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軽い手荷物の旅   トーベ・ヤンソン

Posted by 彩月氷香 on 12.2012 トーベ・ヤンソン   0 comments   0 trackback
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筑摩書房
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読み終わるのが勿体なくなって、しばらく中断して。
その幸せな気持ちの余韻とともに過ごした。

読んでいる時間をはみだして、心を満たしてくれた。

孤独と、疎外感。そして不安。
登場人物の誰もが、それらに悩まされながら。
克服しようというのではなく、それらと共に生きている。

諦めているのではない。目をそらしてもいない。

絡まった糸を解きほぐさぬままに、じっと見つめるように。
糸が描く模様をそのまま、景色として味わうように。

(2012.1.7)
著者は「ムーミン」で有名なフィンランドの児童文学作家。
大人のための小説も書いていて。シリーズで翻訳されています。
これは、その第一巻。まだ読めると思うと嬉しくなります。

内容についての補足。表題作を含め12篇の短編集です。
以下、特に心に残った作品の簡単な感想を。

「植物園」という作品の中で描かれる、友情が好き。
「往復書簡」にて語られる、孤独の姿が心に沁みとおる。
「夏の子ども」が幼い頃の自分に似ていて、苦笑い。
「軽い手荷物の旅」の主人公、少し私に似ているような。


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  • 2012年01月12日 (木)

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