FC2ブログ
Loading…
 

文章を書くこと

いわゆる、常連の方々はご存じな、「ぐるぐる記事」です。
それナニ?という人も、今日この記事を読めばおそらくわかります。

ありがたいことに、少ないながらファンがついて下さってますので。
お目汚しを承知の上で披露いたしますが。

読まなくても、全く!支障ございませんので。
「めんどくさそうだな~」と感じたら、どうぞ無視して下さいませ。

********************************

「夜はやさし」の感想を書いていたら。
まぁ~長い、長い。頑張ってかなり切り詰めたところで、疲れ切って中断。

縮めるために、何度も自分の文章を読み返していたら。
ふだん、薄々気付きながらスルーしている悪い癖が次々と目に留まった。

細かいことを気にしなければ、文章は簡単に書ける。
同じ形容詞を連発しようが、雰囲気で「それっぽい」表現に逃げちゃおうが、
「ま、こんなもんでしょ」と開き直ってしまえば。目をつぶっても書ける。

もちろん。言葉を選ぶことはするのだ。
が、選ぶのと練るのとではまるで違うし、選ぶのも気合が入ってなければ、
どうにも「それなり」のところに収まってしまう。

読み返して、あまりにも語彙が乏しいので。哀しくなってきた。

自慢だが(ここは謙虚になるつもりはない)、言葉だけはよく知っている。
年季の入った雑食読書の歴史を持つ私は、読めない漢字はまず、無い。
聞いたこともないような語、にも滅多に出会わない。

ただ、「知っていても理解していない」ことも多く。
何よりも、「知ってるだけで使えない」言葉が山積している。

「等身大」と言い訳をして、馴染んだ使いやすい言葉を選ぶので。
自分チョイスの狭い範囲の用語のみで文章が成り立っている。

速く読めば、それにも気付かずにいられる。いや流してしまえる。
しかし、ゆっくりと読むと目につく。鼻につく。脳に響く!

同じ形容詞が頻発するからと言って、置きかえ可能な語などない。
根本的な文章全体の流れから直さないと、修正できない。

そうしてみると、自分が自己流の「定型文」にはめて書く悪い癖に、
どっぷり浸かってしまっているという・・・直視したくない現実が見えてくる。

お気に入りの単語&形容詞のセット!何だ、この「お手軽パック」は!!

慣れとは恐ろしいもので。その便利なセットを何パターンか持てば。
いちおう、それなりな着こなしが出来るという次第。
ああ、何て貧しい着せ替え文、なのだろう・・・。

さらに、言葉の選び方がぞんさいな時ほど、無駄に饒舌になる。
グラデーションのように濃淡で、深みを出したつもりになって、
要は、同じことを3回くらい、繰り返す。

あ~。一つで、いい。一つで!

なのに。言葉を重ねると、重みや趣きが加わったように勘違い。
いや、ダレているだけだ。イマイチが幾つ集まってもイマイチだ。
ピカイチが一つ、の精神で書かねば駄目だ。

と。思っても。能力がついてきてくれないのだった・・・。

かなり。しょんぼりしました。私。

ジタバタ足掻いていると、結果、文章をひねくりまわすことになり。
それはそれで、いくらでも果てしなくバリエーションが出来てしまい。
そんな風に言い換えがきく「思考」の存在価値が疑わしくなり。

言ってみれば。
思いを言葉に変換する時に通すフィルターをあれこれ試しているような。
無色透明というのはムリで、どうしても淡く色付けしてしまう。
それが自分の持ち味だと考えればいいのだけれど。

自分の中に、青と赤と黄色のフィルターがあったら、どれを選ぶべきなのか。
しまいに、これは文章を書くことの悩みなのかどうかもわからなくなってくる。

「無駄」を敵視する発言をしていますが。
無駄こそが滋養や彩りになるのでもあって。
何でも切り捨てればいいわけでもない・・・匙加減、かな。

もっと極端に言えば。文章の魅力なんて。
「悪い癖」で成り立っているともいえるのだった。
文筆家はみな、それぞれ書き癖を持っているものだし。

「正しい」文章を念頭に置いて修正を重ねていくと、今度はそれはそれで、
非常につまらない文になってしまう。

ああ。久しぶりに。書くことがしんどい。
けれど、その苦しさこそが書くという行為を磨くものでもある・・・ので。
ウンウン唸っている時間は、不思議と満足感(のようなもの)に満たされていて。

いちおう、書き上ったんだけどなぁ・・・「夜はやさし」の感想。
まだ、しばらく、もがき苦しんでみます。

ちなみに。この文章は疲労した脳が垂れ流したつぶやきです。
(選ぶも練るもない、ただの自然放出・・・誠に申し訳ありません)



ああそれにしても。この、ぐるぐるネタは、我ながらしつこい。
長い記事を書くたびに、自分の文章力に悲観的になるような気がする。

思いが強い時ほど、書くことが困難になる・・・
おそらく、それは誰でもそうなのだろう。

それでも「書く」という意思を持ち続けるとしたら。
それは、おぼつかないながらも「文章」への愛なのだ。

(最後、ちょっと格好つけ過ぎました・・・)


関連記事

わかる、わかる。うーん、わかるなあ(^^)。書いてるうちに「こんなんでいいのかぁ?」って考えだすとハマっちゃうんですよねえ。自分もブログにアップした文章がどうにも気に食わなくて3,4回書き直すこともありますよ~。

できあがってからも「誰がこんな小理屈ばっかりの文を読んでくれるんだあ?」と自己嫌悪に陥ったり。

お仲間がいて助かりました(笑)。
2011.10.21 20:52 | URL | 舞狂小鬼 #JyN/eAqk [edit]
まぁ!そうだったんですか。
なんか「超然」としてらっしゃるイメージがあったので意外です。
(失礼かしら・・・。あの、褒めてます)

考えれば考えるほど、どうにもならなくなったりしますよね。
過去記事をこっそり(一年前くらいの)を大幅修正してたりも・・・
いったい、誰が読むって言うんでしょうねぇ?
いやもう、ほんとに。「ドツボにはまる」という感じです。

読んでくれた人に、抱きついてお礼をいいたい気分(笑)
では、お互い自己嫌悪に沈まずに頑張りましょうe-420
2011.10.21 21:16 | URL | 彩月氷香 #b98C2Btc [edit]
こんばんは。絵の日も、「夜はやさし」も、ああどこにもコメントさせていただきたい!と思いながらここに落ち着いたのは、
やはり私は彩月さんの「ぐるぐる」がとてもいとおしく、素通りできないのでした^^

「夜はやさし」の書評を拝読し、とても面白かったのです。
私にはとてもこのような表現はできないし、書き続けることもできないでしょう。

短い文章のほうが難しい、とはよく言われますが
短いから上等であるというわけではないですね。
彩月さんの長い文章、すっと先へ先へと読み続けたいのです。決して飽きません。
私はファンです。(と言ってなんの足しに^^;)

私も自分の書いたものは暗記するほど読み返します。
ブログはあとで直せるのをいいことに(いいことじゃないですが)ちょっと気が抜けてますが。
それでも、たとえヘタでもなんでも、書き続けたい。
だって愛は止められないですものね(^^*
2011.10.21 21:34 | URL | ハル #JyN/eAqk [edit]
とりあえず文章がそこそこマシになったら、あとは極力読み返さないようにしてます。昔の文をうっかり目にしたときに限って、誤字を発見してひとり赤面、こっそり直したりも...(^^;)。

でも拍手の数字が増えてるのをみつけると、そんなこと全部忘れて嬉しくなっちゃうんですよねえ。

あ、そうそう。まったく「超然」となんてしてませんので、念のため(笑)。
2011.10.21 21:36 | URL | 舞狂小鬼 #JyN/eAqk [edit]
こんばんは。慧です。
文章を書くの、すごく難しいですよね。
読む側からすれば、無駄な言葉は少なくさらっといきたいだろうけど、直接的な言葉や安易な言葉では伝わりきれない部分がある。
イメージをうまく言葉にできない。そして、いつのまにか同じような文章の繰り返し。
文学作品ではないのだから、簡素にシンプルにいくべきなのでしょうが、果たしてそれは文学の紹介にも当て嵌めてしまっていいのか...
「悲しさ」を「悲しい」とは書かず、川の流れや四季折々の事象のみでしっくり伝えることが出来たなら...
2011.10.22 00:02 | URL | #JyN/eAqk [edit]
順番は逆になりましたが、「夜はやさし」記事を読んでから、このぐるぐるを読みました。
「夜は…」だけ読んだ時の印象は、「ぐるぐるに近い香りがするー」だったんですよ。

氷香さんにしか書けない素敵なレビューです。
想いの強さ、書いては消しての痕を感じます。
氷香さんがここまでされるんだから、その行為で、この本を思う気持ちが少し理解できるようでした。

その後、このぐるぐるを読んで納得。
ああでもない、こうでもないと、格闘されたんですね。
もちろん私には、十分すぎるほど完成されて見えますが、本人だからこそ目につくものがあるんでしょうね。

語彙を入れる引き出しすら持っていない私は、頭の中にある明確なものを、表現するすべがありません。
感覚を紙に上手に落とすのは難しい。
私は考えすぎると切れ味が悪くなり、話の筋を誤ります。

昔っから、「いつか書けるさ、賢くなるだろう」と思ってましたが…
すっかり大人になりましたが、書けへんもんは書けへんねぇ。です。
私からしたら、氷香さんは天才的な文才の持ち主なのになぁ(笑)
2011.10.22 01:49 | URL | ごろちゃん #JyN/eAqk [edit]
ハルさまが「ファンです」とおっしゃってくれただけで。
充分に、報われます・・・いや、報われたいわけでは・・・(^^;

活字になると、直せないんですものねぇ・・・。
ただ、直せるというのは安心感でもあり、負担でもあり。
いじり続けることに、果てがなくなってしまうという・・・。

締切もなく。どこで諦めたらいいかわからなくなっちゃいます。
結局、疲れた時に、もうここまで~!と。

元々、人様にお見せするのではなく自分のための記録として、
細々と、だらだらと、書いて来たので・・・
「読者」というものを意識する癖がついておらず。

日々冷や汗をかきながら、まぁボチボチと。
手抜き気味だったと思った記事が好評(?)なこともあるし。
適度に、気持ちをゆるく持って(笑)続けて行こうと思います。

「書いたものを暗記するほど読み返す」ああ。わかります。
常に。とは。私の場合は言えないのですが。
かなり、しつこくしつこく、読み返しますねぇ・・・

ええ。片思いでも。愛は冷めません。
たまには、振り向いて欲しいですけれど(笑)。
2011.10.22 21:10 | URL | 彩月氷香 #b98C2Btc [edit]
確かに・・・そこそこのとこで、ストップするのは必要かも。
誤字・脱字って、どんなに気をつけてても発生しますね。
一番ひどい時は、作者の名前を間違えてました(^^;)

一生懸命、拍手の数を気にしないように努めてるんですけど(笑)
やはり多いと嬉しいし、少ないと不安になりますね。
過去記事に拍手やコメントもらうと、テンションあがります。

あ、はい。ツイッターで、お話させて頂くようになってから。
「超然」のイメージは薄れております(笑) ええ、いい意味で(^_-)-*
2011.10.22 21:17 | URL | 彩月氷香 #b98C2Btc [edit]
難しいですよねぇ、ほんとに。
「哀しい」と「美しい」を多用する傾向に、頭を抱えております。
・・・って、初歩的なつまづきじゃないか~!(涙)

そう。敢えて切り捨てて。
欲張らずに。でも要領よくでもなく。さらっとでもなく。
「凝縮された」文章が書けたら良いんですけど。

文章のリズムを重視すると、
ある程度(か、それ以上に)冗漫なのが味わいになったりも・・・
わかりやすい文章が良いとは思わないですし。

というところで、グズグズ悩みながら。
簡素に書けそうな時はシンプルに、無理と思えばダラダラと。
気分によって選んでいるのですが。

長く書いた時の方が、自分自身の心理的負担がねぇ・・・
上手く書けてない短い文章なら、小さなゴミだけど。
下手な上に長い文章って、粗大ゴミ?とか思っちゃって(^^;

長くても読み飽きない文章が書けるのが理想です(*^_^*)
(と、遠いけど・・・理想は高く)
2011.10.22 21:29 | URL | 彩月氷香 #b98C2Btc [edit]
「夜は…」を読んで、「ぐるぐるに近い香りがするー」と感じられたのは、
さすがの鋭い読みです!パチパチ拍手!

私がぐるぐるするのは、常に頭の中が曖昧だからな気がします。
きっと、ごろちゃん様の方が、鋭いですよ。確実に賢い。
だから、「肝」の部分をガシッと掴めてる。
いつも本の感想の文を読んで、「おお鋭い!」と唸ってます。
(あ、日常の観察眼も。うん、鋭いなっ・・・と)

私の場合、人に言われると「おおっ!そうだ、それ!」と。
調子よく便乗しちゃいますが。
自分自身の考えはいつも、もやもや~っとしてます。

そのボケボケっとしたものをそのまま紙に写すので。
ちょくちょく、へんてこな比喩が登場します。
昔はね、もっと突飛だったんです。
鹿とか、ジャングルとかが出てきますから(笑)

語彙は未整理のまま、ぎゅうぎゅう押し入れに突っ込んであり。
肝腎な時に探しても見つからないのです(涙)

うん。書ける書けないは、年齢やないんやねぇ。
若いからこそ書ける、という部分もあるねん。
成長するんでなしに、後退することもあるから・・・。

でも、まぁ。気持ちがあれば、ね。
書けへんなりに、書けてる、んじゃないかと思います。

いっぱい褒めて下さってありがとう。素直に喜びますね~e-420
2011.10.22 21:46 | URL | 彩月氷香 #b98C2Btc [edit]


  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://raffiner.blog70.fc2.com/tb.php/1220-d01a7d7a

プロフィール

Author:彩月氷香

とにかく本が好き
読書感想がメインですが
時々、写真や雑記も。

*初めましてのご挨拶
*ブログタイトルの由来

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています。

表示中の記事

カテゴリ

カテゴリー 月別アーカイブ

 

***