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つぶやき集 2012年1月(3)

好きな本のことを考える。なぜ好きなのかを。そこに幸せな人はいない気がする。積極的に幸せになろうとしている人もいない。自らを無駄に苦しめているようにしか見えない不器用な人がいる。彼(もしくは彼女)はだからと言って絶望してはいない。信じるもの、もしくは信じたいと願うものを持っている。

年末の戦利品(中古CDセールにて)のCDたちを新年に、少しずつ楽しみに聴く。今日開封したのは、リヒテル演奏の「テンペスト」。良い。・・・のだけど。私はギレリスの方が好きかもしれない。(でも手元にないから比べられない) 二度聴いたら段々好きになって来た。

良いもの、一流だと思うもの、優れていると思うもの。これらは、ありふれてはいないものの、気をつけていれば出会える。けれど、なぜ好きなのか上手く説明できないけれど、無条件で好きで好きでたまらないもの、には滅多に遭遇しない。でも、いいのだ。こういうものは、ほんの少しだけあれば。

男性の、というよりも、性別を問わず歌声というものがどちらかというと苦手。クラシックでもオペラと歌曲は、ほぼ聴くことがない。そんな私が唯一、いつまでも聴いていたいと思うのは、フリッツ・ウンダーリヒの歌声。甘美で繊細で透明で柔らかで伸びやかな声・・・あまりの美しさに涙が浮かんでくる。

日々の生活においてはケチれる点、ケチれない点を知っておくことも大事。私は・・・何もかもケチりたくなくて困るのだけど。まず「道具」に類するものはケチらないと決めている。鋏、爪切り、筆記具、ノート、針、糸。こだわり過ぎて、べっ甲の耳かきを購入したのはやり過ぎだったと反省している。

今、欲しい道具は何かな・・・。良い花切り鋏が欲しいな。候補は絞れていないけれど。それから。栓抜きなんて最近、必要ない気がするけれど、ステルトンのボトルオープナーにずっと憧れている。あとイギリスのデヴィッド・メラーのカトラリー。あとアイリッシュリネンのシーツと・・・。銀杏の俎板。

飾るものじゃなくて。毎日使うものに贅沢したいのだ。これみよがしじゃなく、品質の良さが控えめな美しさとして滲み出ているようなもの・・・これがなかなか、ありそうでなかったりする。あっても手に入り辛かったりする。し、貧乏症が顔を出して、うっかり中途半端なもので我慢しちゃったりする。

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  • 2012年01月17日 (火)

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