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青山有紀のおばんざい弁当  青山有紀

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日東書院本社
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京風の薄味のお弁当レシピ。

P29 にんじんのみそ炒め
P38 きのこのナムル
P72 だし巻き卵
P40 青菜の和えもの
P75 ツナとのりの卵焼き

だし巻き卵の味付けが好みに合いました。レイアウトや写真がきれいで、美意識の高さを感じます。お弁当の詰め方もさすがの上品さ。ただ万人受けするかというと違うかな・・・

しょうゆダレと、味噌ダレいうのをあらかじめ作っておくと便利ということで作り方が載っていますが、逆に言うとこれらのタレを作らないとこの本のレシピの半分近くが作れません。

薄口しょうゆをよく使われています。あと、太白ごま油。素材にこだわられている分、材料が手軽さに欠けます。うちには太白ごま油なんてありませんし・・・

(2016.6.24)
しょうゆダレは、でも作ってみようと考えています。問題は酒がなかった! 我が家にあったのが、いわゆる料理酒(塩・添加物入り)なので、これで作ると絶対不味いと思う・・・ まず、お酒を買いに行かねばならぬ。

外反母趾は今すぐ治す!   笠原 巌

──本当の原因と自分で治す秘訣は「これ」だった!
自由国民社
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外反母趾は今すぐ治す! ──本当の原因と自分で治す秘訣は「これ」だった!
・・・まぁ派手な副題ですこと。

これは私にとって「こりゃダメだ」本、でしたので感想は控えます。別に間違ったことは書いていない(と思う)のですけれど・・・。

(2016.6.19)
美容健康ジャンルの本が一番ハズレますね。まず、レビューがあてにならない。本そのものも、著者が自分のクリニックの宣伝のために書いているという節がある。全てがそうではないです、もちろん。あと文章の調子が宜しくない。上から目線か、偽善的になりやすい上に、文章力が貧しい人が多い。あと、何を信じたらいいのか? 根拠が曖昧だったり怪しいことも少なからず・・・。本を出す医師というのはおしなべて「思い込みが強い」印象があります。

過去を振り返る・・・(ブログ内で)。

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忙しい、仕事がしんどい、体がしんどい。
そんな嘆きしか吐いてない近況が一年以上続いています。

ブログそのものは毎日更新していますが。
読んだ本の感想と、観た映画の感想のみで、しかも文章が雑!

やる気あんのか!?とツッコミたくなる出来ですが。
ええ、やる気は無いんです(断言)。
とりあえず、読んだ本を忘れないようメモってます。
文章書いてるっていう意識もありません(威張るな!)

さて。ちょっと過去に読んだ本のことが知りたくて。
自分のブログ内で書名を検索しましたら。
昔の記事が、読んでてかなり面白かった・・・

全体的にしつこい感じはしますし。
かなり言いたい放題で、比喩が時々突飛で。
苦心しているのだろうけれど稚拙な文章ですが。
何より、書いている本人が楽しそう。

長く書き過ぎたと反省している場面を多々見かけますが、
今読むと長い記事の方が断然面白くて読み応えがあります。

その中から、三つご紹介。

星野道夫 永遠のまなざし  小坂洋右 大山卓悠
最後の冒険家  石川直樹
空白の五マイル 角幡唯介

いずれも、この季節(夏)に似合う気がする冒険関連の本。

過去の私は他人、というのが持論の私ですが。
(だから恥ずかしくもなく自分が書いたものを面白いとか言える)
これらを読み返しながら、懐かしさと羨望に駆られていました。

いつかまた。
ゆっくりと読書の感想を書ける日が来ますように。
いいえ、読書の感想に限らず、書くことを楽しむ日が・・・

その楽しみに含まれる苦しさ(思うように表現できない)も、
今では再会したい友人のように感じます。

コメント欄も読み返していると、なんか涙ぐんでしまいました。
「自分のため」に書いていると言いながら、
自分の文章を読んでくれる人がいることが幸せだったな・・・と。

「とどけたい思い」というのはあったのです。
それが伝わるなんて思っていなかったのですけれど。
受け止めてくださる人がいるということが嬉しい驚きでした。

昔話はさておき。

「懐かしい」と思うほど、なんだか遠くなってしまったものが
たくさんある現状から、脱出するべく活動中なのです、今。
道は険しいですが、楽観的になろうと努めています。
時々は、こうして顔(?)を出すかもしれません。

ちなみに怒濤の連日更新にもかかわらず、
読んだ本すべての感想を書くというこだわりゆえ、
年内休まず毎日更新しても、読書ペースに感想が追いつきません。

読書傾向も、楽に読めるものに偏っている近況ですが・・・
書き方と併せて読み方についても、見直していくつもりです。

もろもろ(転職やら生活改善やら)時間はかかりそうですし、
感想というよりはメモという状態は当分続くとは思いますが・・・

もし、昔の私の記事が懐かしいと思って下さる方がいらっしゃるなら。
今しばらくお待ち頂けましたら幸いです。

写真も近ごろ撮っていませんが。
冒頭の一枚は朝の散歩中に撮った近所の田んぼ。

儚い光  アン・マイクルズ

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ハヤカワ・ノヴェルズ
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「こんな恐ろしい知らせを、どうしてこんな美しい字で書いてこられるのだろう」コスタスの筆跡は渓流をながれる水のように優美で繊細だった。

「自分を救うために書きなさい」と、アトスは言った。「そうすればいつか、救われたからこそ書けるものを、書くことができるはずだ」

 矛盾をふりすてるまさにその一瞬がある。そのときに選ぶ嘘を、人は生涯手ばなすことができない。わたしたちにとってもっとも大事な嘘は、しばしば真実よりも大事なのである。

 なにかをなくしても、それをなくしたという記憶さえのこっているなら、それは喪失ではない。記憶は、使い道をあたえられなければ死んでしまう。アトスならこうも言っただろうか。土地を失っても、その土地を記憶していれば、地図をつくることができる、と。

「とんでもない。死んだ人たちにときどき美しいものを持っていってあげるのは、正しいことだと思いますよ」


川本三郎氏の解説はこんな風に始まる。

 感動的、素晴らしい、といった賛辞を不用意に使うのがはばかられるような小説である。どこか森のなかに身をひそめている美しい動物を見に行くように、読者は、この小説に静かに、息をひそめて近づいていかなければならない。ようやくその姿を目にしても決して発見したなどといいたててはならない。


 痛ましい記憶。その記憶とともに生きる人々。しかし、川本氏の以下の言葉がこの小説を見事に言い表している。

「この小説は、闇を描いた小説ではなく、闇に刺繍をほどこした詩なのである」

作者が詩人であるというのが納得の、叙情性の高い文章。「冬の眠り」を読んですぐ、もっと読みたい!と思った作家。作品としては「冬の眠り」の方が好きかな。この作品はあまりにも題材が辛かったから。

「冬の眠り」の方が物語がシンプルで、文章の美しさを堪能できたような気がする。でも・・・やはり。本作も文章がいい。香り高い静けさ、という感じ。しんと冴えているけれど、研ぎ澄まされているというより、まろやかな感じ。きっと原文で読んだらもっと素敵なのだろうな。

(2016.4.19)
この人の書いたものなら全て読みたい!と思うくらいなのに。翻訳されているのは二作品のみ。で、もう読んじゃった・・・残念。詩集もぜひ翻訳してもらいたいです。
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スローライフでいこう   エクナット・イーシュワラン

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ハヤカワ文庫NF
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「ゆったり暮らす8つの方法」と副題にあります。以下、引用。

 集中する時間が短くなる一方の悪循環から抜け出すにはどうすればいいか? すべてをやろうとしなければいいのです。読みたいものをすべて読もうとしたり、絶えず最大限の楽しみを獲得しようとしたり、毎日与えられる情報をあまさずチェックして生活に役立てることなど不可能だ、と気づき、スローダウンするべきなのです。わたしたちは選択しなければなりません。

 速く動く心は病んでいる。
 ゆっくり動く心は健全である。
 不動の心は神聖である。

心というテレビはつねに放映中で、けっして消すことができません。昼も夜も絶え間なく放映され、行動にも影響を与えています。

 とても残念なことなのですが、ほとんどの人が心を否定的な思いに使っているようです。他者についてだけではなく、自分自身についてもそうです。実際、「速く動く心」は、「否定的な思い」と同義語です。「思い」について「思って」いるのです。

八つのステップ

 スローダウンする
 一点集中する
 感覚を制御する
 人を優先させる
 精神的な仲間を持つ
 啓発的な本を読む
 マントラを唱える
 瞑想する

早起きをして、三十分、瞑想や啓発的な読書に充てる。
一日のなかにたくさん詰めこみすぎない。

読むものを賢く選ぶようにしてください。そして、読むに値するものだけを読むようにしてください。時間をかけて、じっくり内容を理解しながら読んでください。

腰を据えて、自分が拘束されていると思っていることのリスト作りをする。
必要でないことや、役にたたないと思えることを赤鉛筆で消していく。
自分にも誰にも役立たないことに時間を費やしていることがわかる。

ただ楽しいからやっている。

習慣になっていることや絶対に必要と思っていることが本当にそうか?
時間をかけて実地に試してみる。

何年にもわたる訓練のおかげで、わたしはごく自然に、物事に集中できるようになりました。たとえ相手の話があまり興味のないものでも、自然に集中して聞けるようになりました。心も目もさまよったりはしません。

「歩いているときはただ歩きなさい。座っているときはただ坐りなさい。心をぐらつかせてはなりません」
「珈琲を飲んでいるときは珈琲を飲みなさい。おしゃべりをしているときはおしゃべりをしなさい。心をぐらつかせてはなりません」

 心がひとつのことに集中できるようになると、美しいものがより美しく感じられて来ます。
これは逆説として理解できる。集中力が欠ければ欠けるほど、美しいものを感じる心が弱っていくのを実感する。

あなたの職業が何であれ、意識をすべて、自分のしていることに向けてください。その仕事が楽しいとか、楽しくないとか、どのくらいの利益や名誉を約束してくれるかといったことに、心を乱さないようにしてください。その仕事が他者の犠牲の上に成り立っていたり、健康や福祉のさまたげになっていないかぎり、最善を尽くして行ってください。完全に集中し、結果について考えることで心を乱さないでください。そうするうちに、大きな重荷が肩から抜け落ち、仕事の質も向上し、そしてもっと楽しく仕事ができるようになっていきます。

「最善をつくせば、何も心配することはない。心配事を持たぬとき、人は幸せなり」メヘル・ババ

 そばにいるだけで、乱れていた心がほっとなごみ、怒りが許しに変わっていく、そのような平和な心の人に、出会ったことはありませんか。人のことを自分よりも先に考えられる人は、たいていそのような心をもっています。人にお説教や、アドバイスをしなくても、その人の平和な気持ちが、まわりにいい影響を与え、人の心を変えていくのです。

思考の速度が上がれば上がるほど、自我(エゴ)は大きくなっていきます。否定的な考えはすべて速く動くからです。心が時速百マイルのスピードで動いていれば、振り返ることも、止まることもできません。衝突するしかないのです。反対に、肯定的な考えはゆっくり動きます。「忍耐」はいつも低速車線を走っています。「善意」は決して急ぎません。そして「愛」はハイウェイから降りています。なぜなら、「愛」は変化する思考の流れではなく、心の永遠の状態なのですから。

何が一番、我が家を楽しくさせているだろう?

マントラ

「ラーマ」
「オム・マニ・パドゥメ・フム」=心の蓮の花にのった宝石
なにか一つ、好きなマントラを選んで唱えるように、と著者は言います。

いつものようにわめきたてているかぎり、心の内にある「静かな、小さな声」も聴くことはできません。瞑想は、心の乱れを静めることが目的ですが、長いあいだ続けていると、やがて心の不協和音にきっぱりと別れを告げ、心のなかにずっとあった癒しの静寂が聴けるようになるのです。

早起き
栄養のある朝食をゆっくり
どのようなこともギリギリでなく少し早めに
生活をシンプルに
そのためにまずリストを作り意味のないことを消す
できることやりたいことをすべてやろうとしない
人を急かさない
忍耐を養う
ゆっくりと怠惰を混同しない

この本はスローライフの本質を捉えていて、もうこれを読めば、以後「スローライフ」に関する本を読む必要はない(と私は思った)。ちなみに本書で言うスローライフとは、のんびり暮そうというのとは異なる。

心のエネルギーの使い方の問題なのだ。一つに集中する。簡単に言えば、それだけなのだけれど。それが出来なくなってしまってから、もう何年、いや何十年経つだろう・・・
 
(2016.5.13)
ああ。このように出来たらいいのに。出来ません。著者の本は全て読んでみたいです。そして、この本を手元に置いて、折々に読み返したい。
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