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重耳(中) 宮城谷 昌光

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講談社文庫
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いちおう昨日の記事『重耳(上)』の続きです。

昨日書いたような経緯で。
ジャンルで読まず嫌いするのはやめようと決意し。
なるべく、広い範囲のものを読もうと努めてきて。

哲学ブームやら。ファンタジーブームやら。
科学ものブームやら。ラノベのシリーズ物ブームやら。
新書ブーム、ビジネス書ブーム、語学書ブーム、旅行記ブーム。
写真集ブーム、美容本ブーム、芸術論ブーム・・・

と。時々によって熱中するものがあったのです。
が。が。が。歴史小説ブームはなぜか来なかったわけで。

どうも。腰がひける。読みたい気が積極的に起きない。
たまーに読むと、読み通せないか、読んでも感心しない。

なんでかなぁ・・・なんで、こんなにハードル高いかなぁ。
まず、歴史小説に馴染む環境ではなかったからか。
歴史漫画とかも全然、興味なかったし。
大河ドラマもダメなんだよねぇ。すぐ飽きちゃう。

だいたいが。歴史っていうと戦争の話になるでしょう。
たぶん、それも一因。あと国単位の視点に馴染まないのかな。
一国が滅びたり。民族が全滅したり。スケール大き過ぎ。

醍醐味の一つなはずの主従関係ってのも、さして興味ない。
うー。「団体」ってものが苦手なんだよ。「組織」とか。

だいたい、こぢんまりした話の方が好きなんです。
SFやファンタジーも確かにスケールは大きいけど。戦争も多いけど。
歴史と違ってフィクションだから問題ない・・・のだろうか。

ていうか、「個」の要素の方が強いんだよね、何だかんだ言って。
いや。個人の目線というのは、もちろん歴史小説にもあるのだけど。
史実と創作のコラボレーションに違和感を感じてしまう。

まぁ。気性に合わないっていえば、それまでで。
その何が合わないかって言えば「スケール」ってことで。
戦術とか政治学にも興味がないから、不向きなわけで。

考えると。歴史小説好きって圧倒的に男性が多いと思うのです。
作家自体、ほぼ男性でしょ。私、男性の作家が苦手でもないけど。
歴史小説を主体に書いてる作家は、敬遠しているな・・・そう言えば。

小説家って。よくも悪くも女々しくないですか?
だから性差をさほど感じないんですよね。
でも歴史小説を書く作家は「男性性」が強い気がします。

そこんとこに、馴染み辛いんでしょうねぇ。
そんなことはない、と言われるかもしれませんが。
いかに女性の活躍も盛り込まれようとも、
基本、歴史小説は「男のロマン」の世界じゃありません?

その私にとっての苦手要素にこそ、面白さもあるわけで。
それがやっとちょっとわかって来たなとは思うのです。
時々、あーこの感覚は歴史小説ならではかも、と感じました。

もうちょい早くに読んでいたら良かったなというのが正直な感想。
今から歴史小説用のモードを開発するのは、なかなか困難です。

あと。題材として、実在の人物がいて。
そこから百も千も万もの違う人物像が描けちゃうというところに。
妙にへんなトコで石頭になる私は、納得出来ない気もします。

Aさんの描く信長もいいな、Bさんの描く信長も面白いな、
Cさんの描く信長は好かんな・・・とか?
いや、それらを統合して、自分なりの信長像を作ればいいの?
(幼稚な例えで・・・すみません)

それなら、歴史書か、古文書を頑張って読む方が、
歴史小説を読むより、なんかすっきりするんだよなぁ。
うーん。合わせて読みながら広げて行くといいんだろうけど。

私・・・そこまで入れこむほど歴史に興味ないんだよなぁ。

ていうか、単純に歴史小説を楽しむという読み方・・・出来んのか?
いや出来ないから、苦手なまま現在に至るんだねぇ。

(2012.4.17)
もうちょっと頑張って読むか。もう歴史小説は一切読まぬ道を歩むか。
今、重大な岐路に立たされております(って大げさか)
『重耳』に関して少しは感想を書きますと。(中)が一番面白かった。
とにかく、この頃の中国の話ときたら、とんでもなく壮大です。
私のちっちゃなアタマが、しばしばショートするんですけど・・・
その普段、思い浮かべない規模の土地、人民に脳内を占拠されるのは。
なんとも恐いような新鮮さがあったりして。これは捨て難い醍醐味かなぁ。


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2012.05.13 04:08 まとめwoネタ速neo

プロフィール

Author:彩月氷香

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時々、写真や雑記も。

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  • 重耳(中) 宮城谷 昌光
  • 2012年05月12日 (土)

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