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読書術  エミール・ファゲ

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中公文庫
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滑稽なのは、二十年前の流行ではない、二年前の流行である。二十年前の流行は古い。二年前のそれは流行おくれである。

つまり、この本が提唱する読書術は流行おくれではない。古い。

流行遅れは惨めなものだけれど、古さには価値もある。ですが。ここに書かれたことを実践することができたり、したいと思う人は現代には極めて稀でしょう。

「ゆっくり読む」ことの意義はわかっているつもりですけれど、私にはできません。自分の性分に逆らうことはやめます。自分の好きなように読めばいい、と本書を読んでふっきれました。

(2016.6.18)
読書術を色々読んでみて思ったのは。読書から何を得たいと考えているかによって読書法が変わるのだということ。私は読みたいから読むだけなので。基本、読んでいる時間を自分なりに楽しめていればいいです。こうして感想とも呼べない感想を残しているのは、読んだ端から忘れてしまうのは、本にとっても自分にとっても少し残念なことのように感じるからです。

蒲公英草紙  恩田 陸

2016.09.29 恩田 陸   comments 0
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集英社文庫
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 私は、世界はもっと劇的なものだと考えておりました。ひとつの激しい流れのようなものがあって、そこに投げ出されたり、飛び込んだりするというような。
 けれど、実際のところはそうではないのです。いつのまにか、ひとは目にみえない流れの中にいて、自分も一緒に流れているので流れの速さを感じることができないのです。
 そして、世界は一つではなく、沢山の川が異なる速さや色で流れているのでした。見たこともない川、流れているのが分からないほどゆったりとした大河、またはちょろちょろと茂みの陰を流れる支流や、ひっそりと暗渠を流れる伏流水、などなど。
 彼らはどうやらそういう流れの一つらしいと私は気付き始めてちました。彼らは、私たちとは異なる川で生きているのです。

 聡子様の聡明で曇りのない輝きが空気を満たし、世界が透き通っていきます。何とも言えない清々しい、明るい気持ちが胸に溢れだします。私はうっとりしました。
 そうだった。このひとはこういうひとだった。向き合うと綺麗な光に照らされているような気がして、恥ずかしいくらいだった。

「光の帝国」に続く常野一族シリーズ二作目。
わぁぁぁ。前作以上に「恩田陸らしくない」。

ナニコレ。普通に泣けるんですけど。
めっちゃ、王道なノリ・ストーリーなんですけど。
なにしろ素直すぎるじゃありませんか!

でも。好きです。だから好きです。

こんな万人受けしてしまう物語を書いてしまうなんて。
恩田陸らしくないぞとちょっと腹を立てつつ。

「いい話」過ぎて、なんか鼻白む・・・いやそれは言い過ぎ、
でもちょっと凡庸に感じるよな・・・やっぱり。
ああだけど。素直にしんみりと感動したのだから、それで良し。

とか言いつつ、読者を素直にさせない恩田陸(笑)。

どうしても「まとまり」を欠いてしまう傾向にある彼女にしては。
なんか、やたら「ちゃんと」纏まってるんですけど!

私にとっては恩田陸の小説はいつも何か納得いかなくて。
それが標準になっちゃってると、こういう作品は調子狂う。

言い出せば、なんか、ほら、もっと、こう・・・
何かがどうにかなりそうな・・・とか。
うーん。あ。そうだな。
病人の描き方はちょっとアレだなと思ったりはする。

不自然、までは行かないのだけれど。
ファンタジーな病人だなって。うん。リアリティ薄いのよ。
まぁ。でも、そういう儚い病人もいなくはないのかも。

ていうか。そもそもファンタジーなんだからエエんよね。

ははは。何故だか難癖つけたくなってくるけども。
まぁ。好きなんですよね。
目立つ瑕疵があっても許せてしまうのは恩田陸ならでは。

いつ読んでも、ちょっと不思議な作家だと思います。

(2016.7.7)
恩田陸さん関係の記事が面白かったので貼っておきます。

作家の読書道 弟36回:恩田陸さん
大賞作家恩田陸さんが副賞10万円で購入した本 2005年本屋大賞

上記の記事を読んで思うのは。
乱読家としてはほんと、私と傾向似てますねー
挙げてらっしゃる本、全部読んでますもん。
あ、漫画は別です。私、漫画はあまり読んでない。

たまたまかもしれないけれど。
恩田さんの挙げてる本は「ザ・エンターテイメント」で。
私、そういうのが心底好きなんだろうなと今更に実感。

でも。万年文学少女の気概も持ってます!
ふふふ。そのうち、文学老女になってやるのだ。

(すみません。本の感想になってなくて)

密会  ウィリアム・トレヴァー

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新潮クレスト・ブックス
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今、いちばん好きな「短篇」作家、って思ってましたが。
うーん。本作はなぜか、そこまで良いと感じなかった。
なぜかしら・・・

タイミングなのかもなぁ。
私自身があまりにも心の状態が悪くて。
感度が下がっているというか、狭くなっているというか。

今まで読んだ作品(と言っても2冊)は感動に浸ったのだけれど。
いや、なんか普通に「ま、いいんじゃない?」って感じで。

なんか、哀しいんですけど。
レビュー読む限りでは、「さすがトレヴァー」な出来らしいのに。

(2016.7.1)
すみません、こんな感想で。ほんと情けないわ。
通常だと、どこが私にとっては面白くなかったかを書けるんだけど。
なんかそれすらも無いっていう・・・ 何、この鑑賞力の低さ。

マインドフルネスストレス低減法  ジョン・カバットジン

2016.09.27 未分類   comments 0
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北大路書房
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 自分が心と一緒に存在している、という豊かな感覚を楽しめるようになるには、すこし時間がかかります。それは、いってみれば何年も会わなかった昔の友達に出会うようなものです。最初は、すこしぎこちない感じがあるでしょう。どんな人だったか思いだせずに、どうしていいかわからないからです。でも、しばらくするとお互いに相手のおとを思いだし、もう一度、親密な感じになっていきます。

ほんと。自分と心が遠いわ、私。
もう二度と会えないんじゃないかと思うくらい。

ストレス低減ってナニやるのー?

まぁ。ヒトコトで言えば、瞑想ですね。
しかし、この本の通りやるとなると、大仕事。

セミナーとかに参加しないと無理なレベル。
こんなにストイックになれませんから凡人は。

効果はたぶん、あると思う。
私、瞑想もちょっとは出来るんだけど。
続けることが出来ないのよー。

自分がストレスの沼に沈んでることだけはわかります。

浮かび上がるための道を模索しておりますが。
対策がことごとく面倒くさく思えるのは何故でしょう。

もういいよ、ストレス減らさなくても・・・

うそうそ。
すごくいいなーって思った内容なので。
できる範囲で実践していけたらいいなと考えてます。

本書のなかで。
問題から逃げ続け、さらに「無意識」に日常を支配されることで、
「状況を変え、自分を癒す」能力が消えて行く
・・・という記述がありますが。

まさしく。私がその状態ですね。

無意識っぷりったら凄いですよ、本気で。
日々の大半が自動的に動いてて無意識です。
自分の行動が思い出せないレベルの無意識ぶり。

「今、ここ」を生きるどころか、
「今、どこ?」状態で生きてます。

ああ、私も「心」に再会したいわ・・・

(2016.7.8)

心地いい暮らしを作る家仕事

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リンネル特別編集 (e-MOOK)
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載っている部屋とか暮らしぶり、収納の雰囲気、好きです。
シンプル過ぎないのがいい。

以下、ちょっと引用。ていうかメモ。

ものがある=それを管理しなければならないということ。
いつか誰かが使うかもとは考えず、今必要なければ迷わず捨てる。

すべてのものに収納場所を作る。
いつどこで誰が使うかを考えてそれに適した場所に収納する。


だしの取り方(3カップ分)
昆布5×10cm(6g)
削り節 12g

1 昆布を水に浸す(汚れをふきとり数カ所に切れ目)10〜一晩
2 中火にかけ、昆布のふちがふつふつしてきたら取り出す
3 沸騰したら削り節を入れ火を止める
4 削り節が沈んだら、ボウルにザルを重ねペーパータオルを敷き、こす(しぼらないこと)

一人分のだし

耐熱容器に水1カップと切り込みを入れた昆布2×5cmをいれ、5〜10分おく
ラップせずに電子レンジで1〜2分加熱、削り節5gをいれてさらに30秒。
ザルでこす。


(2016.6.13)
  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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*ブログタイトルの由来

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