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『イギリス暮らしの雑記帖』  河田ヒロ 

2018.06.29 英国   comments 2
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ベストセラーズ
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ほっこり和む英国暮らし。

イギリス本と聞くと。
あ、あの感じねーって思う。
正直、もう飽きたな。

とか言いながら、ブックオフで安くて。
表紙のイラストも可愛かったので購入。

イラストレーターの著者。
イギリスへの憧れが嵩じて渡英。
5年暮らした思い出を綴ったエッセイです。

などと解説いたしますと。
あぁまたか・・・って感じですが。
著者の視点や語り口が心地よくて。
ありがちな「英国礼賛」にはなっていない。

アンティークや、銀の匙や、花や、庭。
取上げる話題は、誰もが浮かべるイギリスらしさ。
それこそ散々、どこかで目にしたような。

でも。著者の感性が瑞々しく、優しくて。
絵を描く人だからか、文章にも色彩を感じる。
ふんわりしつつ、いい意味でラフで、
ご自身のイラストの雰囲気に似ています。

ところで。私は曇り空が好きという変わり者。
なかでも自分の好みの曇り具合があり。
昔から勝手に「英国日和」と呼んでいます。

そんな私は本書のなかの一節に、にっこり。

 イギリス得意の、曇り空だって捨てたものではありません。一点にわかに搔き曇った時の重い灰色は、時にグリーンがかっていたり、紫がかっていたり。強風に乗って見る見る空を覆っていく、そのスピードも好きでした。それに灰色って、レンガやテラコッタの煙突の赤とよ良く似合うのです。

そうそう。灰色のなかに見える、紫や緑!
ここでは触れられていないけれど、藍色も。
青空よりも、陰影や表情があって飽きない。
何より、心が落ち着くのです。

この一節のあとに、英国のことわざが紹介されますが。
これがまた、とても素敵です。

"Every cloud has a silver lining."
どんな雲にも銀の裏地が付いている。

(2018.1.27)
河田ヒロさんのブログを発見。おしゃれです。
タイトルからして、すてき。

草の上 花の下

私の本棚 〜まずは分類から

IMG_8164xx.jpg

IMG_8168xxxx.jpg

前回の記事(私の本棚 〜はじめに)で述べた通り。
机の上の本棚には未読の本だけが詰め込まれています。

冒頭の写真、前回より寄って撮ってみました。
なので、一部です。だいたいこれで三分の二かな。

本の並べ方は、見栄えを優先。
背表紙の色やデザインの調和を目指しています。
見た目が騒がしい本は、奥に隠しました。

文庫本にいたっては額などで隠蔽。
なにしろ、文庫の背表紙は派手な色が多い。

どのように本を紹介(記録)していくかですが。
前回(2013年に一度、積読本をまとめて紹介)とは違い、
本棚のブロックごとに順にやっつけていくことにします。

以下の図のとおり。
(雑過ぎる図ですみません。超A型気質のはずなのに・・・)

IMG_817vvv.jpg

12ブロックですね。上段の左から順に。
おまけとして、一緒に押し込められた小物の紹介も余裕があれば。
違うな、前後2段に本が入っている棚もあるので。

1 1のブロックの前面。
2 1のブロックの後面。
3 2ブロックの前面。
4 2のブロックの後面。

⇨ めんどうなので、以下、割愛。

・・・という具合にします。
一列だけのブロックもあるので、ええと。
全部で18!(今、指差しで数えました)

ひまが出来た時にボチボチやりますので。
読書感想の合間に時々、登場する予定です。

首尾よく未読本の紹介が終わったら。
既読本の記録に取りかかりたいと考えています。

ちなみに。読み終えた本たちは。
部屋の中に点在する小さな棚に押し込まれています。
近頃、壁に取り付けるマガジンラックも仲間入り。
洋書とか雑誌とかムックはそこに並べてました。

未読本の棚から取り出して読んでしまうと。
せっかくの分類が意味をなしません。
なので、「私の本棚」記事が続く間は読みません!

(守れるのか・・・ちょいと不安)

実は。読み終えているのに感想を書いてない本が、
今回の分類作業中に何冊か、みつかりました。

どうも年に2冊くらい記録漏れがある模様。
図書館で借りた本は忘れないのですが。
自前の本は読了後、メモを取り忘れ。
そのまま、どこかに雲隠れすることがあるらしい。

これは事件ですよ!
読んだ本をすべて記録という「看板」が嘘になってしまう!
今後、そんな事故を防ぐためにも本棚管理は徹底せねば!

ではでは、次回はブロック1から、ご案内。


(追記)
まぁ、書き漏れた本があろうが。
読んだことを忘れてもう一度読もうが。
買ってある本を再び買おうが。
大した問題ではないとも言えるわけですが。

基本的に。整理整頓好きなんです。
「分類」ということが大好きなんです。

それにしても・・・長い前置きでスミマセン。

『美しいものを(花森安治のちいさな絵と言葉集)』  

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暮しの手帖社
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絵も言葉も沁みます。

イラストがなんとも言えず愛らしい。
ほぉーっと見惚れてしまいます。

身近なものを描いているのだけれど。
美しく、優しく、表情が柔らかい。
かつ、芯の通った凛とした気配がある。

ぜんぜん、古くない。

センスがあり過ぎる、と思う。ズルイ。
力みはないけれど、軽くはなくて。
本物のお洒落って、こういうものだよ、と思う。

花森さんの言葉というか。
信念の確固たる強さにも打たれます。
ぐにゃりと曲がった背中がぴしっと伸びるような。

甘くはないんだ。だけど厳しいばかりでもない。

こういう人がいてくれて良かったな、と。
暗い手元を照らしてくれるような言葉たち。

編集も洒落ていて。
うん。枕元に置いて、眺めていたいような本。
小さめサイズなのも内容に似合っています。

(2018.1.11)
イラストの図案集というか参考書にもなりそう。
でもなぁ。ただのマネっこになってしまうぞ・・・
この独特の風合いは花森氏独自のものだなぁ。
花森さんの絵の中でも、私は線画が特に好きです。
この本が気に入ったのはそのせいもあります。

関連記事

『接待の手土産 2017-2018 』

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日本経済新聞出版社
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もらって嬉しい・・・かな?

豪華さとか希少価値が先走ってるものや、
今更すぎるド・定番やら・・・

色々載ってはいますが、魅力に欠ける。
食べてみたら美味しいものもあると思いますが。

心はずむワクワクがなかったなぁ。
残念。

(2018.1.15)

『あしたも、こはるびより。』  つばた英子 つばたしゅういち

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主婦と生活社
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83歳と86歳の菜園生活

映画「人生フルーツ」を観て、つばた夫婦の暮らしに惹かれて。
映画だけでわからなかったところも補足してくれる本です。

ただ、この後、他にも夫妻の本を読んでみて思ったのは。
この本はやけに「可愛く」作られているな、ってこと。

エッセンスを集めました、という風です。
それはそれで、「ほっこり」出来るかも知れません。

写真が多いのが特徴的。

後に読んだ「ときをためる暮らし」の方が私は良かった。
まぁたぶん、そちらの方が遥かに文章が多いからでしょう。

マネできるか、参考になるか、ということよりも。
しゅういちさんとひでこさんの暮らしが教えてくれるのは、
「心の持ちよう」というか、
「何を大切にして生きるか」の考えというか。

それも、同じようであるべきというのでもなくて。
あくまでも、自分なりに誠実に、ということで。

なにしろ、時代も状況も育ちも違います。
そこをあまり掘り下げると批判や僻みが生まれる。

でもね。お二人が恵まれていたといっても。
同じ状況であっても、このように暮せないのが普通。
特に、ひでこさんのように夫を支えることは難しい。

夢のような暮らし、という奥にある、
お二人の精神の背骨のところに私は惹かれます。

そこが、この本だとしっかりとはわからないですが。
その分、可愛らしく、楽しく、仕上がっているかな。

(2018.1.12)
だんだん、この夫婦の本を読んでいるとわかりますが。
この溢れる「ほっこり感」は編集者の演出ゆえ。
英子さんサイドからみると、思いのほか「厳しい」暮らし、
だったことを私は感じてしまったりもします。
それを乗り越えたあとの老後なわけですが。
夫も妻も実はかなり強い個性の持主ですし。
敢えて見せていないところが気になってしまう私の性分。
そこを多少なりとも読み取る人は単純に憧れはしないだろうな。
だけど、だからこそ「心」と「暮らし」を通わせる道のヒントを
分けて頂けるのではないかなとも思います。

  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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