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ブラッド・ブラザー  J・カーリイ

4167705966
文春文庫
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ジェフリー・ディーヴァー好きなら、間違いなく気に入る作風。
え?その人知らないから、わからない?

要は、ジェットコースター・ムービー的な。
スピーディでスリリングな展開、どんでん返しの連続、
サイコでエグイ連続殺人と、IQの高い殺人鬼、
それに立ち向かう捜査官もしくは刑事、
そしてスパイスに、ややストイックな(?)ラブ・ロマンス。

2010年の本格ミステリ大賞受賞だそうです。

他の候補作が、ジェフリー・ディーヴァー、マイクル・コナリー、
ミネット・ウォルターズ、サラ・コードウェル・・・と
人気かつ実力派エンターテイメント作家揃いなので。

それらを制したとなれば期待値も上がるというもの。
その期待を裏切らない秀作だと思います。太鼓判!

巧妙です。伏線の張り方。
私、惜しいところまでは筋が読めたのですが。
裏読みし過ぎて騙されました・・・しかも想定外な新事実に驚愕。

私。ジェフリー・ディーヴァーのキャラクター造形が好きなんですが。
それには一歩負ける気がしますが、充分、魅力的。
主人公がもうちょっと冷酷な性格だといいのになぁ(完全に自分の趣味)。

(2012.1.27)
犯罪小説が苦手だし、スプラッタなホラーとかも受け付けないのに。
サイコパスが登場する猟奇的連続殺人モノが大好物なのはどういう訳だろう。

「惨めで平凡な殺人者」は大嫌いで、「IQが高く冷酷な殺人者」が大好き、
というのも・・・何かのコンプレックスの裏返しなのだろうか?

この点について、数日思いを巡らせておりましたら。
微妙に心理学やら自己分析の世界になってきたので、ここでは控えます。
身内に巣食う悪魔の断片・・・とでも言いましょうか。

極論すれば、生活苦や恨みによる殺人よりも。
妄想と快楽が生む殺人の方が理解できるということです。
あな恐ろしや・・・。まぁでも現代人の多くはそうなのでは?
(と、言っちゃっていいのだろうか・・・聞かなかったことにして下さい)

面白さはお墨付きですが、被害者の殺され方は相当惨いので、ご注意を。
あと、これシリーズ3作目だったという笑えないオチが・・・。


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2012.01.30 19:16 | | # [edit]
カーちゃん(この略はナシかも^^;)、なかなかイケますよ!
シリーズの1,2は本作より劣るらしいですが、遡って読もうと思います。

シーラッハ、おお読まねば!(「犯罪」をさっそく予約)
そうですねぇ。国内ミステリは失礼ながら、ノリが軽いんですよね。
作品の「重量感」!それです、それ!私が求めているのは!
・・・私の気持ちを一言で代言してくださいました。

「ジェノサイド」とか・・・気になるけど、どうなんでしょうね?
2012.01.30 19:39 | URL | 彩月氷香 #b98C2Btc [edit]


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  • 2012年01月30日 (月)

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