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『家事を手放してシンプルに暮らす』Aki

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理論的、合理的、真似できない(私は)整理術

あの。批判しているわけではありません。
非常にすっきりと暮らしておられて。
考え方と行動が合理的で無駄がない。

著者は収入も仕事のステータスも並以上の方。
なので、一般的なサラリーマン家庭よりリッチです。
考え方も行動も、そこそこお金がある人ならでは。

だから参考にならない、というわけでもないし。
セレブ気取りが鼻につく、とかいうこともない。

ただただ、私はこういう「無駄のなさ」と真逆の人間で。
なんか、息苦しいな、つまらないなと感じてしまう。

モデルルームかホテルみたいなインテリアも。
清潔感あってシンプルで潔くて。
うっかり憧れたりもしなくもないのですが。

うーん。真似できないし、真似したくもない。

私、家事が好きなんですよね。
なので「手放したい」ってことは、そもそもない。
バリバリのキャリアウーマンだったら。
家事は手放さなきゃ、やってられないってことはわかる。

そもそも。この本のターゲットは。
バリバリのキャリアウーマンかつ、子育てママ。

該当しない人にはあまり参考にはならないと思う。
それでも、参考になるかもというところをピックアップ。

■500mlのガラス製の計量カップ
 ブレンダーを使ってマヨネーズを作ったり。
 電子レンジをかけられるのが便利
 水に出汁パックを入れて出汁をとる。
 卵を溶く

■トレイで配膳
 食後の食器の片付けがものすごく楽になる

■インナーは来季に持ち越さない
 タンクトップは1シーズンに3枚
 くたびれ感が強いので来季には持ち越さない
 無印やユニクロ、バナリパで綿100%のものを
 (紺、グレー、白)

■靴にはお金をかける
 プレーンパンプスのみ3足
 黒、紺、ベージュ

■ニットはハイゲージニットのみ

カジュアルになりすぎず、綺麗に着れる

■定番化で買い物に時間をかけない
 ジョンスメドレーのニット
 サブリナのストッキング
 Mプルミエのスーツ
 AGのデニム

悩んだ時(買い物に限らず)は、「理想の私」はどんなものに囲まれて生きているだろう?とイメージする。
「理想の私」が選ぶであろう洋服を着ると、それに似合うように振舞ったり、努力したり、背筋が伸びたりする。


うーん。やはり特に参考になるというほどでもない。

合理性も、とことん徹底すると。
それなりの美観に達するというか。
ファッションもインテリアも、すっきりと洗練されている。
その点は、ちょっと魅力ではあるのです。

でも。とことん、没個性で、つまらない。ときめかない。

まぁ・・・そういうものを求めてないんですね、著者は。
私も、こういう境地にいっそ達したいと思うことはある。

私はモノやらデザインやら、色やらに執着がありすぎる。
それらを一切捨てて、さっぱりしたい気持ちがどこかに常にある。

だけど、結局。
こういうシンプルな暮らしは、私の行く道ではないんだな。
理屈ではないところの「なんか、これが大好き!」って大事。

真の美はやはり、理屈で割り切れないところにあるもの。
そんなものは最初っから諦めて、理論的に整理整頓すれば。
凡人は「美しさらしきもの」に達するのだと思うけれど。

うん。ただし、それは徹底的にやらないとダメだけど。
やり切れば、ある種の美にはなり得る。

私は果敢に美を目指して、ズッコケる方が楽しい。
ひたすら、ぐちゃぐちゃ悩むのが案外、好き。
それを忙しい人は「時間の無駄」と切り捨てるけれど。
私はそんな風に忙しくならずに生きていきたい。

いや。忙しくなりそうもないから言えるだけで。
本当に打ち込みたい仕事があって。
それだけに時間を使いたいとなったら考えは変わるかも。

うん。
忙しくて、稼いでいて、きれい好きな人には本書はオススメ。
あと、コンサバな人。個性とか求めてない人。
あ。コンサバは私、実は結構好きですよ。

(2020年2月 読了)
だめだ。やっぱり私はすっきり暮らせない性格なんだ・・・
面倒臭いな、私って、って。
だけど。バッサリ切り捨てる部分も持たないとしんどいな。
私なりの切り口を見つけたいとは改めて思う。

つぶやき集 2018年3月 2 

昔、私はなかなか優れた読み手であったと自負するのだけれど。そして今はまったく堕落してしまったと感じるのだけれど。それは気が散らすものが多いからで、気を紛らす種に事欠かない、ある意味では豊かさゆえなのだろう。本を読むことがもっと切実だった時代があったのだと懐かしい。

買ったらすぐ読む派だった私が、非常用と称し意識的に積ん読を初めて数年。自分の読書一年分の本を貯めるつもりで。200冊くらいの予定だった。たぶん、今それより多くなっていると思う。普段読む本は図書館で借り。その合間に貯金ならぬ貯本。これで病気をして、図書館に行けなくなっても当分大丈夫。

でも。図書館で借りるのが習慣になり過ぎていて。しかも現在は住んでいる市と働いている市の双方から借りていて。買った本を読む暇はない。そろそろ買った本を読むか、買うのをやめるかしないと、置き場所がなくなる。それに買った本を読み切らず人生を終える不安も生まれてきた。

でも。本は読むのも楽しいけれど。買うだけでも楽しいのだ。本をたくさん買うと豊かな気持ちになる。古本屋さんが好きなのは、私のお財布でも重さに手が痺れるくらい本を買えるから。あと、本の表情がさまざまだから。新刊本と違って、出会いや別れや旅をしてきた本が並んでいるから。

4月には。本を買いに行こう。


このつぶやきの2年後の2020年。
新型コロナウイルスのため仕事は休業。
図書館へも当然行けず。
そもそも食料品買い出し以外、外出もせず。

おかげで、せっせと積読本を読む毎日です。
一日一冊は読めるだろうと思うのに意外と捗りません。
それでも非常用の「貯本」は着々と減っています。

そもそも、とある目的のため、年内に読み切る予定でした。
けれどコロナの影響で、その予定が消滅する可能性も出てきて。
…となると、非常用の本は追加しておいた方がいいのだろうか?

ネットで本が買える世の中ではあるのですが。
給与が出るのか不明な休業中に買い物はできれば控えたい。
だいたい、買おうとしても結構売り切れていたりします。
さらに届くのにも普段よりだいぶ時間がかかっている。

貯本がこんなに早く、役立つ日が来るとは想像もしなかったな…

『命を縮める「睡眠負債」を解消する 科学的に正しい最速の方法』白川修一郎

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睡眠負債、何十年分。

私はあまり寝ない人なんです。
正確にいうと眠れないのです。

ほぼ寝ないうちに夜が明けた。
ベッドに入って2時間経っても寝られない。
すぐに就寝できたものの、夜中に目がさめる。

これが物心ついた頃から続いており。
7時間は最低に寝なければというならば。
睡眠負債は積もり積もってもはや返済不可。

寝ようという努力に疲れた私は。
「寝ない分、好きなことできてラッキー」と。
発想をある日、転換いたしまして。

以来、あまり寝ないのが当たり前で暮らして来ました。
いわゆる「ショートスリーパー」は存在するらしく。
自分もそうなのかも・・・と。

ですが。
父の突然死や、自分のメニエール病発症後さらに不眠が進み。

流石に睡眠不足ゆえの不調が目立って来ました。
寝たい。とにかく寝たい。寝なきゃもう、無理。
睡眠導入剤にとうとう頼りましたが、それもあまり効かない。

普段、寝ていないと言っても。
4〜5時間寝て、寝足りない分をどこかで補っていたり。
たまには7時間くらいぐっすり寝たり。
なんだかんだで平均6時間近くの睡眠は摂っていたようで。

1日ゼロか、2時間か、3時間。
運が良くて4時間。
・・・という日が続くと。

もう結構、頭がおかしくなって来ました。
自分でも、明らかにこりゃいかん、という感じ。

普通に歩いて、人と話すだけで疲れる。
っていうか、息するのもしんどいわ・・・
頭の働きの悪さと来たら致命的で。
仕事で事故を起こしてもおかしくない。

どうしたらいいかと本書を読むことにしたのですが。
睡眠負債の恐怖ばかりがズラズラと並んでいる。

わかりました。
そういうマイナス面は全部、発症してます。
だから、どうしたら、いいんですか!

ちょっと。読む本間違えたかも。
寝ない人に、寝ろと警告する本だった・・・これ。

もう。読んでると。
私は寝なさすぎなので、そのうち死ぬわ、と思えてくる。

食事を毎日同じ時間にと言われても。
シフト制の仕事だと、それは不可能。
寝る3時間前には夕食を済ませろというのも無理。

一応、こうしましょう、という提案はあるんですよ。
でも、大半が出来っこなく、できることはすでにやってる。
当たり前のことばっかりだもん・・・

というわけで。
私の睡眠負債は解消されず。
不安をめったやたらと煽られただけでした。

ああ。寝たい。

(2019. 9.16 読了)
表紙に「唯一無二の理想の眠り方。」とか書いてありますが。
私はこれを読んでも眠れませんでした。

自粛生活も二週間が過ぎ

今月は8日から、自宅に籠っております。
仕事は来月6日まで休み・・・のはずです。
(百貨店勤務ですので)

給与とか。どうなるんでしょうね(なんの説明もない)。
正直、お金要らないから職場へ行きたくない。
休業が決まるだいぶ前から、出勤するのが怖かった・・・

時短営業にしたり、通常に戻ったり。
時短営業でも就業時間はふだんと同じ。
むしろ同じ時間に従業員が出勤するから密度は増す。
普通に朝礼(隣の人と密着)、挨拶訓練などしてました。

そもそも。マスク禁止だったんです、勤めてるデパート。
それが「してもいい」になり、そのうち「しなさい」になり。
とはいえ。マスクの支給があるわけでもなくて。

会社でマスク禁止だから買っても仕方ないと思って。
買わずにいたら、そのうちどこにも売ってなくなったんですよ。

・・・とかいう、愚痴はさておき。

家にいます。
ただただ、家にいます。

家にこもるのは、結構得意なんです。
三日四日とか家から出なくても、全然平気。
それでもね。それでもね。それでもね・・・
さすがに。さすがの私も。近頃はぐったり。

無駄な緊張感とか。
将来に関する不安とかがあり過ぎて。

多少本を読み。多少、縫い物をし。
なぜかストレスのあまりに歌など歌い出したりし。
(ちなみに綺麗な声とは言われるのですが、歌は下手)

ブログ、この機に書けるなぁって思ってたんですよ。
で。なんとかボチボチと記事をアップしてるわけですが。
何しろ、感想書いてない本が100冊以上ありますから・・・
気が遠くなってしまって、書く気も失せています。

読む方も。
手持ちの積読本を全部今年中に読み切る予定なのですが。
このペースだと半分どころか5分の1も読めそうにない。

いやもう。本当に。
毎日、今日は昨日より有意義な一日を過ごしたい、と。
切実に願っているんですけれど。体が動かない。

残り二週間もこんな感じで過ぎていってしまいそう。
なんだかなぁ・・・なんだかなぁ・・・

私、コロナに感染したら死ぬかもって本気で思ってます。
免疫力が弱いことには自信があるんです。
私はギリギリ生還できたとしても。
高齢・既往症ありの母は厳しいでしょう。

だから。絶対に感染はできない。
したくないんじゃなくて、できない。

収束していない状態でデパートが営業再開したら。
仕事を辞める覚悟でいます。

でもねぇ。その前に心身ともに弱り果てそう、このままだと。
仕事へ行くのが最大の運動だったから運動不足も深刻だし。

いや。負けない。絶対。

今朝、押し入れからバランスボールを取り出して。
せっせと膨らましまして。今、座っております。
今後は椅子がわりにバランスボールに座る!

やるべきことは色々ある。
家で出来ることもたくさんある。
なのに、仕事へ行ってた時の方が捗っていた・・・
という哀しい現状を打破すべく、気合を入れ直します。

当ブログも記事を書けてはいないのですが。
スケジュールだけは、みっちりと作成しました。
今年中は今ぐらいのペース(週3回)で更新の予定です。

ま。あくまで予定通り行けば、の話ですけれど。

手持ちの本の大半を手放すことになるはずなので。
その前に簡単でいいから感想を書いておきたいという願望も強く。
それが後押しになって、なんとか計画を達成できる見通しです。

今更な話ですけれど。
今年の私のテーマは「お別れ」。
せっせと物を減らし、やりかけのものは完成させ。
締めくくる、手放す、別れる・・・と「終わり」を意識しています。

ほんとはもっとスピードアップせねばならないのですが。
性分でしょうか。のろのろとやっています。
とはいえ、メルカリで販売した不用品も今年に入って40個。
そうだった・・・出品も頑張ろう。

悲観的になりたいわけではないですが。
この調子だと長期戦になりそうです。
私も謎の義務感と自責の念に押しつぶされぬよう踏ん張ります。

皆様も、どうぞご無事で。
ウイルスにもストレスにも負けずに、この山を越せますように。
(ピークがどこかわかんないところが不安なんだよな・・・・)

『音の影』岩城宏之

2020.04.22 音楽   comments 0
文春文庫
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クラシック好きでなくても楽しめる

確か。近所のブックオフの閉店セールで買った本。
100円の棚にあったのだけれど。
2割引→3割引→半額→80%オフと下がって行き。

ええ。20円で買ったと思います。
なんて安いんだ・・・投げ売りだな。

正直、そんなに安いなら買っとこうという感じで。
別に期待もしていなかった本なのです。

文庫本はね。移動用にコツコツ買い溜めていて。
割と読みやすそうな本を選んでいたりします。

あと、あまり分厚くないのもポイントね!
ただでさえ多い荷物の重量を増やしたくないので。

さて。読み始めてみると。
なんだこれ。面白すぎる。

著者が指揮者なのはもちろん存じ上げておりますが。
私の興味の範疇になかったらしく、印象は特になくて。
テレビとかも出てらしたんでしょうが記憶にもなく。
著者の指揮した曲を聴いたことも一度もないです。

ごめんなさい!

聴いてないですが。たぶん好みではない気もします。
まぁそれはそれで、どうでもいいんです。(え!)

いや。なんでしょうね。この人、独特の味がありますね。
ちょいとイヤな奴だと思いますけど。
それでいて、嫌味がないですね。
自信過剰なんだけれど、しつこくないからスマート。

こういう語り口、好きですよ。
まず、題材に恵まれていると言いますか。
登場するクラシック界のメンツが豪華なんですよね。

それでタラタラ自慢話をするのかと言うと。
まぁそうでもなくて。
視点や切り取り方にセンスがあって。
さらに独特なユーモアが満ち満ちている。

こんな感じだったら、他の著作も期待できますね。
結構書いてらっしゃるみたいなので、ぜひ読みたいです。

(2019. 11.17 読了)
ものっすごい落ち込んでる時、明るい気持ちになれました。
音楽を聴きたい気持ちも湧いてきて元気が出ました。
どうでもいいような話とかも多いんだけど、楽しめました。
気持ちのコリをほぐしてくれる作語り口がいい。


  

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
*ブログタイトルの由来

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