感が必要なのだと思うのです。

 私の主義主張として、「服装は人間を助けるものでなければならない」のです。そして同時に、「精神的な意味の安心感と満足感を与えられるのが良い服なのだ」ということなのです。

ウールの服は一日来たら丸二日休ませる。
着用した時間の三倍休ませる。

三着の服を持ち、
月曜の服は次に木曜、
火曜の服は次に金曜、
水曜の服を土曜日、

こうすれば服の寿命が3倍に伸びる。

成可く(なるべく)・・・これ、読めなかった。

糸を使うときは、引っぱる時が大切。
張りを刺す方は適当に突っ込めばいいが、引っぱる力を揃えないと縫い目が弱くなる。

「最近は機械が大変に進歩しましたし、コンピューター制御のものなど、素晴らしい機械も登場しています。でも私はやはり手を使う仕事にはどうしてもかなわないと感じているのです。それは、機械はどんな勝れた物でも人間が作ったのですが、人間の手は神様がお作りになったものだからなのです」

本書の結びの言葉。

(2016.7.6)
真摯に洋服を作り続けてきた著者。楽しくも勉強になる本です。こんな良いお洋服とは一生縁はなさそうですが・・・。気概を持って作られた服、気概を持って着こなす洋服、やはり憧れです。

「★★★★★」 また読みたい本

おべんとうのおかず204

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2015年4月号 (暮しの手帖 別冊)
暮しの手帖社
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身も心もくたびれ果てて、現在も未来も悲観で埋め尽くされている私の、近ごろの気分転換はお弁当作りです。縫い物も編み物も読書もカメラ散歩も出来ないので・・・

お弁当作りもまぁただ楽しむというよりは実用性を考えてのこと。社食があまりにも不味くて耐えられないうえ、社外へ食べにいくことを禁じられているので、やむなしというところ。最初は栄養ビスケットを食べて凌いでいたのですが。健康面にも不安が出て来たので。

さて。作ってみたメニューを転記してみます。どれも簡単に作れて、なかなか美味しかった。

ゆで玉子のみそ漬け
殻をむいたゆで卵を小さめのポリ袋に、みそ大さじ1と入れ、玉子全体にみそをまぶして空気を抜きながら袋の口を閉じる。冷蔵庫に一〜二晩いれる。味噌を拭き取って半分に切る。

マーマレード入り卵焼き
玉子2個に日本酒小さじ1、塩少々、ママレード大さじ1、を入れて焼く。

豚肉のレモン醤油焼き
豚肉(80g)は塩こしょうして、レモンの絞り汁をかけて10分程おく。オリーブオイルで中火で焼く。焼き色がついたら、醤油小さじ1/2を鍋肌からまわしかけてからめ、火を止める。さめてから細ねぎを切ったのを散らす(白葱をきざんだので代用)。

焼きピーマンのおかか和え
ピーマン1個はタテ4つに切り、トースターで焼く。熱いうちにしょうゆ少々(小さじ1/4)をからめ、かつおぶしをかけ、冷めたら一口大に。

白菜のおかかポン酢あえ
白菜1/2枚は縦半分に切ってから横に幅1cmに切る。耐熱ボールに入れてレンジで1分。冷まして水気を絞り、ポン酢醤油小さじ1とかつおぶし1パックで和える。

ささ身の海苔風味焼き
鶏ささみ2本を半分に切る。ボールに入れて酒小さじ1と塩小さじ1/5を揉み込む(前日の夜でも良い)。焼き海苔1/2枚はちぎる。ささ身に海苔をまぶし、オーブントースターで6〜8分焼く。


(2016.5.11)
  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
*ブログタイトルの由来

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