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私の本棚 13 〜積読本棚ブロック7前列

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『ペニーフット・ホテル受難の日』 ケイト・キングズバリー
『菫色の時間』 串田孫一
『バルザックと小さな中国のお針子』 ダイ・シージエ
『ぼくの名はチェット』 スペンサー・クイン
『パヴァーヌ』 キース・ロバーツ
『花言葉をさがして』 ヴァネッサ・ディフェンバー
『オーランドー』 ヴァージニア・ウルフ


以上7冊。

はい。やっぱり古本シリーズですよ。
今年(2018年)の10月に近所のブックオフが閉店。
最終的には8割引きセールなぞ開催してまして。
バサバサと買い込んでしまいました。

一番左の文庫はその時買いましたね。
だから、むりやり隙間に詰め込んだ感じ。
ここは単行本のための場所だったのに。

文庫の左に一見、洋書っぽいものが見えますが。
これはブック型の紅茶缶です。
ははは。どれだけ缶が好きなんだ……
表紙?はこんな感じなのです。

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バシラーティーティーブック Vol4 (100g)
バシラ―ティージャパン
販売価格 ¥3,240
(2018年11月28日9時46分時点の価格)


なんとまぁ。
Amazonでも売ってましたわ。
私は確か雑貨屋さんで見つけて買いました。
お味もね、甘い香りで美味しいです、たぶん。
正直、よく覚えていないんだな。

でも。他にもここの紅茶缶は買ってるけど。
マズかったことはないので間違いないと思う。

あと。本棚をはみだして。
ちょこんと座ってるうさぎさん。
アンティークのシュタイフです。

シュタイフといえばクマのイメージですが。
ワニとかカバとかゾウとか実はあります。
くまモンだってあるんですもんね。

私、このうさちゃんに一目惚れ。
しかし、ぬいぐるみとか人形は持たない主義で。
部屋に一つとてないんですよね。

5年ほど悩んだ末。
この子だけを例外として迎え入れることにしました。

私。とくに、うさぎ好きってわけではありません。
ただ。酒井駒子さんの『ビロードのうさぎ』が大好き。
ポーズも耳の長さも違いますが、雰囲気は似てます。

本と比べたらわかると思いますが。
手のひらに乗る小ささなんです。
愛くるしいんじゃなく、思案顔なのもいいよね。
本棚の隙間に座っていても似合いそうだな、って。

ところが……本棚に隙間がもうない!
とはいえ。いずれ、これらの積読本も。
読み終えたら半分近くは処分するはずなので。
その時は、この子も本棚の住人になる予定です。

うん。来年だな!
もしくは再来年!

この「私の本棚」シリーズが終わったら。
順次、これらの積読本の山を読み崩し始めるつもり。

しかし。その場合。
読み終えた本を収納する場所(移動させるとして)がない。
未読と既読が混じらないようにするいい方法ないかな。

ま。なんとかなるでしょう。
いざとなったら床に積み上げるとか。
クローゼットの隅に積み上げるとか。
机の下とか横とかの隅に押し込むとか。

(う……。どの案も本が可哀想)


では次回はこの棚の後列を紹介いたします。

このコーナーを初めてお読みの方は、
よろしければ、こちらの記事をお読み下さい。

私の本棚 〜はじめに

『思った以上の人生は、すぐそこで待っている』  相川圭子

4479771999
大和書房
Amazon

本当に追いつめられている人は読まないで。

カルマ、というものの考え方には全面的に同意しませんが。
ほかの点では、ごもっともな意見が述べられていると思います。

心の使い方、ということですね。
起きる出来事は自分の責任だということは、
スピリチュアル界の常識ともなっています。

ただ。著者の語り口は穏やかでありつつも。
すでに追いつめられている人間をさらに追いつめるものです。

読んでいて。

「そうだと思いますよ」
「わかってますよ」
「知ってますってば」
「おっしゃるとおりですよ!」
「でもできないんです!!!」

・・・と。気持ちが悲鳴をあげました。

もう一段階前の心理状況であれば。
この人の言葉が「救いになる」かもしれません。

本文中、「波動」という言葉がよく出て参りますが。
私にとって、この本の「波動」がよろしくありません。

しかし、読んでいる間。
ご意見には賛同しておりまして。
うん、うん、そうだよね。そうですよねと頷いていました。

ただ、それなのに。気分がどんどん重くなるのです。
波長があわないんです。決定的に。
なぜなんでしょうね・・・

いや。はっきりと名言できることが一つ。
私は今、職場で行き詰まっていて。
前々から、何度もそのことは小出しに発言していますが。

いよいよ最終段階といいますか。
もう駄目!!!!!!ってところに来ています。

このままあと数歩進んだら、うつになるんじゃないかと。
というよりも、すでに「バーンアウト状態」じゃないかと。
ネットで見つけて診断をやってみましたら。
あらゆる面で「重度の燃え尽き」でした。

その理由を述べるのは辞めますが。
仕事を辞めたい、もっというと続けられない心理状況で。
そういう気持ちになるのは「お前が悪い」と責められる。
いえ、そういうことではないんですが、
そう聞える発言を読むというのは、過酷です。

必死で耐え続けて来たのに。
辛くて辛くて仕方ないのを頑張って来たのに。
それは心の持ちようが間違っていたからだ、と言われると。

傷だらけの背をむち打たれるような。
棘がいっぱい刺さった心に太い杭をトドメに打ち込まれるような。

などと感じてしまうのは私が病んでいるせいだとは思いますが。
でも。だからこそ。今、しんどい人は読まない方がいいと思います。

その割には、付箋貼りまくってたんですけどね。
付箋の箇所を読んでいたら、しんどくて息も辛くなりました。

ちょっとだけ、引用します。

 知識をつけ、さまざまな体験をし、ものを生み出すことは、人間としての本当の成長とは違います。人間としての真価でもありません。(中略)成長だと思っていたことが、必ずしもそうではなかったことを理解していくのが、学びであり、悟りです。

  自分が幸せになるとともに、まわりの人も幸せになり、喜ぶ生き方がよいのです。

 「どんなことも集中して行う」。そこに学びがあります。

「好きだ」「嫌いだ」と、心ばかりを使って仕事をしていますと、それだけで疲れてしまいます。最初から自分にぴったり合う仕事を期待するのではなく、どんなことでも無心にやったほうがいいのです。

 働いて代価を得るということだけでなく、「自分のつとめ」という視点からも、仕事というものを考えてみます。そうすれば社会のため、人のためになりながら、自分が進化していけるものが見えてきます。

 人も同じような波動の人が集まるので、今よりもいい人たちの中に入りたければ、自分の波動をよくすればいいわけです。

や。普通のことが書いてありますけどね。
おっしゃることに反対だとか、反論があるのでもなく。
むしろ、そうだろうなって思えてるんですけれどね。

抜粋するだけでは伝わらないであろう、本全体のトーンかなぁ。
裁かれているような感覚があるのですよね・・・

さらにそのように感じてしまう自分に非があるかのような。
もう、これはとことん、相性が悪いとしか言えません。
  
(2018.6.1)
相性悪いのを自覚しながら何故、何冊も読んだんでしょうね(笑)
自分をいじめ倒したいくらい、心が病んでいるんだろうか。
「他人は変えられない。だから自分が成長するしかない」
というような件があるのですが、そこが辛かった。
まさにそれをやろうとして足掻き続けて、とうとう倒れた私には・・・

『マイナス50℃の世界』   米原万里 山本皓一

2018.11.25 未分類   comments 0
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角川ソフィア文庫
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それでも人は生きられる。

うそー。うそうそうそー。
永久凍土の上で生きている人々。
っていうか。街があるの!

ビルが建ってるの!
マイナス40℃でも学校行くの!
市営バスも走ってるの!

万里さんは行ったのね、ココに。
いやぁ逞しい。頼もしい。

何もかもが、想定外で。
ショック過ぎて、面白過ぎる。

人間て、「慣れる」のね。どんなことにも。
この寒さに慣れると。なんとなんと。
マイナス30℃よりマイナス55℃の方が快適、となる。

はぁぁぁ・・・・

励まされるというか。
なんかなんか。癒される。
寒過ぎて、あったかいよ。

(2018.4.26)
とにかく。びっくりして。
口を開けっ放しで読んでいた。
私には「冒険」な生活が「日常」なんだもんな。
気が狂いそうに寒いと思うのだけれど。
普通に暮らしてるんだものな。
住めば都、か。うん。そうかそうか。
それがいいね。私もそうありたい。
落ち込んでる時に読むと、いい本かもしれません。
写真もたくさん載ってるし。とにかく面白い。
何より。驚きが悩みを吹き飛ばしてくれる気がする。

『アメリカエッセイ傑作選〈2001〉』

2018.11.23 未分類   comments 0
4887242352
DHC
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忘れ難いエッセイたち

序文でエドワード・ホーグランドはこう語る。

「エッセイとは、印刷物を通して語り合う手法である」

当たり前だけど。
エッセイに欠かせないのは書き手の視点。

それが。日本のエッセイとちょっと違うのかな。
生活環境もなんだかんだ違うしね。
読んでいて、ほぼ短編小説だなと感じました。

とあるジャーナリストのね。
エッセイが凄まじ過ぎて言葉を失った。
彼は異常かつ残虐な殺人事件ばかりを追っていて。

誰もが耳を塞ぎたくなる事実を発信し続けて。
それゆえに世間からも冷たい眼を向けられて。

なぜ。そんなに「知らねばならない」のか。
知ったことを、広めなければならないのか。

ジャーナリストとしての使命だなんて綺麗事ではなくて。
そこには純粋な正義感が溢れているわけでもなくて。

人間の闇を。自分の中にも見ていて。
それを非常に憎んでいて。

あー。
ここに本がない上に数ヶ月過ぎてしまったから。
正確な内容ももう思い出せないのだけれど。

ただ。
彼の苦悩が読んでいて間近に迫ってきた。
その迫力が忘れ難い。

それと。木こりの友人の話。
これも、もう一度読んでみたいな。

どちらも。
読んでいて。心の中に跫音がするようなエッセイだった。

騒がしい、というわけではない。
でも。軽やかな跫音ではない。
その響きは「ズキズキ」という痛みにも近い。
「ゴトゴト」という不安にも近い。

全体に。選び方のせいかもしれないけれど。
重量があって。どしっとしていた。

批評精神、かな。それかな。
あと社会観察、かな。そうかな。

読み応えがあり過ぎて、少しずつしか読めなかった。
そのザワザワと心を揺らす読み心地は決して嫌じゃなかった。

(2018.6.10)
アメリカに限らず。海外のエッセイを色々読んでみたいな。
著名作家のものばかりでなく、幅広い人のものがあるといいな。
他人の物の見方に私は興味があるのだと思う。
小説からもそれは知れるけれど。
エッセイはまた違う切り口や展開があっていい。
物を書くことって。
多かれ少なかれ「自分を追い込む」行為だと思うけれど。
追い込み方が小説とエッセイは違うんだな。
日本のエッセイは「軽さ」「何気なさ」を纏うことが多くて。
ギチギチと追い詰めていはいかないような気がする。
直球で豪速球ばかりボンボン投げ込んでくるような。
そういうエッセイが新鮮だった。いいね、こういうのも。

『カラダはすごい! 』  久坂部 羊

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扶桑社
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タイトルの軽さが勿体ないような

「モーツァルトとレクター博士の医学講座」
……と、副題にあります。

本書の内容については著者自身が、あとがきで書いています。
簡潔でわかりやすいので、引用します。

 世間があまりに健康を求めるため、詐欺に近い情報や、商品が氾濫していることにも、私は疑問を感じます。だますほうも悪いですが、だまされるほうも悪いと思います。消費者が冷静な判断を下すようになれば、怪しげな売り物は淘汰されるでしょう。
 医学の知識が、そのことにも役立つことを、願ってやみません。

本文も筆致は軽快ですが、中身は真面目。
著者の、この思いが全体に満ちています。

タイトルだけがムダに軽い。
帯に踊ってる言葉も三面記事風だ。
手に取りやすいように、という工夫のつもりなのでしょう。

私はむしろ、警戒するわ………
半ばトンデモ本と覚悟して読み始めたもの。

実は、トンデモ本も面白かったりするので。
きゃはは〜って笑いながら読めてしまうし。
それなら、それで、いいやと思って。

いやいやいや。
エンターテイメントの衣は被ってるけど。
身体の仕組みがどうなっているかがよくわかる本だ。

日頃なんとなく疑問だったことも、やさしく教えてくれる。
点滴って、やっぱりね。私、不審に思っていたのよ。
著者は、脱水症以外に使用することに異を唱えてます。

あと、ザクッと面白いと思ったところを。

動物にも血液型がある。
チンパンジー・・・A型とO型
ゴリラ・・・すべてB型
犬・・・13種類以上の型

大便は毎日出す必要なし。自分のペースに合わせればよい。
毎日排便があると、むしろ肛門の耐用年数が短くなる。

同じ色を見ても他人が自分と同じ色を見ている保証はない

痛みを安易に止めることに疑問。
痛みは生存に必要な重要なサインだから。

例えば。
胃が痛い⇒食べるなという合図
腰痛・関節痛⇒動かすなという警告
  
(確かにね。痛みが取れたら食べるし、動くし)

味覚が敏感なのも良し悪しで。鈍感でもいい。

味覚が敏感だと、
・食材の鮮度もわかる
・少し古いとおいしく感じられない
・化学調味料もすぐ見分けられる
  ↓
むしろ鈍かったり未熟な方が、
おいしく食べられるものが多くて幸せ

(ガーン。私、不幸な組に入る!)

これは絶対にそうというわけではなく、考え方次第?
・・・と思うところもありますけれど。

「検診を毎年受けるほうが短命」というところとかね。
これは性格にもよるのではないかしら。
それで安心する人にまで受けるなとは言いづらい。

ただ私は頑固な「受けない派」で。
その理由は、まさに著者の考えと一致します。

検診は「病気でないものも病気とする」ことがある。
「早期発見」の利を私は信じていません。
治療で苦しむ時間が増えるだけだという考え方。

著者がそう言ってるわけではないですが。
病気に気付くなら、手遅れになってからの方がいい。
そしたら、それまでは普通に生きていられるのだもの。

あとは。病気でもないのに。
検査入院でむしろ病気みたいになってしまった、という。
そういう例をたくさん知っているので。

「病気探し」をすると「病気になる」って思っています。

ま。実際に病気になったらなったで。
病院の方が病気を見つけてくれなかったりもするのです。
……とか言うと、ただの医者不信だなぁ。

興味半分で読んでも十分に面白く。
かつ参考になること、考えさせれることが多い本だと思います。

(2018.4.4)
私も家族も病弱なんですけれど。
体の異変に正直で、無理に頑張らない。
なので。実は一周回って健康なのかもしれません。

  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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