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『掃除は「ついで」にやりなさい!』  新津春子

2018.05.23 家事   comments 2
4391147858
主婦と生活社
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掃除の技と心。

“世界一"のカリスマ清掃員が教える
・・・と、副題にあります。

掃除のプロならではの視点、技術。
コツはあっても、小手先ではないのです。

マンガをはさんだりして、ノリは軽い。
大嫌いなショッキングピンクの表紙だし・・・

でも。でも。真面目な本です。
ものっすごく、参考になる本です。

そして、最後の最後に著者の紹介にホロリと。

読んだとき、気分は最悪でした。
大晦日の朝なのに気持ちが真っ暗闇。
行きたくない仕事に這ってでも行かなくてはならず。
もう、職場を思い浮かべるだけで吐きそうでした。

なんか。励まされました。

掃除もやっぱり「心」ですよね。
「心」あってこそ、「技」も生きる。

掃除をする暇もない年末。
掃除なんて行き届かない職場の汚さ。
また違う意味で泣きそうになりますが。

でも。

自室に生けた花の水を変え、机の上を拭きました。
出勤したら、そんな時間などないと言わず、
軽くでもいいから、掃除をしてから仕事を始めよう。

(2017.12.31)
大晦日の朝になぜ、掃除本を読んでいるのか。
単に読みかけの本を新年に持ち越したくなかったから・・・
でも。おかげで、辛い一日を乗り切る気力を頂きました。
掃除の技、コツはとても親切、丁寧、実用的。
一冊、手元に置いておきたい本です。
(装丁と構成がもうちょっとキレイだとなおいいんですが)

『忘れられた花園 下』ケイト・モートン

4488013325
東京創元社
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妄執の果てに。

運命の残酷さが際立つけれど。
それを呼び寄せたのは当人たちの想いと行い。

なぜ、そんなにも強く願ったのだろう。

わかるけれど。わかりたくもないような。
わかるから、無縁の世界にしておきたいような。

暗闇の中の仄かな光の魅力、魔力。
暗がりに咲く花の美しさ、怪しさ。

現代になったからと吹き払われるものでもないけれど。
良くも悪くも、薄れてしまったものたち。

知らなくてもよかったかもしれないけれど。
知ったことで芽生えたものもある。

結局、どちらかを選べるほど、人は強くない。
嫌が応にも流されて行く。

いいえ。それは違う。

「失ったもので人生を測っては駄目」
作中にて脇役の女性がヒロインに投げかけた言葉のとおり。

失っていないものも、たくさん。あるはずだ。
自分の持っているものの価値に気付けば、道を開くことはできる。
まだ。今からでも。

(2017.12.24)
主人公のひとりの出自の謎が物語を牽引しますが。
私は、割と早い段階で答えを察しました。
二代に渡って不幸な女性が描かれますが。
三代目の女性はその不幸の輪から抜け出します。
それでやっと、妄執と狂気の世界から救われるわけです。
しかし、闇があるからこそ生まれる陰影が本書の魅力。
宝探しと肝試しの入り交じったような探検気分を堪能しました。

『忘れられた花園 上』ケイト・モートン

4488013317
東京創元社
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知らぬが花ということも・・・

でも。知りたがってしまうんです、人って。
わかってはいるのだけれど。

読みながら。
ねぇ、いつまでこだわるの?
「それ」以外のことに目を向けられないの?
忘れるわけにはいかないの?

・・・と。思わず登場人物たちに問いかけました。

ええ。できないのだ。残念ながら。

そして。悲劇が次々に呼び起こされる。
避けられた気がするのに。
もっと誰もが幸せになれる道があったに違いないのに。

(2017.12.28)
リヴァトン館を以前読んで。気に入った作家。
なんとまぁ。もう3年以上前なんですね、読んだの。
本書も、薄暗くも華やかなヴィクトリア調の世界が堪能できます。
壮麗なお屋敷に秘密のお庭。不幸の気配の濃密さ。
お伽噺を鏤めつつ、三世代の女性の物語が同時進行。
さて。結末は・・・

『ずぼらヨガ』崎田ミナ 福永伴子

4864105286
飛鳥新社
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ずぼら・・・の奥にあるもの。

笑ってすまされないほど。
著者さんは、(精神を)病んでおられたと思います。
そこから抜け出すきっかけになった「ずぼらヨガ」。

ヨガですけれど。てきとーにやるのです。
ええ。とりあえず、それっぽくていいから、やってみる。
不思議と徐々に出来てくる・・・とのこと。

いいかもね。うん。
このくらいの、ゆるさで始めるのって。
ついつい、真面目にやろうとし過ぎて。
その結果、息切れして続かないこと、多いもの。

その点、この本は。
超ズボラな著者が「自分でも出来た」ポーズを厳選していて。
ぜんぜん欲張らない内容なので、大変、お手軽。

イラストの説明が、写真よりもわかりやすい。
もしくは、別に完璧にできなくてもいいやと思わせてくれる。

内容は非常にいいし。画期的。

しかし・・・一つ難をあげるとすれば。
イラストのアクがかなり強い。
正直、ちょっと苦手。

(2017.12.26)
真面目にストイックに頑張れる人には向かない本です。
あくまでも「ずぼら」な人向け。
私は几帳面でコツコツ「頑張れる」タイプなのですが。
運動に関しては「超・ずぼら」です。
もう、いったい何度挫折したことか・・・
これなら出来るだろうか。出来るかもしれない。
(自信はありません)


『いちばんかんたんな盛りつけの本』黒川愉子 曲田有子

4839940711
マイナビ
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実用的な可愛らしさ。

「いつもの料理をもっとおいしく」
・・・と、副題にあります。

これはマネできる盛りつけ。
シンプルだけど、ちょっとひとヒネリ。

実例のお料理のレシピまで載ってます。
家庭でふつうに作るようなものばかり。

ほんのりと、ガーリースタイル。
なんか見覚えある・・・と思ったら。

大好きな曲田有子さんのスタイリング!

程よくカジュアルで。
気取ってないけど、少しだけ華やかで。
キメキメじゃない、お洒落さで。

お皿やテーブルクロスのセンスもいい。


(2017.12.18)
曲田有子さんのスタイル、ほんと、好き。
清潔感があります。甘くないほんのりの可愛さがツボ。


「★★★★★」 また読みたい本
  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
*ブログタイトルの由来

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