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朝2時起きで、なんでもできる  枝廣 淳子

4763194208
サンマーク出版
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勉強するための時間を捻出しようと思った著者は、子持ちの主婦。
なんと、8時に寝て2時に起きるという独自の生活サイクルを編み出す。

全編ひたすら彼女のパワフルな前進の姿勢に圧倒されます。
なにしろ英語が全く出来ないのに「同時通訳になる」と決めて。
しかも「二年後」という具体的な期限を定めて、達成してしまう。

ま。この方、英語は出来なかったとは言え、もともと頭がいいんですよ。
さらに学ぶことが非常に好きであるという素地をお持ちです。
なので、これを真似たら誰でも同時通訳になれる・・・ってことはない。
彼女自身に「フツーの主婦」と言われると殺意を覚える方もあると思う。
(教育心理学専攻とはいえ、東大大学院卒でありますから・・・)

ただ。よくある自己啓発とちょっと違うな、と感じたのは。
彼女の「独自性」。勉強法を自ら編み出す過程に見るべきものがある。
やり方を模索して、組み立てて、臨機応変に修正する・・・ココです。
これが理論的にバッチリ構築出来ちゃうのも彼女の非凡さなわけですが。
そう腐らずに、凡人なりにも見習える点はあると思います。

あと。「人とちがっていても構わない!」という信念。
何よりも見習うべき点ですね。そう思うようになったのには理由もあり、
著者が小学生の時に経験したことが底辺にあるのですが、感心しました。

何かを本格的に学ぼうと決心した人は、読んでみる価値大です。
自分にとって最善の勉強法は自ら作り出すほかないことがわかります。
誰が何と言おうと自分の道を歩む勇気も分けてもらえます。

彼女の生活を「主婦としてどうなのよ?」と非難することは簡単ですが。
(何せ、ダンナが帰って来た時はすでに寝ている・・・)
そこにあるのは、我が身と比較した妬みと諦念ではないでしょうか。
自分らしく生きるということは、我儘で自己中心的に見えやすいもの。
っていうか、実際そうなのかもしれないけど・・・それが悪いこと?

自分がどうありたいか、を真剣に考え抜いて。
時には我儘と非難されることにも動じない胆力がなければ何もできない。
しかし、こんなに強くなれる人は、なかなかいない。
そうはなれない人には、それなりな道もあるとは思うよ・・・うん。

頑張ろうとしても頑張りきれない人も私は好きだよ・・・。
(って、自分のことか? 結局、自己弁護なのか!?)

(2012.5.25)
学習法というよりは、自分のマネジメント法を指南してくれる本。
参考になる、いや参考にしたい、いえいえ爪の垢を煎じて飲みたい、
そんな記述がてんこもりでした・・・というわけで。
本書に貼った付箋の数・・・56枚。


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  • 朝2時起きで、なんでもできる  枝廣 淳子
  • 2012年06月22日 (金)

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