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シンプルに生きる モノを持たない暮らし  ドミニック・ローホー

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幻冬舎
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いかにモノを減らすか。
ただ少ないだけでなく、その数少ない物の全てが美しくあれるか。
そのための心構えをコンコンと説く、という内容です。

この手の本を読み漁ってきた私には目新しいことはゼロ。
わかってます。ハイ、言われなくても承知してます。
・・・でも、出来ない。

理屈を理解するのと、実際に行動に移すのとの間の深い溝。
乗り越えるのは、やっぱり簡単ではありません。

捨てるには勇気が必要です。処分することが難しいのではありません。必要か否か判断することが難しいのです。特定のモノとの“別れ”は辛いものです。でもそれができたときの満足感には格別なものがあります。

そうなんですよねぇ。「必要」を絞り込むのは困難。
私の場合、すでに散らからない程度には物は減っているので。
不要と言い切れるものは身の回りに見当たりません。

もう一歩進むとなると、生き方の美学の問題になってくる。
自分の好みの把握も厳密・厳格であることが求められる。

少なければいいわけでなく、全てのものが調和しているのが理想。
となると。となると。まだまだ道のりは長いです・・・

ほどほどに雑然としてるのも良いんじゃない?と。
思えて来たりもしなくもないんですよね、正直なところ。
ただ・・・心のどこかで「美しくないもの」は拒否してますね。

勿体なくて処分できないけど実は要らない物はあるのです。
それを自分自身でも認められないだけなのだと思います。

著者は敢えて贅沢であることを推奨します。
素材にはとことんこだわること。品質のための投資を惜しまないこと。
安物や中途半端は駄目、と。完璧なものしか持つな、と。

随分、窮屈な思想のようにも感じられるでしょうが。
シンプルな美というのは、そういうものだと思います。

キーワードは「妥協を一切しない」。

ずーっと。そのようにありたいと思って実現できていない私。
凡人には随分と高過ぎるハードルなのです。
ただ言えることは。妥協して買ったものは遠からず嫌になる。
思い返せば、必ず新たに買い直す羽目になっています。

しかし・・・見る目も養わないと。
良い物であり、かつ自分に合う物を選ぶことが出来ないわけです。
やはり、なかなか到達することは難しい領域ですね。

(2012.6.6)
今まで彼女が提唱してきたことと何ら変わりありません。
コンパクトで要領よく内容がまとめられているので、
気が弱った時に読み返して「妥協」を追い払うのに役立ちそう。
本書に貼った付箋の数・・・28枚。


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  • 2012年07月13日 (金)

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