FC2ブログ
Loading…
 

『精神分析殺人事件―プロフェッサーは女探偵 』 アマンダ・クロス


好きだけど、なんかノリが悪い。

『殺人の詩学』をね、昔読んでいいなぁと惚れ込み。
シリーズと知って、ずっと読みたいと思っていたのです。

うーん。なんだかな。なんだかな。
主人公が文学の教授ってことで。
文学の香りがプンプンするのが魅力なんですけど。

えー。それでも、これじゃヒットしないわねぇ。
殺人現場も容疑者も面白いと思いましたが。
展開がまどろっこし過ぎて、イラつきました。

え。私が短気なだけ?

で。最後に犯人というか。動機が!
うー。それは。それは。どうなんだ!

なんかスッキリしませんでした。

(読了日 2018.12.31)
キャラクターとか、世界観とかはそれでも好き。

『罪の声』塩田武士

4062199831
講談社
Amazon

いまなお、忘れえぬ……

グリコ森永事件。よく覚えている。
たぶん。この作品の評価は。
あの事件をリアルタイムで知っているかいないかで。
ずいぶんと違うのではなかろうか。

一連の事件の起きた場所は自分の生活圏内だった。
徒歩で行けるとか、すぐ近くではないけれど。
あ。あそこだ。とわかる、知っている場所ばかり。

記憶が物語の印象を強くしたかもしれない。
思い出と結びつくことで臨場感が濃くなった。

まぁ……だから。
公平な評価はできないのかもしれない。
私は好きでした。面白かった。

以下、読後のつぶやき。

塩田武士「罪の声」読了。読み始めてすぐ、たくさんの記憶が甦った。題材であるグリコ森永事件にまつわる事柄はもちろんだけれど、それ以上に当時の時代の空気が濃厚に立ち上ってきた。舞台となった場所の大半が身近過ぎるせいもあるのだろう。そして、あの頃の私は新聞を隅々まで読む子供だった。

新聞がまだ。メディアの中で君臨していると言えた時代だった。私が目に入る文字は全て読まずには気が済まない活字狂だった時代でもあった。生きるのが辛い時代でもあったけれど、不幸でもなかった。懐かしむ気持ちは湧かないけれど、その時代を生きたことを否定したいわけでもない。

だいたい。「しょうがなかった」とか。「まぁそんなものでしょう」で流してしまいそうになるのだけれど。それができない生き方を強いられた子供を描いているというところがこの作品の良さだと思う。結果、お涙頂戴要素が強過ぎるとか、話が出来過ぎと評されても仕方ない面もあるのだけれども。

うん。でも。私は面白かったし。好感を抱いた。なんだかんだ言って、自分の過去の中でも忘れようとして成功している時代の出来事だったから。思いがけず再会した幼い(けれど生意気)な自分の記憶の濃度を読後息苦しく感じ続けているけれど。・・・って、本の感想からはすでに離れてしまっているな。

そんな予定ではなかったのに、里帰りしちゃったみたいな。帰るつもりはなかった家に辿り着いてしまい、戸惑っているみたいな。


(2018.4.6)
初めましてな作家さんでしたが。
この雰囲気だったら、他にも読んでみたいな。

『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(下) 』スティーグ・ラーソン


愛すべき登場人物たち

リスベットが段々、可愛く見えてくる。
相変わらず、無茶苦茶なのだけれど。
ミカエルも小心者なのか、大胆不敵なのか。
エリカも常識はずれなんだけど、割と普通に見えてくる。

彼らに共通しているのは。
他者のルールには決して従わない、と言うところ。

自分のルールで生きてるんだよね、とことん。
うん。とことん。

そこが結局は好きだ。
私もそうありたいといつも思ってる。

(2018.12.6)

『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上) 』スティーグ・ラーソン


俄然、面白くなってきた。

あれ。なんか面白いぞ、すごく。
そんなこと言うと、今までが面白くなかったみたいですが。

急に「このシリーズってこんな面白かった?」とびっくり。
世界観に馴染んできたのもあるかもしれないけれど。

いや。いい感じにエンジンがかかってきたのかな。
リスベットの謎が解けてきて、納得できてきたからかな。

うん。なるほどね。
彼女の背景を知ってみると、突拍子もない性格ってこともない。

なのにまだ、これからも色々起こるぞー、
まだまだ明かされていない謎があるんだぞー、の気配。

楽しく読みました。

(2018.12.5 読了)



(2018.12.5)

心の整骨  039 life

2019.03.22 life   comments 0
「何となくこう決めている」と「ルール」とは違う。
曖昧な決まり事は、隙間から多くのものが漏れて行く。
そしていつしか巨大な山となる。

         たっく「必要十分生活」  


「心の整骨」って?と疑問な方はこちらをお読み下さい。
「心の整骨  まえがき」
  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
*ブログタイトルの由来

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています。

カテゴリ

カテゴリー 月別アーカイブ

 

***