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狐笛のかなた  上橋菜穂子

4101302715
新潮文庫
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12歳の少女が、子狐を助ける。
これが全ての始まり・・・

けなげ。健気すぎて泣ける。

母親を幼くしてなくし、引き取ってくれた祖母もなくし。
ひとりで生きて行く少女。

あ、なんか。上橋さんの物語はこのパターンが多い。
幼くして、トラウマになるほど残酷な状況で母親を亡くした少女が、
知らぬまま母から受けついだ能力ゆえに、権力闘争に巻き込まれる。

でも。いい。でも泣ける。
魂のことを考えさせられる。

信じる力。
踏み出す勇気。
自分の弱気に負けない心。
権力にも不運にも挫けない、屈しない心。

そう。ヒロインの魂はいつも、青い炎を燃やしている。

(2011.7.6)
シリーズものじゃない上橋さんの本は初めて読みました。
彼女の本は続きが読みたくなる空気を持っているので、
このお話だって、その気になればシリーズに出来そうですが。
こうやって、短く終わるのも、ぎゅっと濃い感じでいいな。

ところで。私、上橋女史の作品は涙なしに読めないようです。
悲しいから泣けるんじゃないんですよね~。
主人公が健気で、気持ちがまっすぐなところに、涙を誘われる。
なんでかなぁ。自分が失くしたものだからなんだろうか。

自分が泣く理由をを掘り下げて考えていたのだけど、
書かないうちに、忘れてしまった(汗)

次回、また上橋さんの本を読んで泣いたとしたら、
理由をきっちりみっちり追求してみます(笑)


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まったく知らない作者ですが、彩月さんの書評で読んでみたくなります。あまりに読み進めない山積みの本のために、何時になることやら~ですが。
2011.08.26 13:46 | URL | nogiku #- [edit]
上橋菜穂子さんは、本気で(!)お勧めです。
きっと・・・、夢中で読めちゃうと思います。
機会があったら、ぜひ読んでみて下さいね。
2011.08.26 21:22 | URL | 彩月氷香 #b98C2Btc [edit]
この本、大分前に読みましたが、わが家では夫婦共に感動しました。これがきっかけで、上橋さんの存在を知ることになりましたし、ファンタジーの奥深さも分かりました。SF とファンタジーと純文学の狭間にある作品、それが私のスイートスポット♪

さて、本日も少し酔っ払っておりまして、人様のブログで勝手に呟いています。すいません。。

これが、実は私のスマホでの第一号コメントです。では。
2011.08.26 21:23 | URL | 速度おやじ #- [edit]
上橋さんは、ほんとに良いですよねぇ。
ファンタジーと純文学の狭間にある作品!
そうそう、その通り。私も実は、そこが原点にあるような気がします。

速読おやじ様のコメントが楽しみなので、
何なら、毎日、酔っぱらって下さってもOK!
あ、ダメダメ、体こわしちゃう!ほどほどになさって下さいね~(笑)

スマホをとうとうゲットですか!? いいなぁ~。
私も、今頃になってちょっと欲しくなってきました・・・。
2011.08.26 21:29 | URL | 彩月氷香 #b98C2Btc [edit]


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読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

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  • 狐笛のかなた  上橋菜穂子
  • 2011年08月23日 (火)

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