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つぶやき集 2011年12月 ⑥

雑食読書がトレードマーク(?)な私も、時々テーマを持って読書をしたくなる。秋は「哲学と文学」と言いつつ、さほど読まぬうちに冬になり。クルクルとSF熱や、短篇小説熱や、ミステリ熱が入れ替わりに訪れる。結局・・・行き当たりばったりの読書。でも今、翻訳物の方が読みたい気分なのは確か。

八木重吉の詩集を開く。今まで一度も目に留まったことのない詩がふと飛び込んでくる。「夜おそく起きていると 雨戸のとこへたれかきて 赤い花をあげましょう 赤い花をあげましょうと歌っているとおもう」・・・・まるで、今の私の気持ちを言い当てられたような。この短い詩のタイトルは、「冬」

詩が読みたい気分になる夜。次は室生犀星を開く。『初めて「カラマゾフ兄弟」を読んだ晩のこと』というタイトルの詩が。夜更けに深く深く書物の世界に潜り込みながら、同時に痛みを感じるほどに自分自身を見つめる時間を思い出させる。あの静かな、淋しい、豊かな・・・そして苦しい、至福の時を。

師走は毎年、不必要なまでにバタバタしてる。自ら忙しさを作ってるような感もある。何でかなぁ・・・考えてみると。私は「準備」が好きな性格で。実際のお正月より、お正月の支度をしている時間が楽しい。お掃除も、お節作りも、年賀状も。新しい年を迎えるための「準備」だから。自然と気合が入る。

準備好きの悪いところは。「万全」を期して。あれもこれもと盛り込みたくなること。旅支度をすると、あらゆる事態を想定して荷物が膨れ上がってしまうのにも似て・・・。本当の旅上手は荷物は少ないわけで。新年の支度も、さっと出来るようになりたい。自分の必要最小限の、大事なことを見極めて。

年末恒例の某百貨店での中古&廃盤レコード・CDセール。何年かぶりに出陣。高級スピーカー(売り物)で鳴らす第九を聴きながら探しまわり。リヒテルの「テンペスト」、ウンダーリヒの「詩人の恋」、ヘブラーのモーツァルト・ピアノソナタ集、デュプレの「白鳥」以上4枚(CD)で3460円。満足。

しかし。クラシック界からしばらく遠ざかっていたので。どのCDが「買い」なのかが、イマイチわからなかった・・・。ブルックナーの交響曲も欲しかったのだけど。何故か妙にお高い。催場にはオジサンばかりで。私は紅一点。まぁ気にしないけど・・・女性は中古CDやレコードには興味ないのかしら。

幾つかの中古レコード屋さんが出店していて。10年程前に通った店の店主の姿も見かけた。レコードプレーヤーが無いからレコードは買っても仕方ないのだけど。ジャケットがいいなぁ。飾りたいようなのも沢山ある。シャカシャカとテンポよくリズミカルに探してるマニアな人々の姿も面白い。

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Author:彩月氷香

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  • 2011年12月29日 (木)

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